ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

夏の八幡平の花々

2017年07月18日 18時35分17秒 | 秋田県のくらしと歴史
7月17日は海の日でしたね。
私はひねくれものなので、その日は海にはいかず山に行ってみました。
行った先は八幡平です。帰りにクマに遭遇したのは前回のブログで記事にしたので、お読みになった方もおられるでしょう。

きょうはその八幡平で出会った野草の話題です。
八幡平の秋田県側(日本海側)は山頂駐車場までは次のようにガスが掛っていて、景色はさっぱり良くありません。

山頂駐車場を過ぎて、岩手県側に少し下りてゆくと、さすが太平洋側の天気です。
さっきまでのガスはどこへ行ったのかと思われる天気です。少し曇ってはいますが、夏の八幡平らしい風景を見ることが出来ました。

表題の画像は、ニッコウキスゲの花です。やや背が高い黄色の花なので、とても目立っていました。
この花は群生しますので、ある箇所にまとまって咲きます。
こんな感じです。

かなり遠い場所なので、小さく見えますが、近くで見るともっと良いのでしょうが、その山の斜面までは行く道がありません。
遠くから80mmのレンズで写すのがやっとでした。
木道の脇にもこんなふうに咲いていました。


そしてまた、白い綿帽子のような花が咲いています。これも群生するらしく、まとまって咲いているのです。


ワタスゲという植物だそうです。白い色でホンワカとした綿毛に特徴がありますね。
とても可憐な花です。
画像を拡大してみました。こんな形をしている花です。


また、八幡平には大沼という池があります。秋の紅葉の頃はそこの湿地の草が黄色に染まり、「草紅葉」と言われる見事な景色を見ることが出来ます。

その池の岸辺には次のような水草が繁茂していましたが、何という名前のものかは、わかりません。


この沼の周りには遊歩道が整備されているのですが、やはりここにもクマ注意の看板があり「犬などのペットを連れて遊歩道には入らないでください」との注意書きがありました。
必要以上に野生動物であるクマを刺激しないようにとの事なのでしょうか。

大沼あたりの標高はそんなには高くなく、ドングリなどの広葉樹も生えていますので、クマの生息域なのでしょう。
八幡平の山頂付近は広葉樹はなくなりアオモリトドマツなどの針葉樹が主な亜高山帯でクマのえさになるような木の実は少ないので、クマ出没の危険性は少なるなるのでしょう。

「熊注意!」などの注意書きを目にすると、やはり遊歩道の奥まで行ってみようという気が起きませんでした。
そして、八幡平を後にして帰りの国道で子熊に遭遇したのは前回の記事にあります。






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