暑い盛りを過ぎると空気が澄み天体観測には適する季節となります。冬空の代表的な星座といえばもちろん、オリオン座。そこでカメラを持ち出してオリオン座を撮ってみました。撮影した時刻は10月24日2時頃。オリオン座は鼓の形をしているので東の方角を見ればすぐわかります。表題の画像がそれです。鼓の形と言ってもわかりにくいので、星座の画像に線を加えてみました。それが次のもの。天頂付近には昴でお馴染みのプレアデス . . . 本文を読む
『北齋漫画』展を見てきた。本日がこの美術展の最終日ということもあり、多くの観覧者で賑わっていた。北齋に関するイベントはこれで今年2回目である。一つは宮本亜門演出の演劇『画狂人 北齋』。そして今回の「漫画展」である。北齋は生涯に幾多の引っ越しをしてきた。引っ越しの回数の多さに負けず劣らずなのが彼の画業のジャンルの豊富さである。描く対象は森羅万象に渡っており、しかもその対象に対する観察には舌を巻くしか . . . 本文を読む
この芝居を見てきた。『画狂人北斎』である。北斎は90歳まで生きた。72歳を過ぎてから「富嶽三十六景」を3年かけて完成させた。そして「100歳過ぎても足りねえ」と豪語する人であった言う。北斎は生涯に幾度も自分の名前を変えたことでも知られる。「画狂老人」と自らを号したこともあった。自分の画業を「狂人の為せる技」と言う意識は一体どんなものだったのか。この芝居の演出は宮本亜門氏。現代と江戸時代を自由に行き . . . 本文を読む
5月下旬と6月10日に写真を撮りに行ってきました。5月に行ったのは仙北市玉川。ここにはその季節にしか見られない光景があります。それは玉川の水量が雪解けのために増水して、鎧畑(よろいばた)ダム湖の水位が高くなります。そのためダム湖の上流の川辺の樹木が水没するのです。川の中に樹木のてっぺんが顔をのぞかせています。こんなふうです。青い水面に若葉色の木が浮かんでいるように見えます。しかし木は水に浮かんでい . . . 本文を読む
秋田県湯沢市横堀に「オシラ様の枝垂れ桜」があります。この桜は175年から200年ほどの樹齢の独立樹です。昨日は曇り空でしたが、花も満開で夜には雨がふり風も吹くとの予報。満開を過ぎた桜は風にはめっぽう弱いので、花が散らないうちにと、見に行ってきました。海岸部と違い内陸部では桜も今が満開の様子。 . . . 本文を読む
秋田市郊外の仁別へ出かけてみた。目的の場所は森林博物館であったのだが、雪が残っていたので途中で引きかえざるをえなかった。今年は雪が多かったので道路に残雪があるのだ。それでも途中の滝を見ることができた。オッカナ沢という所に小さいながらも立派な滝があった。こうやって写真だけを見ると立派な滝に見えてしまう。これも水量が多いので滝として成り立っているのだが、水量の少ない真夏では滝と気付く人はなかなかいない . . . 本文を読む
ワクチンを打ったのはいつも行っている近くの開業医。家内が午後2時、私は2時半の予約だったが、医院に着いたのが1時40分ごろ。早速受付を済ませるとすぐに接種してくれた。大規模接種会場と違い、開業医はその辺りの融通がきくのが良いところだ。2時5分には、15分の待機時間もすぎて医院から退出。副反応は接種した上腕部が少し痛みが出てきた。筋肉注射なので少しぐらいは痛みが出るのだろう。さて、連日のウクライナ侵 . . . 本文を読む
石原慎太郎氏が亡くなったのは2月1日であった。石原氏が芥川賞の選考委員を務めていた時に何度か強く推していた作家に西村賢太氏がいた。その西村賢太氏が2月4日に急死した。西村氏は石原氏の追悼を次のように読売新聞に寄せている。『石原慎太郎氏の 訃報に接し、虚脱の状態に陥っている。私ごとき五流の私小説書きが、かような状況下にあることを語るなど痴愚の沙汰だ。実におこがましい限りの話でもある。しかし十代の頃か . . . 本文を読む
昨日で1年の12分の1が過ぎてしまった。この月は何をしたかのか、振り返ってみよう。1月の中•下旬には放送大学の試験であった。今期は試験科目が3科目なので前学期よりは気楽であった。教科書などは見放題なのでレポートのようなものであるが、教科書を見てもわからない問題もあった。来学期からは制限時間ありのWeb受験になる。さて、1月のほとんどは試験勉強に費やしたが、気分転換に美術展を一つ見てきた。 . . . 本文を読む