私は美術館には滅多に行かないが、それでも今年は美術館へは足をはこんだ方である。
秋田には都会と違って行ってみたいと思う美術展はそんなに多くはありません。
今年行ったところででは、秋田県近代美術館(ホキ美術館展)、酒田市の「土門拳記念館」、豊田市立美術(ジブリの立体建造物展)、三沢市の「寺山修司記念館」があります。
それから、行っては見たけれど入らなかった美術館もあります。
それは長野県の「美ヶ原高原美術館」です。
今年の8月、バイク旅の途中に立ち寄ったのですが、小雨と霧のため屋外展示の彫刻作品を見れる状態ではなかったため、断念したことがあります。
美術館巡りをしている人の中には、格別の展示があるかにはかかわらず、ふらっと美術館を訪れて、気にいった作品に巡り合う偶然を楽しんでいる方もいるようですね。
私などはせっかちな性格なのでしょうか、そんなふうにに美術館を訪れることはなくて、目的の作品を見たいから行ってみるのです。
大家や巨匠と言われる著名な美術家の美術展には多くの人が訪れますが、無名に近い作家の小品でも、自分にとってお気に入りの作品に出合うことはまた一つの楽しみなのでしょうね。
国立、公立の美術館は、ある意味美術の総合デパートと言ってよいと思います。
それに対して、ある特定の作家やジャンルに特化した美術館もあります。
土門拳記念館や寺山修司記念館がそうです。
土門拳記念館は土門拳という写真家の全作品を所蔵しているそうです。また寺山修司記念館に行けば彼の全活動に触れることができます。
また、数年前のことですが所用のついでに東京の人形町にある「人形美術館」に行ってみたことがあります。
ここは人形作家のツジムラ・ジュサブロー氏の作品を展示している小さな美術館です。
氏の作る人形たちの温かみや美しさに触れることができます。
そんな専門店の美術館で、いつかは行ってみたいところがあります。
千葉市の「ホキ美術館」、東京の「弥生美術館」それに福島県猪苗代の「諸橋近代美術館」です。
専門分野に特化した見ごたえのある作品に出合ってみたいと思っているのです。
さて、美術館の「館」としての印象で、お前のお気に入りの美術館をあげよと言われれば、皆さんならどこの美術館を挙げますか?
美術館は入れ物なので、その入れ物は展示される作品に相応しいものが求められて当然です。
土門拳記念館はその意味では、秀逸な作品となっていると思っています。
一見、コンクリート造りの変哲もない建物のように見えます。
こちらがそれです。
建物の前庭の池や周りの風景、そしてこの建物のためにわざわざ作られた彫刻や庭のデザインなどが調和した作品となっていると思います。
一点の美術品の価格が数十億円にもなる作品を展示するのにはそれなりの荘厳な建物が必要なのだという考えが一部にはまだあるように思うことがあります。
美術作品の荘厳さは入れ物の荘厳さとは本来は無関係なはずですが、えてして人は入れ物の立派さが中身の立派さを証明していると勘違いしがちであります。
そんな意味でも土門拳記念館は建物の簡素さ以上のものに出会えるところです。
秋田には都会と違って行ってみたいと思う美術展はそんなに多くはありません。
今年行ったところででは、秋田県近代美術館(ホキ美術館展)、酒田市の「土門拳記念館」、豊田市立美術(ジブリの立体建造物展)、三沢市の「寺山修司記念館」があります。
それから、行っては見たけれど入らなかった美術館もあります。
それは長野県の「美ヶ原高原美術館」です。
今年の8月、バイク旅の途中に立ち寄ったのですが、小雨と霧のため屋外展示の彫刻作品を見れる状態ではなかったため、断念したことがあります。
美術館巡りをしている人の中には、格別の展示があるかにはかかわらず、ふらっと美術館を訪れて、気にいった作品に巡り合う偶然を楽しんでいる方もいるようですね。
私などはせっかちな性格なのでしょうか、そんなふうにに美術館を訪れることはなくて、目的の作品を見たいから行ってみるのです。
大家や巨匠と言われる著名な美術家の美術展には多くの人が訪れますが、無名に近い作家の小品でも、自分にとってお気に入りの作品に出合うことはまた一つの楽しみなのでしょうね。
国立、公立の美術館は、ある意味美術の総合デパートと言ってよいと思います。
それに対して、ある特定の作家やジャンルに特化した美術館もあります。
土門拳記念館や寺山修司記念館がそうです。
土門拳記念館は土門拳という写真家の全作品を所蔵しているそうです。また寺山修司記念館に行けば彼の全活動に触れることができます。
また、数年前のことですが所用のついでに東京の人形町にある「人形美術館」に行ってみたことがあります。
ここは人形作家のツジムラ・ジュサブロー氏の作品を展示している小さな美術館です。
氏の作る人形たちの温かみや美しさに触れることができます。
そんな専門店の美術館で、いつかは行ってみたいところがあります。
千葉市の「ホキ美術館」、東京の「弥生美術館」それに福島県猪苗代の「諸橋近代美術館」です。
専門分野に特化した見ごたえのある作品に出合ってみたいと思っているのです。
さて、美術館の「館」としての印象で、お前のお気に入りの美術館をあげよと言われれば、皆さんならどこの美術館を挙げますか?
美術館は入れ物なので、その入れ物は展示される作品に相応しいものが求められて当然です。
土門拳記念館はその意味では、秀逸な作品となっていると思っています。
一見、コンクリート造りの変哲もない建物のように見えます。
こちらがそれです。
建物の前庭の池や周りの風景、そしてこの建物のためにわざわざ作られた彫刻や庭のデザインなどが調和した作品となっていると思います。
一点の美術品の価格が数十億円にもなる作品を展示するのにはそれなりの荘厳な建物が必要なのだという考えが一部にはまだあるように思うことがあります。
美術作品の荘厳さは入れ物の荘厳さとは本来は無関係なはずですが、えてして人は入れ物の立派さが中身の立派さを証明していると勘違いしがちであります。
そんな意味でも土門拳記念館は建物の簡素さ以上のものに出会えるところです。
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