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36歳になる韓国男性と、韓国系アメリカ人の女性の間の24年間にわたる、まったくの純愛を支えた、パストライブス(過去世)への想い。 映画「パストライブス 再会」【高間智生氏寄稿】 2024.06.09

2024年06月10日 05時50分24秒 | 日記

36歳になる韓国男性と、韓国系アメリカ人の女性の間の24年間にわたる、まったくの純愛を支えた、パストライブス(過去世)への想い。 映画「パストライブス 再会」【高間智生氏寄稿】

<picture>36歳になる韓国男性と、韓国系アメリカ人の女性の間の24年間にわたる、まったくの純愛を支えた、パストライブス(過去世)への想い。 映画「パストライブス 再会」【高間智生氏寄稿】</picture>

 

 

全国で公開中

 

 

《本記事のポイント》

  • 「運命の赤い糸」とめぐり逢いの真実
  • 女性の魂の属性としての羞恥心
  • 恋愛相手のなかにある正直さや誠実さを大切にする

 

 

ソウルに暮らす12歳の少年ヘソンと少女ノラは、とても仲が良く、いつも一緒にいて惹かれ合っていた。しかし、ノラが、映画監督をしている父の都合で家族でカナダに移住することになり、突然の別れを迎える。

 

ヘソンは、その後もノラのことをずっと思い続け、兵役の軍事訓練中も彼女のことばかり思っていた。そして、小学校時代に離れ離れになった彼女のことを、ここまで思うというのは、きっと過去世からの夫婦の縁があったのではないか、そんな風に思い始める。一方、ノラは、カナダに移住した後、アメリカ・ニューヨークの大学に入学し、シナリオライターを目指す。そんな二人が離別から12年後に再会する……。

 

長編映画監督デビュー作となるセリーヌ・ソンが、12歳のときに家族とともに海外へ移住した自身の体験をもとにオリジナル脚本を執筆し、メガホンをとったのが本作品だ。

 

ノラ役はNetflixのドラマシリーズ「ロシアン・ドール 謎のタイムループ」のグレタ・リー。ヘソン役は「LETO レト」「めまい 窓越しの想い」のユ・テオ。2023年第73回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門出品で、第96回アカデミー賞では作品賞、脚本賞にノミネートされた。

 

 

「運命の赤い糸」とめぐり逢いの真実

この映画は、転生輪廻と過去世の縁をテーマにしたものだが、そもそも現代社会のように、国境越えて生活の基盤が移っていくことが頻繁に起きる流動的な社会において、本当にたった1人運命の人がいて、「運命の赤い糸」で、その人と巡り合えるのだろうかという疑問もあるだろう。大川隆法・幸福の科学総裁によると、現代では、生まれる前に結婚の約束している人は、複数いる場合もあるという。

 

人間はこの世に生まれてくるとき、天上界で夫婦の約束をし、第一候補を決めてきていますが、たいていは、ほかにも四、五人ぐらい、自分と結婚の縁のある人が地上にいて、A、B、C、D、Eといった順序もあるのです。そのなかで、まだ結婚していない人がいれば、守護霊はその人と急速に近づけてくれます。また、結婚の縁はなくても、過去世で一緒に仏法真理の勉強をしたり、一緒に仕事をしたりした縁のある人がいます。天上界の応援があれば、そうした縁が必要に応じて結婚縁に転じ、その結果、天上界で約束をしていなくても、結婚生活に入ることがあります。そうしたことはいくらでもあります」(『幸福へのヒント』)。

 

映画ではたった1人の運命の人という思い入れが、主人公を突き動かしていくのだが、気をつけないとこれは、執拗なストーカーにもなりかねない点には注意が必要だ。

 

縁のある人は複数いるし、別の縁が結婚縁に転化していくこともある。過去世に想いを馳せることは、霊的人生観として大切なものだが、加えて、いかに魅力的な人間へと自分を創り上げていくかという自助努力も、怠ってはならないことである。

 

 

魂そのものの属性としての羞恥心

2人の交流が再開するのは、それから12年後、24歳の時だ。

 

ある日、ノラがカナダの母とチャットで会話をしていると、ふと、小学校時代、自分と仲の良かったヘソンのことを思い出し、検索してみる。するとヘソンが彼女のお父さんのページに書き込みをしていたことを発見する。そして自分に会いたいと言っていることを見て、面白半分に彼に連絡を取る。

 

こうして、2人は12年ぶりにオンライン上で出会い、その後繰り返しチャットを通じて関係を深め合う。

 

ヘソンは再会できた喜びから、ぜひソウルに来てくれとノラを誘う。しかし、ヘソンの強い思い入れにひるみ、煩わしさを感じたのだろうか。ノラは、1年間のチャット会話の中止を提案する。

 

