こばとの独り言

ひたすらに趣味を語るブログ。
【18禁の記事もある為、閲覧は自己責任でお願いします】

「春音アリス*グラム」 あらすじ・感想その2 白羽優理編

2017年07月02日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

1人目は白羽優理ちゃんでした~(*'∇')

天使ですわ~、マジ天使ですわ~、癒されますわ~ポスト朝宮椎名ですわ(*´Д`*)b

白羽優理 キャラクター紹介
成稜学園2年生。天使。生徒会の会長を務め、成績優秀、品行方正の優等生。記憶力には自信があり、全校生徒の顔と名前を全て憶えている。そのため、誰とでも親しく会話することが出来ることから多くの人に慕われており、“成稜の白百合”と呼ばれている久遠寺一葉と人気を二分している。しかし、本人には周囲から人気があるという自覚がない。問題児だった颯太朗や耶々は彼女に助けられたことがあるため大きな借りがある。
しっかり者で責任感も強いが、ほややんとした雰囲気を持っているせいか、何となく放っておけないタイプ。癒し系。家事スキルが全体的に高く、特に料理をするのが好き。彼女の料理の腕前は、相部屋の橘朝陽曰く“心が浄化される味”で、彼女の料理を食べると懺悔をしたくなるらしい。本人はイチゴが大好物でしりとりで自分の番で「い」になると思わず「イチゴ」と言ってしまうほど。、辛いのが大の苦手。尚、運動やパソコンなど機械関係は少し苦手な様子。
猫が大好きで、寮の裏庭に集まる猫たちを見に行くのが日課となっている。しかし、猫が可愛いと言ってほわほわしている優理の方がもっと可愛いのではないかと颯太朗は思っている。意外にも漫画をよく読み、特に少女漫画が好き。男子にはモテるものの告白を全て断っているようで浮いた話は今まで1度もなく、“白馬の王子様”に憧れているらしいが・・・。
アーケンカードは「象牙色の記憶(アイヴォリー・リコレクティング)」。一度見たものを完全に記憶することが出来る完全記憶能力。今まで見たこと聞いたことを瞬間的に呼び出すことが出来る。その為、念写能力を持つ雪のアーケンカードとの相性が抜群に良い。
とにかくマジ天使。

白羽優理 攻略情報
素直に言う→もう少し話していく→雪に会いに行く→話しかける→同じ鍵→アーケンを使う→本命チョコ……?→何かを言わなければ→俺を信じて下さい→さすがはエリサだ→アレを揉む→すぐ助けに行く→証拠を整理する→笠倉の放送→注目を集めたかった→散歩も悪くない→みんなおいしかった→本心を言う→上手くなったら頼む→だから言わないって→分からない

