1月19日は東本願寺を拝観後、JR伊勢丹7階にある美術館「えき」KYOTO で行われている溝縁ひろし写真展「昭和に祇園〜花街とともに〜」を鑑賞しました。







3年前の1月19日にJR東海「そうだ 京都、行こう。」の会員イベント"溝縁先生に聞く!舞妓さんの美の秘密"で花街の魅力についてたっぷりとお話して下さいました。

その時の舞妓さんは先斗町の市結さんでした。
3年前の事ですから今は芸妓さんになられているかもしれないです。


溝縁先生は、大学卒業と同時に就職で京都へ移住されます。
休日になると趣味のカメラを片手に、京都観光をして過ごされていたそんなある日、夕暮れ時の四条花見小路で初めて出会った「舞妓」に心奪われます。
そんなご縁で祇園に足を運ぶようになられ、少しずつ馴染みの方が出来ていったそうです。
あるお茶屋のおかあさんに声をかけられた事がきっかけとなり京都の花街を写真で残す決意をされます。
1970年代当時は舞妓さんの成り手が減っていた時期です。
また、花街だけではなく祇園町の日常風景を写す事も写真家としてのライフワークとされます。
今回の展覧会は昭和48年(1973)から撮り始めた「昭和の祇園」の作品を中心に、今日までの町の風景や芸舞妓の姿など約150点の作品が展示され「写真家・溝縁ひろし先生の活動50年を振り返る」内容となっています。
以下の写真は、購入した絵葉書からです。

「祇園と白川女」1981年


「スマイル」1973年

「桜の下で」1989年

「桜の下で」1989年

「後ろ姿」2010年
どれもいい作品ですね。
購入する時には随分と迷いました。
カラー写真もいいですが、昭和の香りのするモノクロ写真も捨てがたいものがあります。