ヘソンはショックを受けながらも、それを受け入れるのだが、この冷却期間の間に、ノラは、たまたま知り合ったアメリカ人小説家と親密な関係になり、結婚してしまう。その目的は、アメリカ人と結婚した配偶者に支給されるグリーンカード(永住権)を手に入れるためでもあったということが後で判明する。

 

このように幼くして西欧圏に移住したことで、ノラがやや羞恥心に欠けた女性へと変わっていき、伝統的な韓国男性であるヘソンとの間に意識のギャップが生まれていることが、映画の面白みとなっている。

 

ノラが東洋社会に属する女性にあるはずの慎みや羞恥心を失っていくことについて映画は価値判断を示さないが、本来、女性にとっての羞恥心とは、魂の属性そのものであることを大川隆法総裁は『不動心』のなかでこう指摘する。

 

結局、色情関係というものが、なぜ自由に許されていないのかといえば、恥ずかしいという羞恥の感情が、魂そのものの属性としてあることに原因が求められます。すなわち、仏がそうした感情を予定していることに第一原因が認められるのです」(『不動心』)

 

人間を創造された大いなる存在が、原初に女性の魂に羞恥心を付与したということ、それを伝統として保持してきた東洋的な社会秩序の美点については、改めて見直されてもいいのではないだろうか。

 

 

恋愛相手のなかにある正直さや誠実さを大切にする

ノラが結婚したことを知ったヘソンは、そのことを受け入れつつも、ずっとノラのことを思い続け、結婚に踏み切れずにいる。

 

そして彼女の結婚から7年後、ヘソンはノラに会いにニューヨークに旅行する。ここが映画のクライマックスになっている。

 

再会した2人は、ノラの夫であるアメリカ人の男性も交えて3人で、バーで語り合う。その中で話題になるのが"過去世(パストライブス)"のことだ。

 

ヘソンはずっとノラを思い続けてきたのはなぜか、という疑問について、やはり過去世できっと何か縁があったのではないかという思いを直接彼女にぶつける。ノラもそれに応じて、様々な過去世を想像しながら、話に花を咲かせる。

 

やがてノラの夫も加わり、男性同士の間でも過去世で縁があって、それゆえ、こうして今一緒にいるのではないかとお互い納得する。

 

ここまで、終始一貫、ヘソンとノラの恋愛がとても節度のあるものとして描かれているのが大変印象的だ。

 

その理由を考えてみると、特に、男性のヘソンが、ノラとはきっと過去世で縁があり、今世でも一緒に夫婦となることを約束していたかもしれないという"三世の縁"という考え方を信じていて、それが彼の肉欲をコントロールする一つの歯止めの役割を果たしていることに気がつく。

 

これは一種の誠実さとでも言えるのではないだろうか。そして、ここが相手を見る際の一番のポイントであるべきだろう。

 

大川隆法総裁が『希望の法』のなかで、こう指摘している通りである。

見合いであろうと恋愛であろうと、外見だけで相手を決めた場合には、三年から五年、長くても十年以内には破綻すると見てよいでしょう。したがって、外見ではなく、もっと長続きするものを、相手のなかに見つけることが大事です。長続きするものとは何かといえば、やはり、その人の基本的な人生観です。それをまず見抜かなければいけません。相手のなかにある正直さや誠実さ、率直さ、まじめさ、こういうものに惹かれて結婚した場合は、あまり失敗することはないと思います」(『希望の法』)

 

映画は、7日間のニューヨーク滞在を終えたヘソンと最後の抱擁をして、彼を見送るノラの眼から涙が流れ出し、そのまま泣き続ける姿を描きつつ、エンディングを迎える。

 

彼女の涙は、ひたすら過去世の縁を信じ続け、ニューヨークにまでやってきたヘソンの姿の中に、自分が捨てて来た大切なものにノラが思い至った、後悔の涙だったようにも見えた。

 

やはり、過去世や霊的世界を、子供騙しの作り事だと考えることが、大人になることではあってはならないだろう。

 

打算や、計算づくの恋愛をするのではなく、人間が現世、来世、過去世を行き渡っている永遠の命であることを確信し、誠実に生きることこそ、本当の意味での大人の賢さなのだということを忘れてはなるまい。

 

『パストライブス 再会』

【公開日】
全国公開中
【スタッフ】
監督:セリーヌ・ソン
【出演】
出演:グレタ・リー ユ・テオほか
【配給等】
配給:ハピネットファントム・スタジオ
【その他】
2023年 | 106分 | アメリカ・韓国合作

公式サイト https://happinet-phantom.com/pastlives/

 

 

【関連書籍】

いずれも 大川隆法著 幸福の科学出版

 

 