白羽優理編 あらすじ
【7章】
協力体制を取ることになった生徒会と新生会の間を取り持つサポートをしてほしいと両会の会長から依頼された颯太朗。しかも、耶々からの許可まで貰っていて(ココア半年分で売られたw)、尚且つ、優理の希望ということもあって、颯太朗は生徒会に異動し会長補佐の任に就く事となったのでした。
生徒会に異動してすぐ優理の手伝いをした颯太朗。そろそろ期末テストも近いことから生徒会の仕事が終わった後、図書室に寄って勉強しようとしますが、優理も同じことを考えていたのか図書室には彼女もいたため、一緒に勉強することにします。そして、完全下校時間になったため、一緒に帰りますが、寮に着くと優理は何か言いたそうな顔をして女子寮へ入っていくのでした。
それからも優理の補佐を続け一緒にいるところを多くの生徒に目撃されていたことから、学園内で2人は付き合ってるのではないかという噂が流れます。今まで男子に告白されても全て断り、尚且つ、浮いた話がこれまで一切なかったという彼女がこれまで男と付き合ったことがない理由は何だろうと気になった颯太朗は、黄昏部に生徒会からの依頼を持ちかけた時に耶々たちに聞くと、その場にいた雪が以前恋バナになったときに、優理が“白馬の王子様”に憧れていると話していたと教えます。ただ、彼女の場合は見た目よりも中身を重視しているようで、理想が高すぎるから今まで浮いた話がないのだろうという結論でした。ただ、それはあくまで理想的なタイプであり、実際に好きな人がいるかどうかは別で、彼女には好きな人がいると教えてもらい、颯太朗はやはりそうかと思います。優理はそれが誰なのかまでは話さなかったようでしたが、先ほど言っていた理想の男性が好きな人のことを言っているのではないかと耶々たちは推測します。
優理の憧れの人がどんな人か気になっていた颯太朗は、いつしか自分が彼女の憧れの人になりたいと思っていることに気付き、優理への恋心を自覚します。そして、テスト期間中のある日、生徒会の活動は休みでしたが、颯太朗は彼女は仕事をしているかもしれないと思い、生徒会室に行くと、案の定、彼女は書類の山に囲まれていました。颯太朗はそれを見て手伝おうと近づくと、彼女が寝ていることに気付きます。優理の寝顔をしばらく眺めていると、彼女が手にしていた漫画本が落ちたため、中身を見ると、美少年と美少女の恋愛漫画のようで、颯太朗はこういう人に彼女は憧れているのかなと考えます。そして、彼女を起こすのは悪いと思い、自分の上着をかけてその日は帰ることにし、ホワイトデーも近いことから優理へのバレンタインのお返しのために色々と買って帰ります。翌日、優理と一緒に生徒会の仕事で各部活を回った後、優理に時間をもらい部室棟の屋上でバレンタインのお返しをプレゼントします。すると、優理は泣いて喜びますが、彼女も渡したいものがあると言って颯太朗の上着を返します。そして、優理は寝顔を見られたことを恥ずかしがりますが、それ以上に読んでいた漫画本を見られたことの方が恥ずかしがっていました。颯太朗が素敵な内容だったと言うと、優理は安堵して、実はすごく憧れている少女漫画のお話があると言って、その漫画の内容を話します。
その物語は、主人公の女の子が知らない街へ一人で出かけたときに道に迷ってしまうお話で、内気な女の子は誰かに道を尋ねることもできず、一人で心細く帰り道を探していました。どうすることもできなくて途方に暮れていた女の子に一人の男の子が声をかけてきました。その男の子はぶっきらぼうで女の子から見れば怖く映りしましたが、男の子は黙って女の子の手を引くと、そのまま駅へと連れていきました。迷子の事を話していないのに、どうして彼は知っていたのか・・・不思議に思った女の子は男の子に訊ねます。すると男の子は「俺もここで道に迷ったことがあるから」とだけ教えてくれました。男の子はそれだけ言って去ってきましたが、女の子はそのちょっと怖そうな男の子の優しさに触れて、心がときめきました。それから数年が経ち、女の子は憧れの学校に入学しました。入学式の日、新入生代表の挨拶を任された女の子は、校舎裏で原稿を読んで挨拶の練習をしていました。その時、手に持っていた原稿が風で飛ばされてしまい、1枚だけ高い木の上に引っかかり取れそうもありませんでした。その原稿を取るのを諦めて再び挨拶の練習をしていると、1人の男の子が声をかけてきます。その男の子は先ほど飛ばされた原稿を持っていて、よく見ると制服が汚れてあちこち傷が付いていました。女の子はその男の子が原稿を取ってくれたのだとすぐに理解しました。その姿に女の子はまたときめきました。その人は昔自分を助けてくれた男の子だったのです。
