苗場山登山前日に野沢温泉に泊りました。
開湯700年以上の歴史をもつ、長野県の野沢温泉村には多くの源泉が自噴していて
江戸時代から「湯仲間」という制度によって守られてきた13の外湯は、村の人たちの共有財産。
天然温泉100%かけ流し。誰でも無料で入れます。(各浴場の外に賽銭箱が設置されていました。)
13はとても巡れないので宿で薦められた5つの湯に絞って入り組んだ小道をマップ片手に
最初に辿り着いたのが 「大湯」
雰囲気のある湯屋建築、中はシンプルで脱衣場と浴場が一体になっています
「ぬる湯」と「あつ湯」と仕切られていて、ぬる湯に手を付けてみると ア・チッチ熱い!!
掛け湯をしながら徐々に慣らして静かにはいりました。
あつ湯は👍をつけただけでパス!
後に入った湯も 脱衣場と浴場が一体になった同じような造りでしたが、
施設によって泉質は単純硫黄泉、含芒硝-石膏・硫黄泉、42℃から90℃
硫黄臭も強い湯、ほとんど気にならない湯、白濁したお湯、エメラルドグリーンの湯
湯の花も白い湯の中にふわふわと漂よっていたり
大量に発生して かきたま汁みたいな浴槽と
同じ温泉地にありながら、こんなに特徴が異なるお湯が湧くとは驚きです。
湯けむり立ち上る古き良き風情。どの湯も気持ちよく
長いバス旅の疲れが癒されて 体がスッキリしました。
中山晋平作曲、時雨音羽作詞の「野沢温泉小唄」の碑
麻釜
100℃近い源泉が湧いており、村の人たちはここで野菜や卵を茹でたりして日常的に利用されている
木造の道祖神--村内玄関先の多くにまつられていました