【高間智生氏寄稿】映画レビュー

過去記事一覧はこちら


台湾有事などを想定し、海保が最大の巡視船建造へ 沖縄住民の避難は大きな課題 2024.06.08

2024年06月09日 05時12分23秒 | 日記

台湾有事などを想定し、海保が最大の巡視船建造へ 沖縄住民の避難は大きな課題

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石垣港に接岸する2隻の海上保安庁の船艇(画像:D.Cunningham / Shutterstock.com)。

《ニュース》

海上保安庁が同庁最大となる多目的巡視船を建造する方針を固めたことを、複数の政府関係者が明らかにしたと、7日付NHKニュースや8日付読売新聞などが報じています。

 

《詳細》

この巡視船には、多数の小型ゴムボートやヘリコプターを搭載できるようにし、指揮統制機能を持たせ、食料を備蓄し、住民などを最大で1500人乗船できるスペースを確保。いわば「海上基地」として活用する構想です。

 

中国公船が尖閣諸島に上陸しようとした際に、多数の小型ボートを巡視船から出動させることで、相手の動きを阻止したり、また、台湾有事や災害などが起きた際に、沖縄・先島諸島などから住民を避難させたりすることを想定しています。

 

建造計画の原案によると、巡視船は全長約200メートル、総トン数3万トン程度で、検討が進んでいます。3万トンになった場合、海保が現在保有する最も大きい巡視船の3~4倍の大きさになります。

 

海保は2025年度予算の概算要求に関連経費を盛り込み、29年度以降の運用開始を目指すとしており、将来的には2隻体制にすることも検討しているといいます。


「コロナ対策の顔」ファウチ氏が公聴会で厳しい追及を受ける 子犬を寄生虫に感染させる残酷な実験も指摘され、ファウチ氏は終始防戦 2024.06.07

2024年06月08日 05時30分00秒 | 日記

「コロナ対策の顔」ファウチ氏が公聴会で厳しい追及を受ける 子犬を寄生虫に感染させる残酷な実験も指摘され、ファウチ氏は終始防戦

<picture>「コロナ対策の顔」ファウチ氏が公聴会で厳しい追及を受ける 子犬を寄生虫に感染させる残酷な実験も指摘され、ファウチ氏は終始防戦</picture>

 
画像:Tennessee Witney / Shutterstock.com

《ニュース》

米政府の新型コロナウィルス対策を指揮したアンソニー・ファウチ前国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長がこのほど、公開の場となる議会公聴会で引退後初めての証言を行い、議員から厳しい追及を受けました。

 

《詳細》

下院新型コロナウィルス感染症特別小委員会が開いた公聴会を通じて、議員らは、ソーシャルディスタンスや子供へのマスク着用義務化など、さまざま感染対策の妥当性に関し、ファウチ氏を追及しました。

 

以前にファウチ氏は、ワクチンを接種するように人々に圧力をかけるため、接種しなければ生活が難しくなるようにすれば、「彼ら(接種したくない人)はイデオロギー的なくだらない主張を捨てて、ワクチンを接種することが証明されている」と述べていました。公聴会で議員から、「接種に反対する意見はくだらない主張なのか?」と問い質されると、そうではないと否定したものの、即座に追撃を受けました。

 

委員会が科学的根拠はないと問題視するソーシャルディスタンスについては、ファウチ氏は1月に行われた非公開形式の場で、「覚えていない。突然、それは現れたんだ。5フィートか6フィートか、あるいは何をすべきかという議論があったかは覚えていない」と答えていました。この発言の説明を求められると、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が距離を取るように推奨したのであって、それに対して異議を唱えることは適切ではないと、はぐらかしました。

 

さらに、子供のマスク着用に関する科学的根拠をめぐっては、「子供にマスクを着けることが感染を防ぐ確実な方法であるかどうかについては、まだはっきりしていない」と述べ、ソーシャルディスタンスとともにマスク着用も、科学的根拠がないことが改めて浮き彫りとなりました。

 

公聴会では、NIH(国立衛生研究所)の科学者が2021年から23年にかけて、製薬会社から7億1000万ドルのロイヤリティ(特許使用料)を受け取っていたという米紙ニューヨーク・ポストの報道が引き合いに出され、ファウチ氏は追及されました。そして共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員は、ファウチ氏を人道に対する罪で起訴すべきであり、同氏の居場所は刑務所であると語りかけました。


東京都がマッチングアプリを独自開発へ──目に余る自治体の少子化対策の迷走 根本原因の見極めが必要 2024.06.07

2024年06月08日 05時28分45秒 | 日記

東京都がマッチングアプリを独自開発へ──目に余る自治体の少子化対策の迷走 根本原因の見極めが必要

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《ニュース》

東京都が少子化対策の一環として独自のマッチングアプリの開発を進めています。今年の夏にも実用化する予定です。

 

