先日、鳥海山麓までZZR250を走らせてみましたが、数時間のミニツーリングなので荷物は何も必要ありませんでした。これが複数日にわたるツーリングでは当然のことながら着替えや身の回り品を持参しなければなりません。
ZZR250には標準では荷物を積めるようなキャリアはついていません。純正のオプション品にもありません。トップケースをつけたいと思う大概の人は社外品のリヤキャリヤを取り付けてその上にベースを介してトップケースを装着していることと思います。だがこの社外品のキャリヤというものが私にとっては安いものではありません。新品ですと送料込みで¥12000ほどします。費用を節約するのと、手持ちの資産の有効活用の観点から、これから述べる方法でトップケースの装着を試行してみました。
まず、キャリヤを取り付けない方法で直接、トップケースのベースを車体に取り付けできないものかと検討してみました。試行錯誤の結果、わたくしの採用した取り付け方法をいかに紹介します。
GIVIのウイングラックというものをこれまでKLE400に取り付けしていましたので、今回これをZZR250に流用できないかと検討。
上の画像がウイングラックです。左右の部材をつなぐパイプ製のブラケットに注目してみます。このパイプの径は22Φぐらいでした。22Φといえばバイクのハンドルバーの径が22.2Φです。
ハンドルバー関連のパーツが使えるかもしれません。車庫のジャンク部品の箱をひっかきまわしてハンドルバーを押さえる部品を見つけました。
次にこのパイプを車体に取り付ける方法を考えました。荷物で満杯にしたケースの重さはそれなりにあるでしょうから、確実な方法で車体に固定しなければなりません。
車体後部で、ある程度の荷重を受け止めることができる箇所はないのでしょうか。
タンデムグリップとシートの後端部の間に少しの隙間があることに気がつきました。
そんなに厚くないプレート状の物ならその隙間に装着ができそうです。
そこでこんな形状のプレートでその上部にハンドルバーを固定するパーツを取り付けできる様な物を考えてみました。
スチール製で厚さが4.5mmの切り板です。
次の画像を参照願いたい。
左画像の上側の赤色の物がタンデムグリップです。このタンデムグリップの形状に合うように製作した鉄製のプレートをタンデムグリップに留めたいのですが、グリップの素材はアルミダイキャストですのでアルミにタップを切りビス留めをしました。相手がアルミですので強度的にやや不安がありますね。
そこで念のために、5mmのネジが2か所、それに6mmのネジが4か所と少し多めの箇所を留めることにしました。
こんな風にしてタンデムグリップにスチールプレートを留めたのが上記画像の右側の物です。
そして、スチールプレートの上端部にハンドルバーを留めるパーツを取り付けたのが次の物になります。
このタンデムグリップを車体に装着したのが次の画像です。
そして、これらの部品にウイングラックを取り付けと次のようになります。
このままではパイプを一箇所で留めただけなのでウイングラックそのものがパイプを軸として回転してしまいます。そこでウイングラックの下部とタンデムステップの取り付け部をステーで結合してやります。
もう一点どこか車体と接続してやると強度アップが図られると思うのですが適当な方法が今のところ思いつかないので一応、完了ということにしましょう。
トップケースとサイドケースを載せてみましょう。
サイドケースも装着するとボリューム感がありますね。ZZR250はそのままでも250CC車としては大柄なほうですがさらに車格が一回り大きくみえます。
まずはこの状態で走ってみて不具合が出ないか、様子を見ることにしましょう。
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ZZR250には標準では荷物を積めるようなキャリアはついていません。純正のオプション品にもありません。トップケースをつけたいと思う大概の人は社外品のリヤキャリヤを取り付けてその上にベースを介してトップケースを装着していることと思います。だがこの社外品のキャリヤというものが私にとっては安いものではありません。新品ですと送料込みで¥12000ほどします。費用を節約するのと、手持ちの資産の有効活用の観点から、これから述べる方法でトップケースの装着を試行してみました。
まず、キャリヤを取り付けない方法で直接、トップケースのベースを車体に取り付けできないものかと検討してみました。試行錯誤の結果、わたくしの採用した取り付け方法をいかに紹介します。
GIVIのウイングラックというものをこれまでKLE400に取り付けしていましたので、今回これをZZR250に流用できないかと検討。
上の画像がウイングラックです。左右の部材をつなぐパイプ製のブラケットに注目してみます。このパイプの径は22Φぐらいでした。22Φといえばバイクのハンドルバーの径が22.2Φです。
ハンドルバー関連のパーツが使えるかもしれません。車庫のジャンク部品の箱をひっかきまわしてハンドルバーを押さえる部品を見つけました。
次にこのパイプを車体に取り付ける方法を考えました。荷物で満杯にしたケースの重さはそれなりにあるでしょうから、確実な方法で車体に固定しなければなりません。
車体後部で、ある程度の荷重を受け止めることができる箇所はないのでしょうか。
タンデムグリップとシートの後端部の間に少しの隙間があることに気がつきました。
そんなに厚くないプレート状の物ならその隙間に装着ができそうです。
そこでこんな形状のプレートでその上部にハンドルバーを固定するパーツを取り付けできる様な物を考えてみました。
スチール製で厚さが4.5mmの切り板です。
次の画像を参照願いたい。
左画像の上側の赤色の物がタンデムグリップです。このタンデムグリップの形状に合うように製作した鉄製のプレートをタンデムグリップに留めたいのですが、グリップの素材はアルミダイキャストですのでアルミにタップを切りビス留めをしました。相手がアルミですので強度的にやや不安がありますね。
そこで念のために、5mmのネジが2か所、それに6mmのネジが4か所と少し多めの箇所を留めることにしました。
こんな風にしてタンデムグリップにスチールプレートを留めたのが上記画像の右側の物です。
そして、スチールプレートの上端部にハンドルバーを留めるパーツを取り付けたのが次の物になります。
このタンデムグリップを車体に装着したのが次の画像です。
そして、これらの部品にウイングラックを取り付けと次のようになります。
このままではパイプを一箇所で留めただけなのでウイングラックそのものがパイプを軸として回転してしまいます。そこでウイングラックの下部とタンデムステップの取り付け部をステーで結合してやります。
もう一点どこか車体と接続してやると強度アップが図られると思うのですが適当な方法が今のところ思いつかないので一応、完了ということにしましょう。
トップケースとサイドケースを載せてみましょう。
サイドケースも装着するとボリューム感がありますね。ZZR250はそのままでも250CC車としては大柄なほうですがさらに車格が一回り大きくみえます。
まずはこの状態で走ってみて不具合が出ないか、様子を見ることにしましょう。
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