それは漫画の話ではなく現実の話で、いつしか優理はその女の子を“私”と表現し、とてもとても嬉しかった、再びその男の子と出会えたことに感謝したんですと話します。颯太朗はここまで聞いて、漫画の話ではなく優理自身の話であること、そして、その男の子が自分であることに気付き、当時のことを思い出します。つまり、優理が話していたという“白馬の王子様”は颯太朗のことでした。優理は颯太朗と再会できたのは偶然ではなく必然だと言い、颯太朗も勇気を出して話してくれた彼女に応えなくてはいけないと思い、俺は「キミの事が好きだ、付き合って下さい」と告白します。すると、優理は目に浮かべながら「瀬真君がずっとずっと好きでした」と自分の気持ちを伝えます。そして、2人は抱き合い、キスをして恋人同士になったのでした。
恋人同士になっても優理の立場を考えると公には出来なかったため、周囲には内緒にすることにしました。生徒会も卒業式の準備で慌ただしくなっていましたが、優理は思い出に残る卒業式にしたいと考えていたものの、なかなかそれを言うことが出来ませんでしたが、颯太朗は彼女の気持ちを汲み取り、会長補佐として朝陽に卒業式はいつもと違うことをしようと提案。朝陽は優理もそうしたがっていたことから、週明けまでに計画をまとめるように颯太朗に言い、颯太朗と優理はどういう卒業式にするか考えます。しかし、優理は何か卒業式に関して何か思うところがあるらしく、なかなか納得のいくものが出来ず2人で悩んでいると、耶々たち黄昏部が声をかけてきて、2人の関係を怪しんできます。そこへ朝陽もやってきて、言い逃れが出来なくなった2人は付き合い始めたことを皆に話し、朝陽はショックを受けたものの、黄昏部や朝陽以外の生徒会役員は2人を祝福し、外部には内緒にしてほしいという颯太朗たちの希望も聞き入れてくれます。
その日の帰り、翌日が休日だったことから、デートの約束をしますが、行き先を今日のうちに決めて明日発表することになります。その日の夜、優理は朝陽にデートのことで色々と相談しますが、最初は反対していたと言っていた朝陽も最終的にいは2人のことを見守ることにしますと言って、優理たちのことを祝福するのでした。
【8章】
そして、迎えたデート当日。2人が考えた行きたい場所は同じ水族館でした。そこで夕方まで楽しく過ごし、寮へ戻った2人は颯太朗の部屋に行きます。颯太朗はてっきり須藤がいるものだと思っていましたが、須藤は運動部の打ち上げで遅くなると連絡が入り、優理と2人きりになります。そして、優理と一緒に自分のベッドに座りますが、そこで彼女とキスをした颯太朗は自分を抑えられなくなり、優理を押し倒し、そのまま初体験を済ませるのでした。
それからも順調に交際は続きましたが、未だ卒業式のプランは決まっていませんでした。優理が卒業式で何かしたいと考えているのは昨年の生徒会の不祥事に原因があると颯太朗は思っていました。そして、優理が自分に自信がないのは優秀だったという昨年の生徒会長へのコンプレックスがあったのではと考えます。新聞部の澪が認め、優理が憧れるほどのカリスマを持っている人が何故不正を働いたのか・・・その部分が気になった颯太朗ですが、優理が少し暗い表情を見せたので、先ずは卒業式の方へ意識を集中することにします。優理が考えたのは生徒会主催で卒業生を送り出すこと。今からでは式のプログラムに入れることは難しいため、優理が考えたのは、卒業式が終わった後、卒業生が学園を出るまでの間、見送りをするというものでした。それもただ見送るだけではなく、卒業される先輩たちに感謝を述べたい、名残を惜しみたい、そういった在校生の気持ちを伝えたい・・・そのような場所を生徒会で提供したいということでした。今までもそういった事例はあったようですが、昨年は生徒会のゴタゴタのせいで出来なかったので今年は実現したい、そんな思いもありました。颯太朗は、優理の案を聞いていくつか問題点もあるため、自分が計画をまとめてみることにしますが・・・。
【9章】