《詳細》

マッチングアプリとは、恋人や結婚相手を探すためのサービスを提供するアプリで、写真やプロフィールなどをもとに、お互いに求める条件が一致すれば、交際や結婚に発展することになります。

 

東京都は少子化対策の中で「出会い・結婚への希望を叶える支援」として、昨年度は2億円、今年度は3億円の予算を計上しています。昨年12月には、ウェブ上でのマッチングシステムのテスト運用を開始。加えて、スマートフォン向けのアプリを民間に運営委託するかたちで、今年の夏ごろまでの実用化を目指しているといいます。

 

都の開発するアプリは信頼性を高めるため登録審査を厳しくしています。運転免許証などの顔写真付き本人確認書類、独身証明書または戸籍謄本の提出、源泉徴収票など所得証明書の提出のほか、身長や最終学歴、仕事内容などの個人情報の登録も必要になるといいます。

 

ほかにも、都は新たに5000万円を投じて「結婚にまつわるエピソードと思い出ソングの募集」などに取り組んでいます。

 

東京都だけでなく、少子化対策の一環として「官製婚活」を推進する自治体は多くありますが、その「迷走ぶり」には懸念の声が相次いでいます。


中国政府による借金滞納者への取り締まりが厳しさ増す 経済苦境の中、これまで以上に国民統制を強化 2024.06.06

2024年06月07日 05時15分52秒 | 日記

中国政府による借金滞納者への取り締まりが厳しさ増す 経済苦境の中、これまで以上に国民統制を強化

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《ニュース》

中国政府は、借金滞納者の給料を差し押さえる、政府の仕事に就くことを制限する、高速鉄道や飛行機の利用を控えさせる、多額の保険に加入することを禁じる、休暇に出かけることや高級ホテルに泊まることを禁じるなどして、借金滞納者への処罰を強化しています。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じました(4月23日付電子版)。

 

《詳細》

WSJの報道によると、借金返済での法的義務を果たさなかったとして、「失信被執行人」という中国政府のブラックリストに掲載された借金滞納者数は830万人。家計債務(家計が抱える金融機関などからの借金)の総額は、約11兆ドル(約1700兆円)に上っています。

 

中国で個人債務が増加した原因の1つが、不動産への投資ブームです。ブームが去り、不動産価格が下落傾向にある中で、多額の債務を抱えた人が多く出ています。またクレジットカードやアリペイ、ウィーチャットアプリなどの電子決済で多額の債務を抱えた人も多いと指摘されています。

 

借金滞納者への処罰は幅広く、ビジネスインサイダーによると、中国の一部の電話会社は、債務者に特別な着信音を割り当てることで、他の人に破産寸前の人と通話していることを警告することまでしていると言います(4月30日付)。

 

中国では、2021年3月からハイテク都市の深センで同国初となる個人破産制度が始まっていますが、今なお大半の人々が自己破産をすることを認められていません。現行制度は債権者(国有機関が多い)の保護を重視しているためです。

 

WSJによると、個人破産制度が整えられれば、不良債権のコストは債権者と債務者に分担されることになるため、「習近平国家主席が掲げる格差解消の目標『共同富裕』を達成することにつながる」ことから、専門家たちは早急に個人破産制度を整える必要があると指摘しています。


トランプ裁判の裏でバイデン氏の息子の刑事裁判が始まる バイデン氏の「犯罪隠蔽工作疑惑」も浮上し、大統領選への影響は免れない 2024.06.05

2024年06月06日 05時28分29秒 | 日記

トランプ裁判の裏でバイデン氏の息子の刑事裁判が始まる バイデン氏の「犯罪隠蔽工作疑惑」も浮上し、大統領選への影響は免れない

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画像:Andrew Leyden / Shutterstock.com

《ニュース》

バイデン米大統領の次男ハンター・バイデン氏が、虚偽の申告をして銃を違法に購入した罪に問われている裁判が3日(現地時間)、始まりました。

 

《詳細》

ハンター氏は現在、「脱税」と「虚偽の申告による銃の違法購入」の容疑でそれぞれ起訴され、2つの刑事裁判を抱えています。今回開始した裁判は後者の容疑に関するものです(前者は9月に開始予定)。

 

「薬物中毒」として知られるハンター氏は2018年、米デラウェア州にある銃砲店で銃を購入しました。その際、違法薬物の使用者は購入を禁止されているにもかかわらず、「使用していない」と虚偽の申告をして購入したことで、「虚偽申告」「違法購入」「不法所持」の3つの重犯罪で起訴されました。現職の大統領の子供が刑事事件で起訴されるのは、これが初めてだといいます。

 

ハンター氏は無罪を主張しており、弁護側は「銃購入時にハンター氏自身が薬物依存状態にあると認識していなかった」と述べています。一方、検察側は、ハンター氏のノートパソコンに記録されていた「コカインとみられる白い粉」「上半身裸のハンター氏がコカインを吸引しているように見える画像」から、銃購入時点で薬物依存だったとする証拠を提示しています。

