呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

「こうげん」マスターのご冥福を祈ります

2008-04-30 23:15:27 | やきとん・やきとり・やきにく・ステーキ
       この牛スジ煮込みはイメージ写真です
       もっと美味しい牛スジ煮込みだったよ



地元・東高円寺で散々お世話になった居酒屋兼ラーメン屋「こうげん」のマスターがお亡くなりになっていた。

昨年の秋ごろに入院されてから、とうとうお店が復活することはなかった。

親獅バンドのメンバーとの呑み会もよくやらせてもらった。

土曜日昼は、出かける前やバンドの練習前に呑みながらラーメンをいただいて腹を満たした。
なんせ、土曜の昼はラーメン300円!
酒呑んだらラーメン安くても勘定は普通といっしょだけど。

仕事や他所での呑み会でクタクタになって地元に帰ってきてから、
家に帰る前のリセットのためによく寄らせていただいて、
相談に乗ってもらったことも多かったな。

マスターは「相談されてもみんな答えを持ってるし、望む答えしか期待してないから真面目に聞いてらんねぇよ」と言いながらも熱心に聞いて答えてくれたもんだ。
夜中の2時3時まで付き合ってくれたこともあったなぁ。

ここのラーメンはシンプルな魚ダシの醤油ラーメンで好きだった。

しかし、何よりも好きだったのが「牛スジ煮込み」。
ここの牛スジ煮込みを喰ったら他のは喰えない。

店に「こんにちは~」と入ると、
マスターが「ホッピーに牛スジかい?」と言ってくれるほど毎回スタートはそれだ。

地元・東高円寺で生まれ育って、店をやっていたマスターは
自分にとっては東高円寺の親父のような存在だったのかな。

年初に商店街で挨拶して回っているマスターから声をかけられたとき、
あまりに変わってしまった姿に最初はマスターだと判らなかったのが辛い最後の想い出です。

マスター、天国では店やらなくともいいから。
ノンビリやろうよ。

ご冥福をお祈りいたします。
合掌