おとろ日記

サンデー毎日な日々の生活を綴っています

山野草の宝庫 夏の伊吹山ー1!・・・山頂からの絶景 登山道

2024年07月27日 06時10分09秒 | ハイキング

 会社OBの同好会「花鳥の会」の企画で 岐阜県と滋賀県の県境に位置する「伊吹山」を久々に訪れました。
ここは日本百名山の一つ 山野草の宝庫で バスを利用すると山頂近くまで運んでくれ 手軽に花と絶景を楽しむことが出来る人気の山です。

 

 登山バスの終点山頂駐車場は標高1260mで 山頂は1377mですので 100m余り登るだけで三角点に到着します。
また周りに遮るものがないので 眼下には琵琶湖や濃尾平野 遠くには穂高連峰や槍ヶ岳 御嶽山 白山等の日本アルプスの山々が望めます。

 

 今回の一番の目的は 今が盛りの山野草の花々ではありますが まずは当山の特徴を写真で紹介してみます。
登山道は良く整備され 年配者にも歩きやすくなっていますので 周りの花を見ながらのんびりと散策が可能です。

 

 山頂に近付いてきました。

 

 登山道周りには 盆栽のような形の良い木々や 秋吉台を連想させるような剝き出しの石灰岩が沢山見られます。

 

 山頂には 「日本武尊(やまとたける)像」が祀られています。

 

 続いて 伊吹山に生息する動物を紹介します。
登山道脇のブッシュでは ウグイスやホオジロ等の野鳥の囀りは聞こえましたが中々姿を見せてくれません。

 そこで まずは野生の「鹿」からですが 最近生息数が約600頭にも増えており 花やブッシュの食害も深刻なようです。
この日も 山頂近くの木陰に多くの鹿が確認できました。

 

 また伊吹山は 翼を広げると約2mにもなるという 巨大な猛禽類「イヌワシ」の生息地としても有名です。
こちらは 山頂の茶店に展示されていたものですが 2017年にカメラマンの方が撮られ 新聞にも掲載された有名な写真です。
 鹿の子を捕らえて 飛んでいるという驚きのショットです。

 

 そして ドライブウェイ途中のウオッチングポイントにも イヌワシを狙う多くのカメラマンの姿が見られました。

 

 伊吹山は見所も多い魅力的な山なのですが 惜しむなくは登山バスの便が悪い点でしょうか。

 昨年までは 関ケ原発の便もあったのですが 今年は米原初の一日一往復(11:15分発 帰り15:20分発)のみになっていました。

 この投稿では花は登場しませんでしたが あちこちに山野草は咲き誇っていましたので その様子は引き続き報告しますよ。

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宇陀のパワースポット渓谷!・・・龍鎮の滝 龍鎮神社

2024年07月21日 06時12分15秒 | ハイキング

 室生ダム湖畔を経由して 本日のメインである「深谷龍鎮渓谷(ふかたにりゅうちんけいこく)」を歩きました。
この渓谷は 歩道に沿つて室生湖に注ぐ清流が流れ 上流には美しい滝や神社が祀られています。

 

 雨が多い場所で 川には苔むした大きな岩がゴロゴロと連なり 見事な景観を創り出しています。

 

 歩道沿いには 美しい「スギゴケ」も見られます。

 

 パワースポットである「龍鎮神社」に到着しました。

 

 川の対岸に小さな神社が祀られています。

 

 流れの中に 小さな滝のような段差がいくつも存在しています。

 

 そしてこちらが 流れ落ちる水流の姿から龍が棲むと言われる「龍鎮の滝」です。
前日の雨の為少し濁りがありましたが 普段は滝壺がエメラルドグリーンに染まり 神秘的な絶景が見られます。

 

 この渓谷 雑誌やSNSでパワースポットとして取り上げられることも多く 最近では奈良の隠れた人気スポットになっているようです。

 また 水の流れと歩道を取り巻く樹木で 夏場でも涼しいハイキングコースになっています。

 仕上げはいつものように 榛原駅に移動しての懇親会で楽しく盛り上がりました。

 梅雨時でもあり 前日下見にも訪れ気遣い頂いた幹事さん お陰様で快適なハイキングになり ありがとうございました。

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室生の里を歩く!・・・大野寺 室生ダム

2024年07月19日 06時14分03秒 | ハイキング

 サークル仲間との月例ハイキング 今月は宇陀市の「室生の里」を歩きました。
ここは今回の幹事さんの故郷で 子供の頃に遊び場になっていた場所(旧室生村)を巡るという企画でした。

