こばとの独り言

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「ピュアソングガーデン!」 あらすじ・感想その1 星野いろは編

2017年07月11日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

2017年6月発売タイトル第4弾は、PULLTOP最新作「ピュアソングガーデン!」でした(*'∇')

いろはちゃんマジ天使だったので買いました(爆)

店舗特典はこちら。

もちろん、いろはちゃんです!マイ天使!

ピュアソングガーデン! 概要
今から10年後、2027年の世界が舞台。当然、今より技術が発達しており、特にVR技術が飛躍的に向上している世界。更に現実世界と仮想世界を融合させた世界を作るMR技術も発展している。最新のVR技術で作られたVRアイドルのアイは他のVRモデルとは比べものにならないくらい精密に作られており、違和感ないレベルにまで人間に近く、絶大な人気を誇っている。VRを使用する方法としてオーバートーンと呼ばれる総合端末があり、ダイバの住人は常に着用している。ダイバでの普及率は100%。オーバートーンには様々な規格があり、用途によって使用する規格を変えることもある。例えば、主人公が使うオーバートーンは大き目なヘッドホンタイプであり、性能は音方面に特化している。
主人公たちが住むダイバ地区は商業的発展を遂げ、様々な技術の最先端となた地区。VR技術に関して特化しており、最新のVR技術を見に来る人も多く、日本有数の観光地にもなっている。主人公たちが通う有明臨海附属アリアケキャンパスはダイバ地区の隣にあるアリアケ地区にある。ダイバ島とアリアケ島の中間には2つの島を繋ぐ月の大橋がある。
主人公が所属する部活・M3部の正式名称は「ミュージック・メディアミックス・メイト」(それぞれ頭文字がMで始まるため、Mが3つでM3部)で、音楽を総合的に楽しもうという目的がある。部室にはVRが普及したことで使われなくなった音響機材が置かれている。この部に所属している人たちは基本的に訳ありの人ばかりなせいか、活動内容はものすごく緩く自由。そのため、主人公は居心地が良いと感じており、用もないのに部室に行くことが多い。
ピュアソングガーデンというダイバ地区で2日間に亘って行われる大規模なバーチャルライブイベントがあり、その時に限り、普段は制限されているVRがダイバ全体で大がかりに展開される。このイベントは通常のライブとは違い、VR技術を使ったものだけを対象としており、アーティストとしてのVRアイドルに限らず、VR楽器による演奏やVRの演出なども含まれている。
主人公たちはこのピュアソングガーデンにアルバイトスタッフという形で参加することになり、その準備中にVRアイドル・アイに異変が起こって、未来から旅行に来たという星野いろはと出会い、物語が始まる。

ピュアソングガーデン! キャラクター紹介(ヒロインの項目は簡易的に紹介)
山葉奏多
本作の主人公。ダイバ地区にある33階建てマンション・ダイバツインタワーの東棟・タワーイースト30階に住んでおり、現在は幼馴染の河和井玖音と2人で暮らしている。両親は有名な音楽家でいつも海外でコンサートをしている。父親はバイオニスト、母親はピアニスト。
有明臨海附属アリアケキャンパスに通い、M3部に所属。作曲担当。オーバートーンは音方面に特化している大き目なヘッドホンタイプ。奏多のオーバートーンのみ、未来予測システム「アカシくん」がインストールされている。
初恋の相手である柳澤律が開発中の新しいシステム「ハーモニクス」(アカシくんの未来予測システムを応用した作曲支援システム)の実験に協力しており、彼女が開発したアカシくんの利用データと共に、1日最低10個のノルマで好きなメロディを記録して、それも併せて提出している。
今も細々と音楽活動を続けているが、過去に音楽を捨てようとしたことがあるが玖音に救われた。そのことは一生忘れないと心に誓っている。

星野いろは

未来から観光旅行にやってきた明るく元気な少女。奏多の時代から50年後の2077年から時間旅行にやってきた。
個体の持つ情報素子を移送することにより時間移動するタイムシフトの制約で、奏多の時代ではいろは本人の身体ではなくVRアイドル・アイのドール素体を利用している。

河和井玖音

奏多の幼馴染。訳あって現在は奏多と同居しており、2人は同い年だが、彼女は奏多のお姉ちゃんを自称している。姉を自称するだけあって面倒見は良く、家事全般も一通りこなすことができる。
学園ではM3部に所属。歌詞担当だが、その内容は性格同様に残念と評判。VRアイドル・アイの大ファンで、本人曰く可愛いは正義。

下国明日歌

M3部に所属している奏多の後輩。礼儀正しく性格も良くて綺麗で長い黒髪という大和撫子風の女の子。
歌が上手く、その歌声は“天使の歌声”と言われており、彼女が歌うと誰もが足を止める。しかし、独特のセンスの持ち主で変な音を収集するという変わった趣味を持っているのが唯一残念な点であり、VRキーボードの音色を常時非公開にしている理由でもある。ただ、これもM3部全員で説得した結果であり、本人は変な音だと認識していない。