卒業式まで残り1週間。ある程度、自分で考えた案をまとめそれを優理に渡し、早速生徒会でも送別会のことを公表します。生徒会役員は優理の案を快く受け入れ、卒業式は朝陽がまとめることになり、あまり人員を割けない送別会は颯太朗主導で動くことになりました。それから卒業式と送別会の準備は進みますが、優理は自分でやらなければならないことがありました。しかし、1人で行くのは不安だったため、颯太朗についてきてもらいます。彼女のやりたいこととは、昨年の生徒会長の不祥事により解散させられた旧生徒会の3年生に送別会に出席してもらうことでした。優理は彼らに送別会に出席してもらってちゃんと見送りたいと伝えますが、旧生徒会のメンバーは未だ自分たちを快く思ってない人たちもいる、今更蒸し返したくはないから放っておいてほしいと言って帰ってしまいます。旧生徒会の卒業生に出席してもらいたいなんて、自分のエゴでしかないと落ち込む優理に、颯太朗は一歩踏み込むことにし、そこまでしてどうしてこの件にこだわるのか聞きます。すると、優理はそのために生徒会長になることを望んだからだと答え、涙を流します。颯太朗はそんな彼女を抱きしめそれ以上聞く事を止めたものの、旧生徒会の事件に彼女がそう決意させる何かがあったのだと感じとりますが・・・。
その後も旧生徒会の3年生を当たってみますが、全て同じ反応でした。2人はその後それぞれの仕事があるためいったん解散し、颯太朗が生徒会室に戻ってきても優理の姿はまだありませんでした。颯太朗は連日の疲れが溜まっていたのか、睡魔に襲われ眠ってしまいます。その眠っている間に颯太朗は夢を見ていました。1年前の優理が生徒会長になる前の出来事。朝陽が優理に生徒会長なってほしいとお願いしてる場面で、元生徒会長の妹である朝陽は、姉から生徒会長を任せられるのは白羽優理だけだと聞かされたと話していました。朝陽は姉が不正をする人ではないと信じており、何か理由があるはずなんだと訴えます。だから、姉の跡を継ごうと考えていた朝陽が、その姉が優理を指名したのも理由があるのだと思い、優理に会長になってほしいとお願いしたようでした。颯太朗は夢にしてはやけにリアルだと感じると急に夢から醒め、目を開けると目の前には優理がいました。颯太朗は優理の相手をしつつ自分のアーケンカードが熱くなっていることに気付き、寝ている間にカードが発動していたことに驚きます。その後、優理と帰り部屋に戻った颯太朗は先ほどの夢を見られたのはアーケンカードが関係していると考えますが・・・。
しかし、優理が旧生徒会と接触していたのが原因で事態は最悪の方向へと向かってしまいます。旧生徒会と現生徒会が裏で繋がってるのではないかと噂され、生徒会を快く思わない連中から現生徒会を解散しろという声が挙がってしまい、新聞部も動き出していました。優理は颯太朗たちに説得され、しばらく表に出ることを止め、裏の仕事に回ります。颯太朗はそんな彼女の傍にいることにしますが、彼女に触れた途端に再び1年前の夢を見ます。今回は優理が生徒会長になることを朝陽に告げるときの夢でした。意識を戻した颯太朗はこのことはアーケンカードが関係しているのだと思い、優理を先に帰らせ祥子のもとを訪れますが、祥子は事情を聞くとアーケンカードについて補足をします。持ち主の精神的な変化によりカードにも変化が訪れること・・・颯太朗のアーケンカードの場合、完全な変化には至ってないようでしたが、心が繋がっている優理のアーケンカードに干渉しようとして、優理の記憶の一部を見たのではないかと推測し、アーケンカードが見せてくれた記憶が問題解決の糸口になるのではないかとアドバイスします。颯太朗は1年前の事件の真相を知らなければ本当の意味で優理を支えてあげることは出来ないと思い、彼女の下へ戻りますが、生徒会室へ行くと思いつめた優理が1人で泣いていました。
颯太朗は今まで自分はあくまで優理の補佐であり彼女が話してくれるまで待つつもりでしたが、優理がここまで傷付き追い詰められるまで何もしようとしなかったことを後悔し、自分がすべきことを成そうと、先ずは泣いている彼女に胸を貸すことにします。すると、彼女は今までずっと誰にも頼れず孤独だったことを打ち明け、颯太朗の胸の中で泣きじゃくります。優理が落ち着くまで待っていた颯太朗は、彼女が泣き止むと当時のことを聞き出します。恋人として対等に彼女を受け入れて導いてあげなければならない・・・そんな颯太朗の気持ちに気付いたのか、優理は当時のことや送別会に拘る理由を話し始めます。
