光縁寺から新徳寺や壬生寺に行く途中に旧前川邸があります。
旧前川邸は山南敬介が切腹した屯所として知られ、また、古高俊太郎が土方歳三らから拷問にかけられた「東の蔵」が今も残っています。
前川家は掛屋(両替商)を営んでおり、天保8年(1837)創建の「西の蔵」は味噌蔵として、また、2年後の天保10年創建の「東の蔵」は主に貴重品の保管庫として使われていました。
入口は四重につくられてかなり厳重な造りになっています。
現在は修復中の為に見学出来ませんでした。
その代わりに旧前川邸内に残る刀傷を見学させて頂きました。(通常非公開)
旧前川邸には今も住まわれているので写真はNGでした。
山南敬介切腹の間です。
また、芹沢派最後の生き残りと言われる野口健司もここ旧前川邸で切腹しています。
内部の写真は「新選組屯所・旧前川邸 公式サイト」から転載させて頂きました。