 

3つの罪状すべてで有罪判決を受ければ、ハンター氏は最長25年の懲役刑を受ける可能性がありますが、前科がなく初犯であるため、軽い刑でとどまるとも言われています。また、裁判が行われるデラウェア州はバイデン大統領の地元でもあるため、州から選出された陪審員の公平性を懸念する声もあります。


中国探査機、月の裏側で世界初の試料採取成功 その先にある月面基地建設の本当の意図とは? 2024.06.05

2024年06月06日 05時27分29秒 | 日記

中国探査機、月の裏側で世界初の試料採取成功 その先にある月面基地建設の本当の意図とは?

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《ニュース》

中国の無人探査機「嫦娥6号」が4日、世界で初めて月裏側のサンプル採取に成功し、離陸したことを、中国国家航天局(CNSA)が発表しました。

 

《詳細》

今回の探査は、中国が国家的に推進する月探査プロジェクト「嫦娥計画」の一環です。

 

月の裏側へは、2019年に「嫦娥4号」が世界で初めて着陸したとされていますが、今回はさらに、同地域の地表や地下から約2キロ相当の試料を採取し、地球へ持ち帰ることを目標としています。

 

「嫦娥6号」は5月、大型ロケット「長征5号」により打ち上げられました。裏側への着陸は、地球との通信が難しいなか、3月に打ち上げた中継衛星を介しての操作となりました。同機は2日、月裏側にある巨大クレーター「南極エイトケン盆地」に着陸。約2日間かけて活動した上で、上昇機による離陸に成功したと報じられています。

 

新華社は「人類の月探査史上、前例のない偉業」「着陸機に積まれた中国の国旗が月の裏側に初めて掲げられた」と報じました。


アメリカ国際宗教自由委員会がイギリスの「信教の自由の"侵害"」を問題視、中絶クリニックの近くで「祈っただけで逮捕」の例 少数者保護の陰で進みかねない人権侵害 2024.06.04

2024年06月05日 05時24分56秒 | 日記

アメリカ国際宗教自由委員会がイギリスの「信教の自由の"侵害"」を問題視、中絶クリニックの近くで「祈っただけで逮捕」の例 少数者保護の陰で進みかねない人権侵害

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《ニュース》

アメリカ政府の超党派の独立委員会であるアメリカ国際宗教自由委員会がこのほど発行した2024年の年次報告書で、イギリスなどヨーロッパの問題を取り上げました。「祈り」といった内面の行動が理由で逮捕された事件などを問題視したものです。

 

《詳細》

この報告書は、同委員会が毎年発行しているもので、中国や北朝鮮をはじめ、世界各国の信教の自由が侵害されている問題を取り上げ、深刻な問題については米国務省に対応を求めるものです。

 

5月に公表された最新の年次報告書では、イギリスで2022年、中絶手術を行うクリニックの付近に設定された「緩衝地帯」の中で祈っていたプロ・ライフ(中絶反対派)の活動家であるイザベル・ヴォーン・スプルース氏が逮捕された件について、「欧州政府が平和的な宗教表現を理由に個人を標的にした例」として挙げました。

 

イギリスでは中絶が可能な医療機関の付近で、中絶への賛成・反対を問わず、ビラを配布したり意見を表明することは、中絶を求める人の安全が脅かされるとして禁止しています。

 

スプルース氏がこの地帯の中で声を発することなく祈っていたところ、警察官に「祈っていますか」と問われて「心の中で祈っていたかもしれない」と答えると、逮捕されました。地元の裁判所は無罪判決を出しましたが、スプルース氏は数週間後にも同じ容疑で逮捕され、その後も、何度も路上で「祈っているのか」と尋問されたといいます。

 

スプルース氏の逮捕をきっかけに、イギリスでは、中絶クリニック付近の「緩衝地帯」におけるどのような行為に罰則を科すのか、内務省が指針を発表する方向です。23年12月に出された方針の草案では、「祈り」は違法とみなされるべきではないとしていましたが、反対派は「これでは法律が骨抜きになる」と批判しており、指針発表は7月以降にずれ込む見込みです。


米司法制度は政治的道具に成り果て、終わりを迎えるのか 6月のトランプ・バイデン直接対決(討論会)に期待【─The Liberty─ワシントン・レポート】 2024.06.03

2024年06月04日 05時23分28秒 | 日記

米司法制度は政治的道具に成り果て、終わりを迎えるのか 6月のトランプ・バイデン直接対決(討論会)に期待【─The Liberty─ワシントン・レポート】

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ニューヨーク州地裁で審理が行われていたトランプ前大統領の刑事裁判について、5月30日に12名の陪審員の評決が下された。不倫相手とされる元ポルノ女優への口止め料を、「他の犯罪を隠すため」に、不正に会計処理したという疑惑をめぐり、トランプ氏は起訴罪状34件の全てで有罪となり、メディアやネットワークは大騒ぎとなった(詳細は関連記事:「不倫口止め料」をめぐる裁判でトランプ氏が「有罪」評決)。