旧生徒会は、昔から続く古風でお堅い派閥関係重視の組織でした。しかしその人情味溢れる政策が学生たちの信頼を得ていました。逆に新生会は無駄を省いて規律と能力を重んじる組織で、新しい事を取り入れて無駄な催事にメスを入れ、既存のルールに縛られない抜本的な革命を目的として作られました。その新生会は当時生徒会の管轄だった風紀委員が母体となってできたものでしたが、当時の風紀委員代表は北菱でした。ただ、その頃の風紀委員はただのお飾りのような存在で特に権力は持っていませんでした。北菱は前生徒会長の橘宵陽とは対立関係にあり、北菱は前生徒会長が失脚した混乱をチャンスだと見て独立し新生会を立ち上げました。北菱が生徒会に残って再編するという道を選ばず、あえて新しい組織を作ったのは、生徒会を残してあえて新生会と対立する図式にしたかったからでした。2つの組織が競い合えばより良い学園生活を生徒に提供できるのではないかと考えて。その後は新生会発足と共に、生徒会も態勢を改め朝陽の推薦で優理が生徒会長となりました。しかし、そもそもの発端である前生徒会長・橘宵陽の不正については優理はずっと疑問に感じていました。颯太朗は前生徒会長は会ったことのない人だったので優理ほど信じられませんでしたが、優理は会長就任直前前に、宵陽から生徒会を本来のあるべき姿に戻してほしい、自分が成し遂げられなかった望みを託すわがままを許してほしいと言われたと話します。その直後、宵陽は不正の責任を取る形で辞任しました。優理は不正をするような人が自分に後を託すだろうか、それに“生徒会の本来あるべき姿”というのも気になっていました。優理はその後、彼女が不正を働く人ではないと思い、調べようとしますが、結局真相は分からず終いでした。しかし、事情があるのなら旧生徒会の人たちはあまりに不憫であり、不正を犯した生徒会のメンバーと思われたまま卒業してしまうのはあんまりだと思うと話します。だから、優理は送別会のことを考えました。事件の真相を明らかに出来なかったけど、せめて先輩方には気持ちよく卒業してもらいたい・・・学園のために力になってくれた旧生徒会の人たちにも他の先輩たちと同じように謝辞を述べたい、あとは私たちに任せて安心して卒業して下さいと伝えたいから。
颯太朗はそんな事情を来て俄然やる気が出て、先ずは前生徒会長・橘宵陽の不正について調べ、真相を明らかにすることで宵陽や旧生徒会の汚名を払拭することが先決だと言います。そうして学園の皆の誤解を解いて笑顔で送別会に参加してもらう。それが颯太朗と優理の共通の想いでした。そして、颯太朗は必ず真相を明らかにすると優理に約束し、誓いのキスをするのでした。
颯太朗は旧生徒会が不正をしていたのではなく、わざと不正事件を起こしたのではないかと考え、当時の記事を書いた澪のもとを尋ね、揺さぶりをかけます。すると、澪は何故今更そんなことを聞くのかと問われたため、優理が言っていたことをそのまま伝えます。旧生徒会の皆も気持ちよく送り出してあげたいと。すると、澪はいつか誰かが聞きに来るだろうと思っていたと話し、上着のポケットから手帳を取り出します。これを読んで判断してほしいと言って手帳を渡します。そこには昨年の事件の真相が書かれていました。颯太朗は手帳を受け取った後、2つ彼女にお願いします。1つは送別会の準備の様子を生徒たちに広めること、そして、もう1つは颯太朗が宵陽の真意を理解できたら不正に関する真実を全て公表することでした。すると、澪は注文が多いと言いつつも、考えておくと答えるのでした。
旧生徒会は、古い学園の体制の維持をする点では正しい存在でした。しかし、これから始まる新たな学園を運営していくには、旧体制に残る古い因習が枷になっていました。その1つが派閥による権力集中でした。生徒会長選は、それぞれの派閥から代表者が選ばれ、選挙という名のただの権力争いに近いものでした。更に時代遅れの学則は穴だらけで、特に生徒会運営に関する条項が大問題で、役柄ごとに後輩を指名する縦割りシステムだったため、人が変わっても派閥の理念は残ってしまい、それが癒着の原因にもなっていました。そんな中で、宵陽は派閥によって選ばれた代表に混じって立候補し、正々堂々と選挙に勝ち、派閥とは関係が無い初の生徒会長となりました。それから宵陽は優秀な手腕を発揮しますが、派閥かた多くの妨害工作を受けて、思うように政策が進められませんでした。その為、このままでは危険だと思った宵陽は生徒会の組織改革に着手します。しかし、妨害工作によって身動きが取れない彼女が逆に目を付けたのは、学則の穴でもある派閥システムでした。派閥と癒着して、不正に部費を水増ししていた部活を利用することを考えます。