柳澤律

世界的ネットワーク企業・GNCのエンジニアでダイバのVR関係の統括責任者。
奏多と同じマンションに住み、昔は両親が仕事で殆どいない奏多の面倒を見ていたため、奏多にとっては本当の姉のような存在であり、初恋の相手でもある。

すず

いろは専用ナビゲーション・フェアリー。マスターであるいろはに対しては従順だが、奏多たち現代の人間のことは見下している。ただし、とある理由で律に対しては敬意を表している。

島村真琴

M3部の部長。何故かいつもM3部の部室にいる。皆のまとめ役で意見を言うことはあるが、他人の作業を手伝うことはしない。ボーイッシュな雰囲気を持っていて、可愛い系は自分に向いてないと思っている。
蟹料理が大好きで、同じ蟹好きのかに大臣・いろはによって「かに将軍」を任命されるw

高峰調

M3部の部員。M3部ではトラックダウン担当。見た目が中性的で性格も草食系ながら、ガテン系のアルバイトをしているため、腕力は奏多より遙かに強く、2人が腕相撲をすると奏多が瞬殺される。

ピュアソングガーデン! 共通ルート あらすじ
夏休みのある日。そろそろお昼という時間に起きた山葉奏多は、幼馴染の河和井玖音に薦められていたVRアイドル・アイのライブ映像を見ていました。その途中で玖音がやってきて奏多に抱きつきますが、奏多が胸が当たってることを指摘すると、玖音は慌てて離れます。その後、部活に行くため一緒に登校しますが、駅上のグランドセンターデッキに着くと、玖音が途中で昼食分を買いに近くの屋台に行ったため、奏多はデッキの方を見ます。すると、そこには後輩の下国明日歌が目を伏せて立っていました。すると、VRキーボードを立ち上げ、VRの音声だけOFFにして歌い始めます。歌っていた明日歌は歌っている途中で奏多の存在に気付き、非公開にしているVRキーボードの音を奏多に聞かせ、歌い終わると奏多の元へやってきて、その後、玖音とも合流し3人で学園に向かいます。
部室に着くと既に部長の島村真琴と友人の高峰調がおり、奏多たちが着くなり、8月に行われるVRフェス・ピュアソングガーデンの話題を振ってきます。そこで、VRアイドルのアイが既存のVRアイドルを超越した新技術をお披露目するという話で盛り上がり、その日はピュアソングガーデンの話で部活は終わるのでした。
夜、いつもの通りアカシくんのデータを柳澤律に提出した奏多。すると律から奏多のデータのおかげで作曲支援システム「ハーモニクス」の稼働が出来るからアカシくんをアップデートすると言われ、奏多は喜びます。それからすぐにアカシくんがアップデートされ、早速ハーモニクスを使ってみると、その予想以上のシステムに驚き興奮した奏多は、こんなに凄いシステムを自分だけのものにしていいのか迷い、アカシくんにM3部のメンバーとハーモニクスのテストをした場合の結果を予測してもらった結果、8%の確率で自分に彼女が出来るということが分かり、下心ありでM3部の皆とハーモニクスのテストをすることを決めたのでした。
翌日、部室にM3部全員を招集した奏多はハーモニクスを軌道させ、皆にテストに協力してもらいます。その後、明日歌に用事が出来たため解散となりますが、いつものように明日歌を駅まで送っていくと、父親と会う約束をしたけどまだ時間があるのでどこかで時間を潰すと明日歌が言ったため、それを聞いた玖音がお節介を焼いて奏多を明日歌に貸し出します。その後、明日歌とダイバ地区を回り、公園で鳥の声を録音していると、明日歌の父親の下国弦次から連絡が入り、思いがけないところで明日歌の父親と挨拶することになりました。その後、食事をするという下国親子と別れ、家に帰った奏多は、夜になると律に定例報告をします。そのとき、奏多が律と知り合いだと知った真琴から律に頼んでピュアソングガーデンのアイのライブチケットを譲ってもらってほしいと頼まれていたことから、そのことを律に話しますが、律は知り合いに最後の1枚を渡してしまったから無理だと断られます。しかし、その代わりにピュアソングガーデンのアルバイトスタッフをしてみないかと誘われ、奏多は迷うことなくお願いしますと返事をするのでした。
翌日、調と真琴が用事があると断ったため、玖音と明日歌の2人を連れて律と会った奏多。律に会場を案内されてグランドセンターデッキのステージまで来ると、丁度新技術を使ったアイの起動テストが行われるということで、特別に見学をさせてもらいますが、起動したアイに感動している3人をよそに、律は違和感を覚えていました。そして、アイが目を覚ますと戸惑った様子で奏多たちのところへやってきて、挨拶します。2077年の未来からはるばる時を超えてやってきた星野いろはです、と。