 

トランプ氏や共和党議員、保守系識者などは全員、評決を非常に強く非難し、「アメリカにとって悲しみの日」「米司法制度は崩壊した」「司法制度は政治的武器となり、信用はなくなった」などと訴えた。

 

トランプ陣営には、3日間で、2億ドル(314億円)を超える記録的献金が集まり、その3割は初めての共和党への献金者だった(6月2日共和党本部共同議長発表)。また、ウォール・ストリートのビリオネアー(資産10億ドル以上)たちは、評決直後から、続々とトランプ支持を表明し、裁判を非難している(5月30日付ブルームバーグ)。

 

一方、バイデン大統領や民主党議員などは、「何者も法を超越できない("No one is above the law")」などとコメントし、評決を歓迎している。

 

口止め料の支払いは違法ではなく、不正会計処理も微罪で、この案件で「起訴」までされたケースは、アメリカ史上一度もない(ハーバード大学法学部名誉教授アラン・ダーショウィッツ弁護士〔民主党員〕による指摘)。

 

元ポルノ女優は2018年に署名入りでトランプ氏との関係はなかったと公表し、既に終わっていた案件だが、トランプ起訴を公約として掲げて当選した民主党のブラッグ検事(アメリカの地方検事は所属政党が明確)は、ニューヨーク州の法律を駆使して、時効切れの微罪を、「他の(不明の)犯罪を隠すための重罪」(時効切れにならない)に格上げして蘇らせた。そのため、ブラッグ検事事務所の職員からすら、「ゾンビ・ケース(案件)」と呼ばれ、アンチトランプ系の識者からも、あまりの根拠の薄弱さが指摘されていた。

 

しかし、民主党献金者であるファン・マーチャン判事は、トランプ氏側に有利な証言者を制限し、全会一致が原則の陪審評決に対して、犯罪の種類(共謀罪か単独犯か等)や、重罪にするために必要だった「他の犯罪」については一致する必要はない、(虚言で有名な)トランプ氏の元顧問弁護士コーエン氏の証言の全部を否定しなくていいなどと指示し、会計処理問題をニューヨーク州選挙法違反問題にまで格上げさせるなど、巧みに陪審員を誘導した。

 

民主国家における法律の基本は、犯罪を発見した後に犯人を特定する順序だが、今回の裁判は、まずターゲットを特定して犯罪を発見するという逆の順序で、去年3月の起訴当時から、多くの保守系識者から、「スターリンが用いた方法と同じ」(人治独裁国家)だとも指摘されてきた。

 

18世紀の思想家モンテスキューによって提唱された「三権分立」(『法の精神』)を世界で初めて採用したアメリカ合衆国憲法の精神はどこへ行ったのか。アメリカの司法制度は、政治的道具(武器)に成り果て、終わりを迎えるのかと思わせるような様相である。

 

テレビを見ると、保守系のFOXニュースやNewsmaxは、もちろん、裁判については徹底的に批判しているが、リベラル左翼系のCNNやMSNBCも、決してトランプ氏の有罪を手放しで喜んではおらず、裁判を批判するCNNのリーガルアナリストや民主党議員もいる。


北朝鮮とロシアとは準軍事同盟の関係 ウクライナ戦争はミサイルの精度を上げる絶好の機会【HSU河田成治氏寄稿】(Part 2) 2024.06.02

2024年06月03日 05時21分30秒 | 日記

北朝鮮とロシアとは準軍事同盟の関係 ウクライナ戦争はミサイルの精度を上げる絶好の機会【HSU河田成治氏寄稿】(Part 2)

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《本記事のポイント》

  • ウクライナ戦争をミサイルの精度を上げる絶好の機会にする北朝鮮
  • ロシア人技術者が北朝鮮を支援
  • 北朝鮮の韓国政策の大転換

 

元航空自衛官

河田 成治

河田 成治
プロフィール
(かわだ・せいじ)1967年、岐阜県生まれ。防衛大学校を卒業後、航空自衛隊にパイロットとして従事。現在は、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)の未来創造学部で、安全保障や国際政治学を教えている。

北朝鮮から韓国を防衛するために韓国軍が過去最大規模の大演習を行ったことや、ウクライナ戦争で北朝鮮が息を吹き返した実態についてお話ししてきました。

 

現在の北朝鮮のロシアとの関係は、準軍事同盟にあるとみるべきです。ウクライナ戦争においてロシアは昨年末より急激に弾道ミサイルの発射を増やしていますが、この中には北朝鮮から供与された火星11A(KN-23)および火星11B(KN-24)短距離ミサイルが大量に含まれています。

