「カルボナーラ」 銀座「ラ・ボエム」
赤坂~六本木~西麻布と遊びまくっていたころの青春の店に、
この歳になって行くことになるとはね。
すべては「カルボナーラ」のせいなのだ。
なかなか旨いカルボナーラを喰える店が銀座に無いんだよね。
店員さんが来て、チーズをいいって言うまで削りかけてくれる。
とても嬉しくって「いいです」なんて言えなかったよ。
スモーキーなベーコンとクリーミーさを押さえた濃厚なソース具合。
バッチリ好みにストライクだったね。
昼でも暗い照明、アールデコチックな内装、外人さんの店員と
いつまでもバブル引きずっている演出感が涙を誘うね。
「メンチカツ定食」 築地場内「豊ちゃん」
「小田保」で「アナゴとじ丼」喰おうと思って行ったら長蛇の列。
必然的に自然と行列ができなくなった「豊ちゃん」へ。
期待しつつ「メンチカツ」を頼んだのだが、
やっぱり以前のようにデミソースはかかっていなかった。
メンチ自体はいい味なので、ソースをかけて喰っても旨いのだが、
やはり以前から親しんでいた「豊ちゃん」のメンチの味が欲しかった。
見た目にも寂しいんだよなぁ。
この日もいい天気でね。
ターレットも飛ばし気味だったね。
落としものもイマイチ盛り上がりに欠ける。
「しょうが焼き定食」 八丁堀「山福ラーメン」
やんちゃな盛り付け。
度を越した味の濃さと油ギッシュさ。
限度がアル・ジャロー。
もう少し以前は丁寧だったのになぁ。
でも、また行っちゃうけどね。
「ロースカツ定食」 新橋「まるや」
新橋で「まるや」と言えば、泣くサラリーマンも笑う安くて旨いとんかつ屋さん。
揚げ物の立ち呑み屋やカツ丼専門店も出店している。
青山にも支店を出したよね。
ロースカツは、この大きさで700円ならたいしたものだ。
大きくて軟らかいけど、それは肉を叩いて伸ばしているいるからなのは判りますよ。
でもいいじゃん。
みんなの喜ぶ顔が見られればさ。
そんな心意気が店からは感じられるから、リーマンオヤジたちに愛されているんだと思うね。