呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

シリーズ一品 その47「牛肉飯(牛丼)」

2013-10-16 23:31:19 | ロック

芝大門「味芳斎」

軟らかく煮込まれた牛肉を独自の配合のスパイスでドロッドロに味付け絡めた、
中華(四川)料理と言うよりもエスニック料理と呼びたくなる通称「牛丼」
他所では喰えない、オンリーワンなメニュー。



口にした途端、
ヒリヒリ来るような辛さと、
ビリビリするような山椒の痺れに見舞われる。

一気に汗だくになる。

しかし、カレーに使われるようなスパイスの風味がクセになって、
しばらく経つと喰いたくなる麻薬系の味。


「味芳斎 本店」

その日は、
ちょっと前までは店の壁中にヘアヌードカレンダーを貼ってあったという、
この本店に行って名物エロ店主の愛憎溢れる罵詈雑言と直球な下ネタの
洗礼を浴びるのが辛かったので、支店の方に行ったのだが、
喰い終わった後、店の人にエロ店主の消息を聞いてみたら、
一昨年の7月にお亡くなりになったとのこと。。。。

絶句!

と同時に、
この店にそんなに行ってなかったんだ、と驚いた。

もう、
店行って注文して出てくるまでの間、散々に罵られることも、
飯を喰らいながら極限まで下品な下ネタを聞かされることもないのか。。。

合掌。


シリーズ一品 その46「ロースカツカレー」

2013-10-16 10:11:23 | 丼・カレー・ラーメン・パスタ・そば

八丁堀「ロダン」

自分の中では最も印象的な「カツカレー」



芸術的とも言える、このビジュアル。

鏡のような液面をしているカレールーは、
スパイシー&ビターで辛さを前面に出さず、
じわりと汗をかかせるスパイスを効果的に活かしたもの。

鏡のような液面をアートしているヘーゼルナッツソース。
スパイシー&ビターなカレールーに深いコクとパンチを出します。

カツは厚からず薄からずの上質の豚ロースを使っていて、
サックサクの揚げたてを味わえるように
あえてルーがかからないように乗せてある。

付け合せに、燻製された卵と素揚げされたじゃがいもが。
これがまた良い味出しててアクセントになる。

この「カツカレー」を850円で提供するマスターは、
相撲取りを思わせるファニーな風貌。

さらにスパイスを活かした「ホールスパイスカレー」
牛の塊りがゴロリと入ったハードビターな「ビーフカレー」
ルーがほとんどとろけたタマネギでできてる「チキンカレー」
など
個性的なカレーがオンパレードのこの店。



知名度低いんだけど、都内屈指のカレー屋さんですよ。