水増しされた部費を生徒会長権限で横領し、それを私的に利用して取り上げられることで、それまでの癒着関係も明らかになりました。結果的に宵陽は失脚し、旧生徒会は解散に追い込まれたものの、宵陽が無くそうとしていた派閥システムを廃止することが出来、自ら起こした不正事件と引き換えに生徒会に続いていた悪しき風習を破壊した・・・それが不正事件の真相でした。そして、宵陽が私的に利用したというお金については、不当に部費を減らされた部への特別予算として組み込まれていました。つまり、宵陽がしたことは予算を本来あるべきところに戻しただけで不正とは言い難いものでした。そして、澪が不正事件という特ダネの真相を公表しなかったのは、親友であった宵陽の希望だったからでした。そして、宵陽も自分が全責任を負うことで生徒会システムの改革を成功させ、その後を優理に託して真相を抱いたまま卒業していきました。宵陽が優理に託したもの、それは希望でした。颯太朗は澪の手帳の内容の要点をまとめ、それを優理に見せます。すると、不正をしていないと分かった優理は涙を流して喜び、生徒会長になって良かったと言います。そんな立派だった宵陽から後を託された生徒会長という立場にももっと誇りが持てるようになったと。
それからも悪い噂が流れる中で卒業式と送別会の準備も進められましたが、卒業式間近になって澪が颯太朗との約束を守り、生徒会の活動と事件の真相について新聞を発行し、これにより生徒会の悪い噂も次第になくなり、宵陽の名誉も回復しました。そして、今まで手伝う者が少なくて準備が遅れていたものの、新生会や風紀執行部、黄昏部、それだけじゃなく卒業生たちまで加わって準備があっという間に完了します。颯太朗と優理は食堂からの差し入れであるおにぎりを食べながら、準備が終わって和んでいる人たちを眺めていると、そこへ澪がやってきます。颯太朗たちが記事についてお礼を言うと、澪も親友の願った理想を叶えてくれてありがとうと頭を下げます。そして、彼女もまた宵陽から学園のことを頼まれていたため、優理たちの成長を促すために厳しくさせてもらったと話し、厳しく追及されても頑張った2人に労いの言葉をかけて去って行くのでした。
そして迎えた卒業式当日。卒業式が無事終わり送別会もほとんどの人が参加して盛り上がります。澪は後輩には出来る限り多くのものを残したいからと最後の最後まで新聞部として活動していましたが、旧生徒会役員を含む卒業生たちが在校生たちと笑顔で語り合い送り出される姿を見て、優理と颯太朗は喜びますが、優理は誰かを探しているのかきょろきょろしていました。朝陽の話では宵陽が来ているらしいとのことで、優理は成長した自分たちを見てもらいたいと思い、2人で宵陽を捜しますが、最後の卒業生が校門を出て去って行くまでその姿を確認することは出来ませんでした。送別会が終わってから30分。まだ諦めていなかった優理は校門前で宵陽を待ち続けましたが、そこへ1人の女性が声をかけてきます。その人は優理がずっと待ち続けた人・・・橘宵陽でした。そして、優理は宵陽にあなたのおかげで大切な場所を見つけることが出来たと伝えます。自分の宝物だと胸を張ってそう言えると笑顔で言う後輩の姿に宵陽は良い笑顔だと言って微笑みます。そして、今度は優理だけじゃなく颯太朗にも生徒会のことを託します。颯太朗は何故自分を犠牲にしてまでこんなことをしたのか理由を聞くと、宵陽が「特に理由はない、その時に良かれと思ったからそうしただけ」と答えたため、優理は驚きます。学園生活はたったの三年間。その三年間を本気で悩み本気で楽しんで生きたかった、そして後輩たちも本気で楽しく過ごせるような素晴らしい学園にしたかった、私の学んだ学園は世界で一番の学園だと皆に胸を張って言いたかった・・・それが理由でした。そして、その言葉は北菱がよく言っていた言葉でもありました。彼もまた宵陽の意志を継ぐ1人でした。すると、宵陽は「何てね」と言いつつ、1番はこの学園が好きだからと最も単純な答えを言うと、颯太朗も優理も納得します。その後、宵陽はあなたたちに会えて本当に良かったと感謝の言葉を言って去って行き、優理も最後にありがとうございましたと伝えます。優理は宵陽が去った後、自分たちの成長と感謝の言葉を胸を張って言えたことを喜び、颯太朗の胸に顔を埋めます。そして、自分の努力が報われた彼女は、今だけは少し泣かせてと言って、颯太朗の胸で泣き続けるのでした。

