聖アグネス教会は現在京都に残る最古の教会建築物として知られ、設計は円山公園にある長楽館の設計者として知られるJ.M.ガーディナーです。
明治31年(1898)に竣工した聖アグネス教会の外観はレンガ造のゴシック様式で重厚感を感じます。
一方、内部は小屋組み梁などの材木がむき出しにしたデザインです。
聖堂内には約30のステンドグラス装飾があり、全てのデザインはJ.M.ガーディナーによるもので、そのほとんどは竣工時のものだそうです。
現在では、京都教区の主教座聖堂として、地域にある一つの教会として、教会の西側にある平安女学院の礼拝堂の3つの役割をはたしている教会です。
次に平安女学院明治館を参観します。