大和郡山市は金魚と共に 「郡山城跡」も外せません。
再来年のNHK大河ドラマでも この城に所縁が深い「豊臣秀長」が主役に取り上げられるとのことで大いに盛り上がっているようです。
豊臣秀吉の弟である秀長は 1585年に郡山城に入城し 城の大拡張工事や町の各種制度を整備し 城下町繁栄の基礎を構築しました。
従ってこの町では わずか6年間の城主でありながら大納言秀長として親しまれている人物なのです。
秀長は当地で没しており まずは墓地である「大納言塚」にお参りしました。
県指定文化財でもあり 毎年4月22日に墓前法要が営まれているそうです。
近くにある「永慶寺」は 徳川時代に長く城主を勤めた柳沢家の菩提寺で この山門は郡山城の菊門を移築したもので現存する唯一の
郡山城遺構とのことです。
続いては「郡山城跡」ですが 西側のこちらから城跡に入りました。
前回訪問時にはなかった「極楽橋」で 令和3年に150年振りに再建され 迂回せずに城跡の中心部に向かえるようになりました。
「天守台」に登ると 城跡全体の様子や郡山市内や奈良市方面が見渡せ 絶好の眺めです。
歴史を感じる「追手門」も中々の風格です。
郡山城下町には あちこちに秀長の痕跡が残されています。
まずは紺屋町にある箱本館「紺屋」は 秀長の時代に藍染めの独占営業が認められていた商家で 今は観光施設として開放されています。
またここでは 藍染めの体験実習もすることができます。
こちらは「源九郎稲荷神社」で 郡山城鎮守の為に秀長が創建した神社とのことです。
次に「薬園(やくおん)八幡神社」で 名前の通り奈良時代に大宮人の薬草園の場所に建てられた古社のようです。
境内には50種余りの薬草があります。
こちらの神木は「イチョウの古木」ですが 落雷に見舞われたのか? 樹皮がなくなり奇妙な姿になっています。
秀長ゆかりの場所を散策してから 送迎バスで最終目的地である「奈良健康ランド」に移動しました。
薬草湯を始め 色々な温泉に浸かり疲れを癒してから 総会へと移行しました。
今年の反省 来年の計画等を話し合ってから お待ちかねの忘年会で楽しい一時を過ごしました。
今回の企画で 大和郡山市の金魚と城下町の様子が良く理解でき良かったです。
幹事さん お世話になりありがとうございました。