白羽優理編 感想
皆に慕われる生徒会長。けど、そうなったのは悪い生徒会のイメージを払拭しようと彼女が努力した結果であり、彼女自身は誰にも頼れずずっと孤独でした。そんな彼女が颯太朗を通じて自分には仲間がいて1人ではないこと、人を頼るということを知り、大きく成長するというお話。後半は感動系青春ストーリーになってて良かったと思います!
7章~8章にかけては優理ちゃんとのラブコメ&イチャラブが主体で、ただひたすらに可愛い優理ちゃんが見られて満足しました。ぶっちゃけると優理ちゃん好きにとってはここがメインですね(爆) 優理ちゃんは家庭的だし癒されるし、もう文句なしです。1度きりとはいえ、幼い頃に会ったことがあるというのもポイント高い。やっぱり自分はこういう子が好みなんだなぁと改めて実感しました。マジ天使!1番良かったのは告白シーンですね。自分が好きな少女漫画に例えて自分の初恋の話をして、そこから告白に繋げるシーンは感動的でした。バレンタインのときのあわあわした可愛らしさも良かったですけどねw
そして、本筋となる最終章は旧生徒会の不正事件の真相でした。前作で言うと月詠編みたいな感じ。こちらはほとんどシリアス一辺倒のようなものでしたが、先輩から後輩へ受け継がれていくモノ、全員で協力して大きなことを成し遂げること、そういった青春を見られたのでとても良かったと思います。特に、新聞部の澪のエピソードは良かったかな。共通ルートではあまり良い印象はない彼女ですが、優理編を見ればそんな印象も変わると思います。彼女もまた優理ちゃんや颯太朗のお蔭で救われた1人と言えますね。
あとは優理ちゃんの涙ですね。ヒロインの涙を見るのは正直とても辛いですが、彼女がずっと1人で悩み抱え込んでいたこと、その全てを吐き出すとても重要なシーンだったので、見るのは辛かったけど受け止めることにしました。まぁ出来れば颯太朗にはこうなる前に動いてほしかったですけどね。まぁでも、その後は少し甘えんぼになるので、ますます優理ちゃんが好きになりましたねぇ~(*´Д`*)b
Hシーンは4回。おっぱい的にはメインヒロインの中では2番手だったので非常に期待していましたが、本番H4回あってその全てでおっぱい見せてくれたので満足です!まぁ騎乗位だけは颯太朗の手が邪魔でしたが乳首はちゃんと見せてたのでヨシとします。パ○ズ○フェ○に関してはHシーン体験版でも言った通り、フェ○の時間が少し短いのが残念でしたが、アングル的には良かったです。1番良かったのはやはり最初の正常位ですが、最後のバックも良かったかな。まぁ何にせよ、おっぱいをたっぷり堪能できるので良かったですわ~(*´Д`*)b
( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
一般シーンですと、やはり先ほども言った通り、告白シーンですね。初恋の思い出を語り告白に繋げるところはとても良かったです。優理ちゃんがずっと一途に颯太朗のことを想い続けていたという健気なところが愛おしくなりました。それから優理ちゃんが泣くシーンは見てて辛かったですが、どれだけ孤独で辛い思いでいたのかと考えると胸が苦しくなりましたね。あとはお弁当を作ってきてくれるシーンかな~。やはり家庭的なヒロインは大好きなので!ただ、優理ちゃんから「あーん」ってしてくれることがなかったのは残念。何故颯太朗からのはあったのに、彼女からの「あーん」はなかったのか・・・ここだけはライターさんに問い質したいところである!!他には宵陽さんとの邂逅ですかね。優理ちゃんの努力が報われた瞬間でもありましたので。まぁとにかく、優理ちゃんは可愛いシーン盛りだくさんなので、自分はずっと悶えていたような気がしますw
優理ちゃんはマジ天使!!

さてさて、お次は神咲エリサです~。

「春音アリス*グラム」のあらすじ・感想はこちら↓
共通ルート】【白羽優理編】【神咲エリサ編】【久遠寺一葉編】【凜堂耶々編】【藤乃雪編

「春音アリス*グラム」のグッズ購入品はこちら↓
Character1 2016グッズ】【C90グッズ】【久遠寺一葉B2タペストリー】【クリアファイル】【凜堂耶々B2タペストリー
藤乃雪B2タペストリー】【C91グッズ】【神咲エリサB2タペストリー】【白羽優理B2タペストリー
久遠寺一葉B2タペストリーver.2】【Character1 2017グッズ

「春音アリス*グラム」の公式サイトはこちらから↓

Nanawind第四弾「春音*アリスグラム」応援中!

いやー、優理ちゃんマジ天使!最後のお嫁さん発言も良かったし、これは新たな嫁の誕生ですな!

コメント (6)