 近鉄「室生口大野駅」に集合しハイキングをスタートしました。

 

 まずは 駅からも見えているすぐ近くの神社を参拝しました。
ここは「海神社」と言い 海の無い当地には相応しくない名に思えますが 龍神を祀り水神である海神が尊ばれたからとも考えられています。

 

 次に訪れたのは 枝垂れ桜の古木で有名な「大野寺」でした。
このお寺は 室生寺の西の大門と定められ 本尊の弥勒菩薩から弥勒菩薩寺と呼ばれていたものが 地名から大野寺と称されたものです。

 

 

 境内はこんな感じで 庭園は剪定等が行き届きよく整備されています。

 

 また前を流れる宇陀川の対岸には 岩盤に高さ13.8mの凹みを切り込みそこに「弥勒菩薩」が線刻されています。

 

 しかしながら 彫刻されてから800年以上の年月が経ち 線が薄くなってきていますが 拡大するとこのようなお姿です。。

 

 また近くの別の岩盤には 見ると幸運が訪れるという「摩崖仏大黒天」も立体的に彫刻されています。

 

 続いて 川の景色を眺めながらのんびりと上流へと歩き ダム湖に向かいました。

 

  傾斜面を少し登ると「室生ダム」に到着しました。

 

 前日までの雨で ダム湖の水嵩が増しており 結構な量の水が勢いよく放水されていました。

 

 その後ダム湖畔を歩き 本日のメインである宇陀市の秘境渓谷へと向かいました。

 その様子は 引き続き報告します。 

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鶴見緑地公園散策ー4!・・・ジャカランダ ハンゲショウ 

2024年06月25日 06時30分00秒 | ハイキング

 鶴見緑地公園散策の最後は この時期園内に咲く花と現風景を紹介します。
大池の畔で昼食休憩後園内散策で まずは国際庭園に向かいました。

 庭園入口近くでは 色鮮やかな「アメリカディゴ」がお出迎えです。

 

 その先には 花博開催時のパビリオンが立ち並んでいます。
こちらは 仏教寺院様式のネパール館と 王族の宮殿庭園様式のタイ館です。

 

 近くには 紅白の「キョウチクトウ」が咲いています。

 

 そして 西アジアレストハウスの前には一番見たかった「ジャカランダ」が咲いていました。

 

 ジャカランダは 中南米原産のノウゼンカズラ科の樹木で 世界三大花木の一つだそうです。

 

 山の広場には 真夏の代表花である「ヒマワリ」が 最早咲いていました。

 

 風車の丘は四季折々の花が植えられる場所ですが 今は開花中の花はなく ヒマワリ 百日草 コキア等の苗木が準備中です。

 

 自然体験観察園の水辺で スイレンの仲間である小さな花「コウホネ」を見つけました。

 

 そして「ハンゲショウ」が 既に白く化粧をしていました。

 

 「ネムノキ」も 柔らかな雰囲気の花をつけています。

 

 中央噴水の脇には「ザクロ」の花が咲き すでに果実も付けていました。

 

 今回のハイキングは この時期にしては雨にも降られず 幹事としては幸運に感謝するところです。

 また 温室や園内で多くの花に出会え 場所の選定も良かったと自己満足しています。

 その後 電車で京橋に移動し恒例の懇親会で 楽しい会話と美味しいお酒を楽しみました。

 参加していただいた皆さん ご協力ありがとうございました。

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鶴見緑地公園散策ー3!・・・アオサギ子育て

2024年06月23日 06時02分03秒 | ハイキング

 咲くやこの花館を見学後 この日は天気が良かったので「鶴見緑地公園」を散策しました。
まずは 昼食休憩の場所に予定していた「大池」に向かいました。

 この池は 秋の終わりから春先にかけては渡り鳥が多数飛来するのですが この時期はほとんど見られません。
しかしながら 池に設置された何個かのブイの上に滞留鳥である「アオサギ」が止まっていました。

 

 よく見てみると どうやらアオサギが巣作りをして子育てをしているようです。

 

