呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

「ホープ軒」の歴史

2013-11-01 10:27:13 | 丼・カレー・ラーメン・パスタ・そば


千駄ヶ谷の「ホープ軒 本店」

1960年に屋台からはじめて歌舞伎町辺りを流していて、
現在の場所に店を構えたのが1975年だそうです。

創業53年!
今の場所でだけでも38年!

とにかく、
当時の東京では「とんこつラーメン」なんて他には無くて、
背脂がスープに浮いているラーメンはセンセーショナルな一杯だったんですよね。

ちょっと後ぐらいに、
恵比寿と渋谷の間の明治通り沿いに当時あった「香月」があったけどね。

「ホープ軒」は、けっこうあちこっちにあって、
自分が知っているだけでも千駄ヶ谷以外に、
吉祥寺、高円寺、大塚、野方、って感じですが、
他にもあるらしいですね。

でも、
系列が違っていたり、系列は同じだけど店名が「ホープ軒」じゃなかったりと
ありがちな複雑で判りづらい大人の事情系の紆余曲折があるようなので、
一概には言えないらしくその辺の事情は詳しいサイトでご覧下さい。

今でこそ珍しいタイプのラーメンではなくなったので昔ほど混んではいませんが、
根強いファンがいたり、駐車しやすい場所柄タクシーの運ちゃんなど、
来店客はひっきり無しと言うところですね。

店は以前よりはキレイになったとはいえ相変わらずだし、
人あたりはいいがおざなりな接客で私語が酷過ぎる店員さんたちも相変わらず。

でも「ホープ軒」はホープ軒。
たまに無性に喰いたくなる一杯なんですよね。


そう言えば、
15年ぐらい前にここでラーメンを喰っていたら、
オーナーらしき人が「おう、給料な!」
と店員ひとりひとりに袋を渡しているところを目撃したんだけど、
その袋が明らかに「立つな!」と思えるぐらいの厚みがあって、
「何枚ぐらい札が入っているんだろう・・・」と思ったもんです。

繁盛すれば儲かる商売であることは間違えないようです。