こばとの独り言

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第34回 エリザベス女王杯

2009年11月15日 16時27分19秒 | その他(未分類)

女王決定戦という位置づけのG1・エリザベス女王杯。
今年の秋華賞馬レッドディザイアが回避してジャパンカップに行くことになったので、今回もまた2冠牝馬ブエナビスタに人気が集中した。

結果は・・・ある意味、物凄かった。G1であんなことは滅多にないよねー。

レースはクィーンスプマンテがマイペースで逃げ、その直後にテイエムプリキュアがつけ、そこから15馬身以上の差があって3番手集団がいた。
ブエナビスタは例によって後方から競馬をしていた。

・・・まぁ道中では誰もが前の2頭は飛ばしすぎだろうと思っていたさ。

・・・だがしかし、そうではなかった。1000メートル通過が1分弱。平均ペースだったのだ!!
前2頭が飛ばしているわけじゃない。明らかに後ろの集団が遅すぎる!!

4コーナーを回ったところでまだ15馬身近い差があった。ちなみに、5馬身で約1秒差。先頭を走る2頭と3番手集団の差が3秒!
これを覆すにはディープインパクト級の”強さ”がないと無理。ただ速いだけでは捕まえられない差である。

直線に入っても前との差がほとんど縮まらない。このまま逃げ切ってしまうのか!?

と思ってたら、ただその中で一頭だけ次元の違う走りで追い込んできた馬がいた。

ブエナビスタだ!!

秋華賞では3冠達成できなかった上で降着になった彼女がその鬱憤を晴らすかのような豪脚を披露した。

・・・だが、もうそれも手遅れだった。

そのままクィーンスプマンテが逃げ切り、テイエムプリキュアが2着。ブエナビスタは2着馬にクビ差まで迫りながら3着止まりだった。
よくまぁあんな後方から1着馬の1馬身近くまで追い上げたものだと感心。

本当に勝負は何が起こるか分からないねぇ・・・。
勝ったクィーンスプマンテはウオッカ&ダイワスカーレットと同じ世代なんだな。この世代の牝馬は強いねぇ、本当に。
鞍上の田中博康騎手は今年重賞初勝利(ユニコーンS優勝)して今回2勝目。G1はもちろん初。レース直後、馬上で泣いていたのが印象的でした。
嬉しかっただろうなぁ。優勝おめでとう!
若手の台頭は良いことだよ、うん。

・・・それにしても、ブエナビスタはこれで3連敗。負け癖がつかないうちに手を打っておかないと取り返しのつかないことになるんじゃないかな。
やっぱ札幌記念を使うローテーションがまずかったんかなー。この馬は直線の長い競馬場の方が合うのは分かってるんだからねぇ。
ってか、追い込み一辺倒ではウオッカにも勝てないだろうな。有馬記念に出ることはないだろうけど、レッドディザイアへのリベンジとウオッカとの勝負が見たいものだね。

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