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北朝鮮への警戒強めるアメリカ 自主防衛を急ぐ韓国、出遅れる日本

2017年08月04日 06時15分33秒 | 日記

北朝鮮への警戒強めるアメリカ 自主防衛を急ぐ韓国、出遅れる日本

北朝鮮への警戒強めるアメリカ 自主防衛を急ぐ韓国、出遅れる日本

 

 

度重なるミサイル発射で、北朝鮮への警戒は強まるばかりだ。

 

7月28日に北朝鮮が発射した大陸間弾道弾(ICBM)について、ロイター通信は米政府当局者の話として「米本土の大部分に到達する可能性がある」と伝えている。

 

当局者は北朝鮮がICBMを開発する動機は「自国への攻撃を避けるため」と分析するが、これに核弾頭を搭載できるようになれば、現実には他国を恫喝することが可能になる。

 

8月2日には、9月1日以降、アメリカ人の北朝鮮への渡航が原則禁止となり、北朝鮮にいるアメリカ人も、9月1日までに国外退去することが呼びかけられた。6月には、1年半北朝鮮に拘束されていたオットー・ワームビアさんが、帰国後に死亡する事件が起きた。アメリカ人が逮捕・拘束されるリスクが高まっていることを受けての措置という。

 

1日にアメリカのNBCテレビに出演した共和党のリンゼイ・グラム米上院議員は、トランプ氏と面会した際に「北朝鮮を阻止するために戦争が起きるとすれば、現地(朝鮮半島)で起きる」と聞いたと明かしている。トランプ氏直接のものではないが、北朝鮮に対し、アメリカが軍事行動に出る可能性を示したことで注目を集めている。

 

一方、グラム氏の発言により、アメリカが「軍事行動の方針を固めた」との印象を与えることを避けるためか、国務長官のレックス・ティラーソン氏が1日に異例の会見を行った。「北朝鮮の体制転換や体制崩壊などを希求しない」と発言しつつ、非核化を条件に北朝鮮と直接交渉を行う用意があるとした。

 

4月の米中首脳会談でアメリカに対し、北朝鮮への圧力をかけることを約束した中国だが、結局は何もしないままだ。それでもティラーソン氏は「責められるべきは北朝鮮だけ」として、引き続き中国の協力を求める姿勢を示している。

 

ただ、トランプ大統領は7月末、「北朝鮮について、何もしなかった」とツイッターで中国への失望を明らかにしている。今後中国に対し、不正な貿易慣行などを理由として高関税などの制裁を科すことを見据え、調査を検討しているとロイターが報じている。

 

 

自主防衛を進める韓国

そんな中、韓国の文政権は、有事を見据えての国防強化に本腰を入れ始めている。

 

北朝鮮からICBMが発射された7月28日深夜、韓国政府は米韓ミサイル指針の改定交渉を進めることを発表した。現在の指針では、射程距離800キロの弾道ミサイルに搭載できる弾道重量は500キロに制限されているが、これを倍の1トンに増やす方針だ。

 

核兵器の使用兆候があった時を想定し、文在寅大統領が、金正恩氏がいる中枢周辺を集中攻撃する韓国型大量反撃報復作戦(KMPR)の早期整備を指示したとの報道もある。国防相の宋永武(ソン・ヨンム)氏も、原子力潜水艦の建造について検討する準備があると発言するなど、自主防衛体制を急速に進める意向を示している。

 

こうした国防強化策の背景には、北朝鮮がICBMでアメリカ本土を攻撃できるようになった場合に、アメリカが攻撃を受けるリスクを負ってまで、韓国防衛を行えなくなるということへの危機感がある。

 

トランプ大統領は選挙中、日本と韓国の核武装を認める可能性に言及したことがあったが、確かにアメリカの核の傘が機能しなくなった場合、軍事侵略の意図を持つ核保有国から身を守るには、他に手段がない。北朝鮮に対応するために、残された時間はほとんどないといえる。

 

日本を取り巻く状況は韓国と全く同じだ。それにも関わらず、憲法9条の改正も道のりは遠い。しかも、韓国については、文政権が反日政策で北朝鮮と共闘し、融和的に統一するというリスクが消えていない。北朝鮮への対策を、韓国任せにするわけにもいかない。

 

残された時間はほとんどない。アメリカと協力しつつ、日本はアジアの平和を守るためにも自主防衛の実現を急がねばならない。

(河本晴恵)

 

【参考書籍】

幸福の科学出版 『戦後保守言論界のリーダー 清水幾太郎の新霊言』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1894

 

幸福の科学出版 『政治の意味 日本と世界の論点、その「本質」と「未来」』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1883

 

【関連記事】

2017年8月3日付本欄 自由と民主主義か、恐怖による支配か――人類の運命を分けるものとは 大川総裁が東京ドームで22年ぶりに講演

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13344

 

千眼美子(清水富美加)、東京ドーム歌披露に反響 幸福の科学グループ活動の目的とは?