その後、いろはを連れて奏多の家で事情を聞きますが、いろはでは説明が難しかったことから、彼女専用のナビゲーションフェアリー・すずを呼び出し、代わりに説明してもらいます。しかし、いろはの意識だけ50年前の過去に飛び、アイのドール素体に乗り移った・・・ということ以外、奏多たちには理解できませんでした(律のみある程度理解していましたが)。すずの説明が終わった後、イベント会場でアイが居なくなって大騒ぎになっているため、その事後処理のために律は仕事へと戻り、いろはは律からの指示があるまでは奏多の家に匿うこととなり、玖音の部屋で一緒に生活することになりました。
翌日、律の個人研究室に呼び出された奏多たちは、いろはのことについて話をします。そして、アイが目玉として取り扱われているピュアソングガーデンはどうするかという話になりますが、アイのドール素体には予備がなく、いろはの時間旅行はピュアソングガーデンの初日までとアイが本来行うべきライブイベントと被ってしまっていました。いろはが未来へ帰れば全てが丸く収まることは事実であり、いろはも自分のせいでイベントが中止になるのはイヤと言って、未来へ帰ろうとしますが、奏多たちはそれを良しとしませんでした。自分たちの都合で、いろはが楽しみにしてた旅行を中止にはしたくない、理屈は分かるがそれが通れば良いというものではない、いろははもう他人じゃなくて友達なのだからと。しかし、律が言うには現実問題として、逆にいろはに帰ってもらっては困ると言います。現在、いろはとアイは融合してしており、タイムシフトの制御下に置かれてしまっていました。そのため、タイムシフトの制御がなくなった場合、アイがどうなるか予測不能で、一応バックアップはあるものの復旧に時間がかかりイベントには間に合いそうにないとの事でした。
律から何とか周囲を誤魔化すことが出来れば何とかなると言われ、それを聞いた奏多たちはいろはにアイの代役としてステージに出てほしいとお願いします。それがアイの時間旅行とピュアソングガーデンのライブ成功を両立させる唯一の道だから。いろははその案に驚き本人の運動神経の無さから一切の自信もありませんでしたが、アイのドール素体はすずがサポートをしているため、少なくとも練習すればアイのように動けるようになると分かり、いろはは少し不安だったものの、アイの代役を引き受けることにしたのでした。
翌日、M3部でいろはをサポートしようと、真琴や調にもいろはを紹介し、実際にいろはの歌を聴くため、アイの新曲を聴かせて歌わせてみましたが、アイの歌は人は歌うには難しく、素人同然のいろはでは歌えないことが判明します。そこで、新曲に関しては、いろはが帰った後の2日目に回してもらうことにし、1日目はいろはが歌える曲にするため、M3部で曲を用意することになりました。作曲担当の奏多、作詞担当の玖音、そして、ボーカルレッスンは明日歌が見ることになり、M3部はピュアソングガーデンに向けて、活動を開始するのでした。
それから、いろはのレッスン、奏多の作曲(正確にはいろはが好きな曲のアレンジ)、玖音の作詞は順調に進み、いよいよピュアソングガーデン当日を迎えます。いろははVRアイドル・アイとして開会を宣言し、VRフェスはスタート。その後、ライブまでの自由時間を奏多たちと過ごしたいろはは、14時から始まるライブ会場へ向かいますが、開始予定が遅れていました。いろはがこの時代にいられるのは15時まで。何とかそれまでにライブは始まり、いろはは皆で作った「エンゼルブレス」を歌い、歌の間奏に奏多と玖音、そして明日歌の3人へ向けたメッセージを送り、それを別れの挨拶にしますが、開始時間が遅れたせいで、いろはが歌いきる前にタイムリミットが訪れてしまいます。しかし、15時丁度になったそのとき、ダイバ地区のVRが一斉に暴走を始め、いろはの姿も消失していました。奏多が必死にいろはの名前を呼ぶと、彼女から返事があったため、声がした方へ手を伸ばすといろはが姿を現します。しかし、奏多は違和感がありました。何故なら、タイムシフトによる時間旅行が終わったはずのいろはが未だに現代世界に残っているのだから。2027年8月7日15時。臨海区ダイバ周辺で発生した大規模VR事故「VRハザード」のせいで、ピュアソングガーデンは中止に追い込まれ、未来へ帰るはずだったいろはは現代世界に残ることとなったのでした。

