呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

金沢への旅 3日目(最終日)

2019-04-23 23:24:49 | 家の日常・旅・レジャー


金沢3日目の朝は少し遅め。

2泊お世話になったホテルをチェックアウトして、

前日深夜からの雨で濡れる武家屋敷界隈をブラブラ。

この日の夕方には金沢を発って、京都に移動する予定なのです。

それまでなにをするかと思案していると、



携帯電話が鳴って、出ると父の弟であるM叔父さんからだった。

M叔父さん「お~なにしとらんや!」

オレ「武家屋敷をぶらぶらと・・・」

M叔父さん「特にやること無いがなら健康ランド行くぞ~!」

オレ「あ~ハイ・・・」

ということで、「葵寿司」の駐車場まで来い!とのことなので、

バスを乗り継いで長町へ。



いました!

M叔父さんの独特の車。



・・・・・・・



叔父さん・・・ヤバイって。



「乗れまぁ!」

と言われたが、助手席も後部席も荷物(ガラクタ)だらけで乗るだけがやっと。



とにかく健康ランドへ。

M叔父さん「もう会社はK(息子)がしっかりやってるから、わしゃ毎日ここに夕方までおらんや」

とばかりに、フロントで散々大騒ぎして「じゃ、1時間後に宴会場集合な!」

初めて来る甥っこを放置して風呂に行ってしまった。

M叔父らしい。

まあ、じゃあオレもひと風呂浴びますか。



1時間も経たないうちの集合場所の宴会場に行くと、

叔父はイカ丸焼きにカブリつきながら、すでに生ビールをあおっていた。



ステージ上では歌謡ショーが行われていて、じいさんばあさんが手を叩いている。

なんだか大きな人形ケースの中に大きな人形が入っていて・・・



・・・・・・・



黒子が開けた人形ケースから人形が出てきて、ド演歌をバックに踊りだす。

こりゃ、いいや!

健康ランドの宴会場はこうじゃなきゃね!(笑)

ゲラゲラ笑いながら観ていたら、せっかちな叔父さんが「もういいか?」と。



焼肉コーナーに移動して、叔父さん推奨の「能登牛のサーロインステーキ」を喰らう。

叔父さん「毎日来て毎日これを喰っとるんや。もう飽きたわい!」



オレに全部喰えと促してくれる、口が汚いが優しいM叔父さん。

いただきます! ありがとうございます。



ひとしきり呑んで喰ってしまうと、

「ああ、そろそろ寝んとイカン時間や」

「ワシは夕方の水戸黄門まで寝たり起きたりしておるから、お前は適当に行けな!」

「駅まで行く無料送迎バスもあるし、適当に駅行って京都行けや。送らんからな」

すごーく無骨なんだけど、すごーく温かいM叔父との珍しいサシの時間でした。

楽しかった。

ありがとうね!



長風呂でさっぱりして金沢駅に移動。

まずは「お多福」でうどん喰うか。

毎日喰っても飽きないのが金沢のうどんやね。



「あんかけうどん」



トロットロの餡がかかったおうどん。

おろし生姜もたっぷり乗ってます。

昔はこれに刻んだいなり(油揚げ)が入ると「たぬきうどん」って言うたもんやけどね。



うどんはモチッモチ。

温まるねぇ~ というか汗だく・・・

金沢のうどんは、個人的には「加登長」よりも「お多福」の方が好きかなぁ~



で、また「黒百合」に入って列車の出発時間まで呑みながら時間つぶし。



「ブリ刺し」

まだ「寒ブリ」とはいかない時期でしたが、十分に脂が乗ってた。



「蕗のおでん」

旨いなぁ~

おでん汁が最高だねぇ。

汁だけで酒が呑めるよ。

それにしても、

健康ランドで散々ごちそうになって、うどんも喰ってだから、さすがに苦しいね。

よく喰った3日間でした。



さて、金沢をあとにしますか。



こいつに乗って2時間半ぐらいで京都に着く。



生まれ故郷の金沢は、やっぱりオレに温かい。

街も人も喰いものも呑みものも、みんな温かかった。

また来るよ~!

って、3回忌もあるからまた行くことになるんだけどね。



京都編につづく