呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

金沢への旅 2日目も暗くなってから

2019-04-20 12:31:47 | 家の日常・旅・レジャー


夕方16時ぐらいに金沢駅へ。

駅構内 金沢百番街「あんと」の「黒百合」へやっと入店。

「金沢おでん」のお店ですが、金沢の郷土料理がリーズナブルな値段でひと通りいただけるので、

金沢を味わう登竜門としては、金沢駅構内という立地もあって使い勝手のいい店です。

すでに、地元の呑んベエジイサンや乗車待ちの観光客などでほぼ満席。



カウンターの空いている席に案内されて、

まずは生ビールで喉を渇きを潤しながら「どてやき」

大阪のソウルフード「どてやき」ですが、

金沢でもおでん屋に行けば必ずある一品。

プルプルの牛すじを温かい甘い味噌にドップリつけて出してくれます。

ああ、金沢の味。



「どじょうの蒲焼」

これも子どものころから慣れ親しんだ味です。

苦味のあるどじょうの開きを甘いタレでカリカリに焼いてあります。

子どものころは道端にこれを売っている露店があって1本5円だったな。

買い喰いしたもんです。



熱燗にしました。

ここの燗酒用の銘柄はなんやったかね。

もちろん、金沢の地酒やろうけど。



「牛すじおでん」

酒にあうああう!

たまら~んげんてぇ。


さて、まずは入門編の「黒百合」をキメたので、

この後はブラブラ歩きながら香林坊・片町方面に繰り出しますか。

って、吉田類かっ!(笑)





前日夜、元気も勇気も無くて行けなかったこちらの飲食店街の店にチャレンジ!



「食べ処 そのちゃん」

ちょっと覗いてみて、ご年配のおかみさんと目が合ったので入ってみました。

こちらの飲食店街はどこも小さなお店ばかりなので、

「そのちゃん」もおかみさんお一人でやっている店です。



なにせ初めて入ったし向こうも初めての客だと判るわけだから、

とても警戒されている様子だったけど、自分が金沢出身で父の墓参りで来て~

と話しをしていくに従って、打ち解けてくださいました。

金沢の人はそれほど他所の人に慣れてないところがありますね。



ヒコイワシ煮たの旨かったなぁ。



「こんかにしん」

酒呑みの父の大好物だったツマミ。



だったら酒も呑まなきゃ。



ぶた串(やきとん)もあるというから「しろ」をもらいましたが、

これはちょっと・・・でした。



「茄子の塩もみ」

あ~これも懐かしい味やったわ。

うんうん。





さて、店を出て隣りが寿司屋だってことに気がついた。

前日、「あづま寿司」が店をたたんでしまったので寿司が喰えなかったからな。



また、ビールからやり直し。

こちらの店も大将おひとりで、ちょっと雑然とした店内でした。



「おまかせしかできませんけど、いいですか?」と言われたが、

もうまかせてしまうしか無いでしょう。



もう、テンポ良くありとあらゆる握りが出てきます。

一貫ずつ出てくるので助かります。



金沢が誇る白身の魚の寿司が多くて嬉しいねぇ。



いやいや、思わず顔もほころんで楽しくなっちゃう。

大将との会話も弾んで判明したことですが、

なんと大将とオレが金沢にいたころ通っていた小学校が一緒だった!

大将はちょっとだけ先輩だったんだけど、ビックリ。

もちろん、住んでいた場所も近いわけだから思わず盛り上がる。

金沢はやっぱり狭い街。

みんなどこかで繋がっていて、なにか判っている。

悪いことができない街なんだな。


とても満足しつつ、さらに片町を徘徊。
(それに関しては割愛させていただきます)



〆は朝までやっているうどん屋「ジャンボ庵」で「他人丼」

旨いなぁ~



関東で「他人丼」と言えば豚肉と卵なのだが、関西では牛肉と卵なんだよね。

関東では「開化丼」って言いますけどね。

旨いわぁ~



さて、ここまでで限界です。

また明日も金沢で深夜には京都入りだな。

まだまだよ!



つづく