芝大門「味芳斎」
軟らかく煮込まれた牛肉を独自の配合のスパイスでドロッドロに味付け絡めた、
中華(四川)料理と言うよりもエスニック料理と呼びたくなる通称「牛丼」
他所では喰えない、オンリーワンなメニュー。
口にした途端、
ヒリヒリ来るような辛さと、
ビリビリするような山椒の痺れに見舞われる。
一気に汗だくになる。
しかし、カレーに使われるようなスパイスの風味がクセになって、
しばらく経つと喰いたくなる麻薬系の味。
「味芳斎 本店」
その日は、
ちょっと前までは店の壁中にヘアヌードカレンダーを貼ってあったという、
この本店に行って名物エロ店主の愛憎溢れる罵詈雑言と直球な下ネタの
洗礼を浴びるのが辛かったので、支店の方に行ったのだが、
喰い終わった後、店の人にエロ店主の消息を聞いてみたら、
一昨年の7月にお亡くなりになったとのこと。。。。
絶句!
と同時に、
この店にそんなに行ってなかったんだ、と驚いた。
もう、
店行って注文して出てくるまでの間、散々に罵られることも、
飯を喰らいながら極限まで下品な下ネタを聞かされることもないのか。。。
合掌。