京都芸術センターを見学した後、旧寺江家住宅店舗及び主屋に来ました。













新町通に西面した建物は染物業の店舗と主屋からなります。
昭和10年(1935)築の建物で昭和初期の京都の近代化を示す建物として貴重なもので2021年に国の登録有形文化財になっています。

京都の町家に多く見られる表屋造り風で、新町通に面して店舗があり、その奥に住居棟が建っています。
洋館の店舗建物は直線的で簡明な意匠が特徴的です。内部は一階、二階とも一室で構成されています。




洋館後方部は一般的な町家と同じく住居部分になっています。




築90年近い洋館と町家がほぼ当時の状態で保存され貴重な建物です。
次に「八竹庵(旧川崎家住宅)」に向かいます。