 この日は望遠レンズを携帯していませんでしたので この程度にしか撮れませんでした。

 

 こちらは 同じく大池に一羽だけ確認された水鳥で「アカハジロ」のようです。

 

 別の場所の小池では こんなカップルのカモに出くわしました。

 

 どうやら 婚活期を終えて地味な羽色に変化した「マガモ」のようです。

 

 ちなみに 婚活期にはアオクビと呼ばれ このような美しい羽色をしていますよ。

 

 この時期ですので 水鳥との出会いは諦めていたのですが・・・

 アオサギの子育てに遭遇し 可愛い赤ちゃんの姿を確認できたのはラッキーでした。

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鶴見緑地公園散策ー2!・・・咲くやこの花館 花色々

2024年06月21日 06時09分32秒 | ハイキング

 今回ハイキング企画のメインである 温室「咲くやこの花館」に入場しました。
ここには 熱帯地域 乾燥地域 高山植物等 約5,500種もの世界中の多彩な植物が育てられています。

 その中から 印象に残った植物をかいつまんで紹介したいと思います。
まずは熱帯雨林植物室では ジャングルを飾る色鮮やかな「ラン」を始めとするトロピカル植物が出迎えてくれます。

 

 続く熱帯花木室には 様々なフルーツが実を付けています。
「パパイア」と 楊貴妃の好物であったと言われる「レイシ」です。

 

 「バナナ」の房の下には 大きな花が付いています。

 

 こちらのドリアンに似た果実は「パラミツ」で 35kgもの巨大な実になるそうです。

 

 「パッションフルーツ」の花でしょうか? トケイソウに似ていますね。

 

 こちらのクリスタルブルーの花は「ヒスイカズラ」です。

 

 枝に綿を付けたような 面白い花木も・・・

 

 次の乾燥地植物室には 巨大な物から可愛い花を咲かせた各種「サボテン」が植え付けられています。

 

 趣味の園芸の「これカッコいいぜ」のコーナーに出てきそうなこんな種類も・・・

 

 私に好きな高山植物室には ヒマラヤや中国の可愛らしい「ユリ」が咲いています。

 

 こちらは「プリムラ」の仲間のようです。

 

 そして一番興味を引いたのが 世界一大きな花で強烈な臭気を放つと言われる「ラフレシア」の実物標本でした。
これは 1990年開催の国際花博で展示された花を 樹脂加工した状態で保存し ガラスケース越しに一般公開されています。

 

 館内にはまだまだ珍しい植物や 目を惹く花も多くあり 一日中居ても見飽きません。

 また 周年開花している花もありますが 四季それぞれでその時期の花が次々に咲いてきますので 何時訪れても大丈夫です。

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月例会で鶴見緑地公園へー1!・・・ハス スイレン

2024年06月19日 06時13分19秒 | ハイキング

 ハイキングサークルの月例会で「鶴見緑地公園」を散策しました。
今回は私が幹事担当でしたが 梅雨を考慮して たとえ雨に降られても避難場所(温室)があるこの公園をに決めました。

 

 メタセコイア並木の道を進むと中央噴水があり この日は気温も高く多くの子供さん達が水遊びをされていました。

 

 まずは 高さ90mの展望塔(いのちの塔)を眺めながら 最初の目的地である「咲くやこの花館」に向かいました。

 

 咲くやこの花館前の池では 丁度この日から「花蓮・睡蓮展」が開催されていました。

 

 満開になるのはもう少し先のようですが それでも美しいハスやスイレンが見られました。

 

 更に「咲くやこの花館」内部にも ハスやスイレンは展示されています。

 

 こちらは 小さい子供さんなら葉に乗れるという「オオオニバス」ですが 滅多に見られない葉の裏側も展示されていました。

 

 咲くやこの花館の内部には 多くの珍しい植物が展示されており 時間を忘れ見とれてしまいます。

 その観察記録は 引き続き報告しますよ。 

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大神神社から古代ロマンの道へ!・・・山の辺の道 玄賓庵 桧原神社

2024年06月13日 06時39分20秒 | ハイキング

 大神神社を訪れた際には 三輪から奈良に通じる上古の道である「山の辺の道」必ず少し歩くことにしています。
この道はハイキングコースとして人気があるのですが 中でも大神神社近辺は古代の面影を多く残し 個人的には最も好きなエリアです。

