この時期 散歩道で注視している野草があります。
それは「ヤブガラシ」で 小さいながらもユニークな花を咲かせます。
この花の名前は 藪を枯らしてしまう程の旺盛な繁殖力に由来しているそうで 別名はビンボウカズラとも言います。
そしてよく見ると オレンジとピンクが混在しており 花姿も中々ユニークです。
花の初期はオレンジ色で 4本の「雄しべ」が中心の「雌しべ」を取り囲むように存在し その後 雌しべのみが残りピンク色に変色します。
そしてこの形が 燭台にロウソクを立てたように見えるため「ロウソク花」とも呼ばれるそうです。
また美術館前の藤棚では 花数は少ないのですが「戻り咲き」が見られます。
ヤブガラシは 個人的には好きな植物なのですが・・・
農業や園芸に従事されている方々にとっては 厄介な雑草なのでしょうね。