 

これまでのところ火星11は50発以上が発射されたようです。なお火星11Aはロシア製のイスカンデルMを模倣したミサイルですが、イスカンデルMが実戦で成果を上げている反面、製造が追いつかないために、同様の成果を北朝鮮の模倣品である火星11Aに期待したのだろうと推測されます。

 

しかしロシアが発射した北朝鮮製の火星11のうち、半数は空中で爆発、残りの半数がウクライナに到達したものの、比較的正確に着弾したのは石油精製所と飛行場への攻撃に使用された2発だけだったようです(*1)。

 

ウクライナで回収された北朝鮮の火星11の残骸から、電波妨害への対策がない(オリジナルのイスカンデルMにはある)ことなど、北朝鮮ミサイルの技術と精度の低さが露呈しました。しかし、侮ることは決してできません。

 

北朝鮮は実戦を経てデータと経験、さらにはロシアからのフィードバックや新規の技術支援を得て、今後、さらに改良されたミサイルを開発すると見るべきです。

(*1)ロイター(2024.5.8)ロイター(2024.2.17)

 

 

ロシア人技術者が北朝鮮を支援

北朝鮮のミサイル開発は、ロシアからより直接的かつ積極的に技術支援を受けて、一段と脅威度が増すと思われます。

 

前述のウクライナでの実戦との関連は不明ですが、さっそく5月17日に北朝鮮のミサイル総局は、新しい誘導システムを導入した戦術弾道ミサイル(火星11Aの改良型)の試験射撃を行い、発射試験を通じて、誘導システムの正確性と信頼性が検証されたと発表しています(*2)。

 

また27日、北朝鮮は偵察衛星を搭載した新型ロケットを打ち上げました。これまで北朝鮮は衛星打ち上げ用ロケットエンジンには、猛毒のヒドラジン系燃料を使用してきましたが、新型ロケットは液体酸素+ケロシン(高純度灯油)を燃料とし、より強力な推進力を生み出すことが可能となりました。

(*2)朝鮮中央通信(2024.5.18)

 

HSU未来創造学部では、仏法真理と神の正義を柱としつつ、今回の世界情勢などの生きた専門知識を授業で学び、「国際政治のあるべき姿」への視点を養っています。詳しくはこちらをご覧ください(未来創造学部ホームページ )。


実は蔡英文より"急進的"な頼清徳政権の誕生【澁谷司──中国包囲網の現在地】 2024.06.01

2024年06月02日 05時37分09秒 | 日記

実は蔡英文より"急進的"な頼清徳政権の誕生【澁谷司──中国包囲網の現在地】

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澁谷-司.jpg

 

 

アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師

 

澁谷 司

 

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

5月20日、台湾の頼清徳総統と蕭美琴副総統が就任した。当日の朝、台北の総統府で行なわれた式典では、頼・蕭正副総統は、中華民国の創始者、孫文の肖像画の下で宣誓を行っている(*1)。

 

頼清徳は、立法院長の韓国瑜から総統の権力を象徴する2つの印章(中華民国印章と栄誉印章)を授与された。どちらも1949年、「国共内戦」で共産党に敗れた国民党が台湾へ持ち込んだものである。

 

当日の式典には29カ国の代表が参加した。その中には、中南米で台湾と唯一国交のあるパラグアイのペニャ大統領や、太平洋における正式外交を持つ諸国、バチカン(ローマ法王庁)も含まれていた。

 

他方、マイク・ポンペイオ前米国務長官、ダリア・グリバウスカイテ前リトアニア大統領、また北京と正式な関係を維持する国々も、「経済」「貿易」事務所の代表が事実上の外交使節団として台湾へ派遣された。

 

頼総統は、就任演説で台湾海峡両岸の将来が世界情勢に多大な影響を与えるとし、「民主化された台湾を引き継ぐ私たちが平和の舵取りをする」と宣言した(*2)。

 

また、「中国は台湾に対し軍事力の行使をやめ、台湾と共に、台湾海峡と地域の平和と安定を維持するよう、世界的な責任を負う」と呼びかけた。

 

さらに、「中華民国と中華人民共和国は互いに従属しない」とし、台湾のいかなる政党も中国による"台湾併合"に反対し、台湾の主権を守るべきだと強調した。

 

その他、頼総統は、「台湾は戦略的に『第一列島線』に位置し、世界の地政学的発展に影響を与える。今日、台湾の役割はさらに重要になってきている」と述べた。

(*1)2024年5月20日付『Aljazeera』
(*2)2024年5月20日付『BBC』

 

 