 途中には 要所要所に道標や万葉集の歌碑が設置されています。

 

 山道とはいえ よく整備されており歩きやすい道が続きます。

 

 道沿いには 石塔や小さな神社が点在しています。

 

 こちらは「玄賓庵」で 平安時代の高僧・玄賓僧都が修行した場所だそうです。
石畳の道と白壁が印象的で 中々良い雰囲気の庵です。

 

 境内は撮影禁止ですので 外から紫陽花の庭を覗き見してみました。

 

 その内 本日はここまでと決めていた「桧原神社」に到着しました。
この神社の鳥居は 滅多にない「三つ鳥居」になっています。

 

 ここでのサプライズは 境内に設置された投稿箱で 何と箱の中に野鳥(シジュウガラかな?)が営巣していました。
覗いてみると 確かに数羽の雛鳥が確認できました。

 

 歩き中に見られた野花として まずは「トキワツユクサ」です。

 

 「ノアザミ」も道端の草むらに咲いていました。

 

 途中で何人かのハイカーにも出会いましたが やはり「山の辺の道」は 訪れた人を古代に誘う道で素晴らしいですね。

 今回の大神神社訪問は 好きなササユリにも出会え また軽ハイキングも出来て 大満足でした。

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草津宿の社寺を拝観!・・・立木神社 常善寺

2024年05月26日 06時18分25秒 | ハイキング

 草津宿巡りの最後は 旧東海道沿いに建つ寺社の紹介です。
まずは「立木神社」を参拝しましたが 当神社は千二百五十余年の歴史を有する格式ある古社でした。

 

 立木神社の神様は「白鹿」に乗って当地に来られたとの伝えから 境内には神様のお使いとして沢山の鹿が奉納されています。

 

 境内にある建物はいずれも風格のある立派な造りで まずは「中門」からです。

 

 その先にあるのが「拝殿」です。

 

 最奥にある「本殿」は こんな感じで 神主さんに参加者全員の健康・安全を願いご祈祷していただきました。

 

 また 境内には今年の干支である龍の絵馬も掲示されていました。

 

 次に訪れたのが 約千三百年前創建と伝えられている「常善寺」でした。

 

 このお寺には 国の重要文化財に指定されている「阿弥陀三尊像」が安置されています。
通常は拝観できませんが 当日は特別の計らいで拝観させていただきました。

                                 (*草津市観光パンフレットより借用しました)

 

 散策コースには その他にもこんな寺社がありました。

 

 今回の会社OB会のハイキング 草津駅前で解散しおひらきになりました。

 ガイドさんの案内なしでは知り得なかった草津宿の史跡や歴史が理解できて良かったです。 

 幹事さん ボランティアガイドの方々 ありがとうございました。

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草津宿の歴史を学ぶ!・・・街道交流館 草津宿本陣

2024年05月24日 06時03分11秒 | ハイキング

 草津宿散策も後半に入り 更に理解を深めるべく「草津宿街道交流館」に入場しました。
ここは 草津の歴史や文化を紹介する歴史資料館なのです。

 

 館内には 草津宿の旅籠を再現した模型や 朝食・夕食の膳等が再現されていました。

 

 展示品には こんな絵画もありました。

 

 続いて訪れたのが「草津宿本陣」で 江戸時代には大名や公家が休泊していたようです。

 

 大修理を経て 当時の姿そのままに蘇ったとのことですが 白壁や板塀等中々の美しさです。

 

 広大な敷地見取図はこのようになっており 敷地1305坪 建坪468坪で 部屋数は39室・268畳半にも及ぶそうです。

 

 こちらは「上段の間」で 大名等主客の休泊に使われた本陣の中で最も格式の高い部屋です。

 

 主客が使う「湯殿」はこんな感じで 約50m離れた屋外で沸かした湯を運び入れていたとのことです。

 

 「土蔵」も 白壁が映えて良い感じです。

 

 本陣は一般的な旅籠とは違い 参勤交代の大名や公家 幕府役人等が公用の旅で宿泊する宿舎で土地の旧家など家が本陣職を命じられた。

 草津宿本陣は田中七左衛門家がその任を勤め 田中家により大切に受け継がれ 昭和24年に国の史跡に指定されたそうです。

 交流館及び本陣を見学して 草津宿の理解が深まり良かったです。

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