2017年08月04日 06時14分00秒 | 日記

千眼美子(清水富美加)、東京ドーム歌披露に反響 幸福の科学グループ活動の目的とは?

大川隆法 IN 東京ドーム 千眼美子 清水富美加

東京ドームで2日、大川隆法・幸福の科学総裁の講演会が開催された。その前座として、2月に同グループに出家した千眼美子(清水富美加)さんが、歌を披露したことが話題を呼んでいる。歌ったのは、2018年初夏に公開予定の映画「さらば青春、されど青春。」の主題歌「眠れぬ夜を超えて」。

 

歌の様子の一部は報道番組などで紹介され、ツイッターでは、「千眼美子さんの歌好きやねんけどw」「お!千眼美子の歌っとる歌の楽曲は誰や?ええやん」「ふみカスの歌はSpotify(音楽配信サービス)で配信してほしいな」といったコメントが並ぶ。

 

千眼さんは、多くの感動を呼ぶ形で、「公の舞台」への本格復帰を遂げたようだ。

 

 

芸能活動を通じて「生き方のヒント」を発信する

芸能や政治など、様々な分野に進出する同グループの活動は、しばしば話題を呼ぶ。その真意は何なのだろうか。

 

千眼さんの芸能活動復帰については、「単なる移籍ではないのか」「団体の単なる広告塔ではないのか」という指摘も一部ある。しかし出家後の“活動の質の変化"について、千眼さんは本誌8月号の取材にこう語っている。

 

「同じ映画でも、ここで創るものは、単純に見た人を笑顔にしたり、ハッピーな気持ちを感じてもらうだけでは終わりません。『こういう生き方をしていったら、自分もそうだけど、他人も幸せにしていけるよ』っていうもの。一過性のものじゃなくて、人をずっと永久的に幸せにするっていう目的があるんです」(2017年8月号記事)

 

今回の歌を主題歌とし、千眼さん自身も出演する映画「さらば青春、されど青春。」も、単なるエンターテインメントであるのみならず、「青春と恋の物語」を通じて、人が悩みを解決し、幸福になる生き方のヒントを世に問うものだ。

 

 

大川総裁講演は「国際紛争解決への考え方」を示す

歌の披露後に行われた講演も、その主旨は同じだ。大川総裁は個人の問題のみならず、北朝鮮の核ミサイル問題、中国の覇権拡張や、イスラム教のテロ、キリスト教との宗教戦争などを解決する「考え方」について語った。

 

詳細は http://the-liberty.com/article.php?item_id=13344 をご覧いただきたい。

 

本講演内容についても、参加したゲストからは以下のような声が寄せられた。

 

「世界が本当の意味で一つになるにはどうしたらいいのか、よく理解できました」(書籍編集部編集長)

 

「北朝鮮問題に対する米国の対応と、その結果による将来の展望についての話に感銘を受けました。また、世界各国の政教分離の問題点、そしてなぜ(宗教間で)戦いが起こるかということを論理的に説得されている点に感銘を受けました」(証券会社社員)

 

「世界各国で自由と平和を絶叫している現在、その反面、北朝鮮独裁者は、自分の体制を死守する為、核開発、弾道ミサイルで平和的な人類を脅しています。これは金正恩自身に正しい信仰が無いからです。彼には、今夜の大川総裁の心からの叫び・教えを胸に抱いて欲しいと願うばかりです」(NPO幹部)

 

「『神は人を殺すことを望んでいない。神の声を聞け』という言葉が心に残りました。なぜ指導者たちが神の声が聞けないのかと言えば、孤独による恐怖心からだと思います。今は宗教の本質が変わりつつありますが、本来、宗教は恐怖を乗り越えるためにあるはずです。今日の話は納得することが多かったです」(ジャーナリスト)

 

「世界平和と愛における人々の相互理解を訴えるメッセージに満足したという印象です」(某国大使館関係者)

 

青春の悩みから国際紛争まで――。同グループの活動の目的は、様々な形態の、個人や社会の諸問題を解決し、幸福に導くための「考え方」の発信にある。

 

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2017年8月3日付本欄 自由と民主主義か、恐怖による支配か――人類の運命を分けるものとは 大川総裁が東京ドームで22年ぶりに講演

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2017年8月号 【巻頭インタビュー】千眼美子(清水富美加)「働き方」より、働く理由。 - 女優だけど、女優じゃない

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