頼総統演説を"政治的嘘"と批判する中国


「不倫口止め料」をめぐる裁判でトランプ氏が「有罪」評決 あまりのデタラメな内容に控訴審でのトランプ無罪は確実なるも、バイデン民主党によってアメリカ司法制度は崩壊に向かっている 2024.05.31

2024年06月01日 05時40分07秒 | 日記

「不倫口止め料」をめぐる裁判でトランプ氏が「有罪」評決 あまりのデタラメな内容に控訴審でのトランプ無罪は確実なるも、バイデン民主党によってアメリカ司法制度は崩壊に向かっている

<picture>「不倫口止め料」をめぐる裁判でトランプ氏が「有罪」評決 あまりのデタラメな内容に控訴審でのトランプ無罪は確実なるも、バイデン民主党によってアメリカ司法制度は崩壊に向かっている</picture>

 
画像:lev radin / Shutterstock.com

《ニュース》

米ニューヨーク州地裁は5月30日(現地時間)、元ポルノ女優に支払った不倫口止め料を隠蔽するために事業記録を改ざんした罪に問われていたトランプ前米大統領に対し、「有罪」の評決を下しました。

 

《詳細》

今回の裁判は、「2006年にトランプ氏と性的関係を持ったと主張する元ポルノ女優ストーミー・ダニエルズ氏らに対し、当時の顧問弁護士マイケル・コーエン氏が口止め料を肩代わりし、後にトランプ氏の一族企業が弁済。2016年の大統領選を前に、その記録を改ざんした」という疑惑をめぐるものです。

 

ただ、ニューヨーク州法では「業務記録改ざん」は軽犯罪で時効の2年が過ぎていました。そこで同州マンハッタン地区のアルビン・ブラッグ検事は、同州法の「他の犯罪を隠す目的で改ざんした場合は重罪となる」という規定を用いて「時効5年の重犯罪」に仕立て上げ、昨年3月、34件の罪でトランプ氏を起訴しました。

 

なお、裁判開始前の起訴状の段階では「他の犯罪」の内容が記載されておらず、その根拠薄弱さに対して、保守のみならずリベラル側からも批判や懸念の声が相次いでいました。

 

トランプ氏は一貫して無罪を主張しており、ダニエルズ氏との関係も全面否定してきました(ダニエルズ氏は18年にトランプ氏との関係を否定しており、発言に矛盾がある)。口止め料の支払い自体は違法ではなく、トランプ弁護団も「トランプ氏の名誉を守るための『合法的な秘密保持契約』で、違法性は一切なかった」としています。

 

そして、4月15日から行われていた裁判の最終弁論が今月28日に終了。その後、ニューヨーク州の一般市民から選ばれた12人の陪審員が話し合い、全員一致でトランプ氏に有罪の評決を下しました。アメリカの大統領経験者が刑事事件で有罪となるのは史上初となります。

 

量刑を決める審理は、7月11日に開かれる予定です。重罪の場合の量刑は一つの罪状につき最大で禁錮4年ですが、トランプ氏は犯罪歴のない初犯であり、実刑は下されず罰金刑や執行猶予もありうるという見方もあります(5月31日付米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版)。

 

トランプ氏は有罪評決を受けて、「不正で恥ずべき裁判だ。本当の評決は、大統領選挙の投票日の11月5日に国民によって下される」「私は無実だ」と述べ、控訴する意向を示しています。

 

起訴の段階でそのデタラメぶりが露呈していた今回の裁判ですが、内容自体も、目も当てられないほどひどいものであり、さまざまな問題点が指摘されています。


6月から導入される森林環境税に批判の声 本質的には「林業の復活」が必要となる 2024.05.31

2024年06月01日 05時36分38秒 | 日記

6月から導入される森林環境税に批判の声 本質的には「林業の復活」が必要となる

6月から導入される森林環境税に批判の声 本質的には「林業の復活」が必要となる

 

《ニュース》

納税者1人当たり年間1000円徴収する「森林環境税」が6月から開始され、大きな批判を呼んでいます。

 

《詳細》

地球温暖化の関連税である森林環境税は、国内の森林整備を目的としたもので、納税義務者約6200万人から年間1000円徴収され、約620億円の税収を見込んでいます。住民税に上乗せされる形で、都道府県や市町村に配分されます。

 

今年度までは「復興特別税」という名目で、住民税に1000円上乗せされていました。それが終わるタイミングで森林環境税が新たに導入されることに対し、多くのネットユーザーは「名前が変わっただけだ」と強く非難しています。また、政策効果の把握が困難であり、国税では導入してはならない事実上の人頭税であると、財政の専門家からも批判されています。

 

すでに環境保全を目的とした同様の税金は、全国の自治体で実施されています。例えば横浜市は「横浜みどり税」に加えて、神奈川県の水源環境保全税も負担しているため、横浜市民は「三重取り」されることになると指摘されています。