・・・と、いうわけで、1人目は星野いろはちゃんでした~。

星野いろは キャラクター紹介
奏多達の時代から50年後の未来より観光旅行にやってきた少女。個体の持つ情報素子を移送することにより時間移動するタイムシフトの制約で、奏多の時代ではいろは本人の身体ではなくVRアイドル・アイのドール素体を利用している。ただし、タイムシフトが選ぶボディは本人と類似している物を選ぶため、いろは専用ナビゲーション・フェアリーのすずの見立てでは実際のいろはと92%合致しているとの事。実際、写真と見比べてみるとアイと区別が付かないどころか、明日歌曰く本人はアイより可愛いと評判である。
ドール素体はラブドールのトップメーカーが作ったせいで、人間とエッチが出来る仕様になっている上(食事は出来ないため消化器官は無いが、それ以外の部分は限りなく人体を模して作られている)、登録されている衣装や下着は全てがエッチな物となっている。更にエッチした内容をデータ化して記録されているため、どんなエッチをしたかログを見ることもできる。そして、あくまでドール素体なので定期的に充電が必要。付け加えて、あくまでアイの姿はVRであり、オーバートーンを通して見ないと容姿がドール素体そのままになってしまうため、皆が知るアイの外見にはならない。そして、その姿を奏多に見せることは恥ずかしいと断固拒否しているため、奏多は彼女の前ではオーバートーンをオフにすることが出来ない。
いろは本人は明るく元気で心がピュアな女の子だがエロへの免疫はなく、ちょっとしたえっちぃ話でもすぐに顔を赤くして照れてしまう。玖音にも負けないくらいに料理が出来る家庭的な女の子。しかし、運動神経は悪く基本的にドジっ子。アイの身体のときは、すずのサポートがあるおかげでドジっ子は解消されている模様。料理上手で特に和食が得意。彼女自身は意外と食いしんぼで、可愛い容姿・性格に反して、おっさんっぽいものを好む。又、未来では希少種となってしまって食べられなくなってしまっている蟹類(特に毛蟹)に対しての拘りっぷりは並々ならぬ執念を感じる。自称・かに大臣w
いろはたんマジ天使(エンジェル)!

星野いろは 攻略情報
結婚したい→星野いろはと夜景を見る--23%→いろはが2027年に残るための方法を探す
※初回の最後の選択肢はもう1つの選択肢を選ぶことが出来ないため強制的にいろはルートになります。いろはルートをクリアするとすずルートが解放され、すずルートをクリアするとグランドルートが解放されます。

星野いろは編&すず編 共通ルート あらすじ
VRハザードで混乱が続く中、いろはを連れてツインタワーまで避難してきた奏多たち。部屋で動揺するいろはを落ち着かせつつ、すずが現状を説明します。VRトラブルの原因は特定できていないものの、タイムシフトの安全装置として時間遡行時を起点に30日経っても帰還しない場合、強制的に自動帰還システムが作動するため、放っておいてもいろはは8月31日の15時に帰還できるということでした。それを聞いたいろははようやく落ち着きを取り戻し安堵します。夜になり、未だ収拾がつかないのか、律や他の大人たちとの連絡が取れないため、明日歌も奏多の家に泊まることになり、夜はダイバの現状確認のために街を出歩きます。翌日、アリアケの方は何ともないという話を聞いた明日歌は、未だ混乱が続くダイバからではなく、徒歩でアリアケまで行ってそこから帰ることにしたため、皆で学園へ向かいます。そこで、いろはは臨時のM3部として受け入れられます。その後、明日歌は家に帰るため解散となりますが、夜になると今まで連絡が取れななかった律からいろはや皆を連れて研究所に来てほしいと頼まれた奏多は了承しますが、奏多も薄々は感付いていました。いろはがVRハザードの原因ではないかと。律との会話を終え、リビングに出るといろはがVRの花火を見ていたため、声をかけます。そこで奏多は研究所に行くことを告げると、いろはもVRハザードは自分に原因があったのではないかと考えていたようでした。しかし、奏多にM3部の仲間なんだから悩みがあるのなら相談してほしいと言うと、自分がM3部に臨時部員として入部した意味を知ったいろははうっすらと涙を浮かべるのでした。
翌朝、明日歌も連れて4人で研究所に行きますが、GNCの研究所はセキュリティがこの上なく厳重となっていました。いろはに責任追及されるかもしれないと身構えた奏多たちでしたが、律からはダイバの現状についての説明と、いろはは今まで通り奏多たちと一緒に行動していいという連絡だけでした。しかし、大人たちが自分に優しいと感じても、いろははそれに甘えている自分が嫌でした。同じ場所、同じ時間にいる人間として、ダイバのために今自分に出来ることをしたい・・・そう訴えるいろはに奏多たちも賛同し、彼女に協力することにします。そして、それをするためにはまずハッキリさせておかなくてはならないと考え、奏多の部屋に律と明日歌の父親・下国弦次を呼び、いろはが未来から来た時間旅行者であること、VRハザードの原因がいろはにあるかもしれないことを報告します。そして、いろはがこのまま何もしないでいると旅行を楽しめないと言うと、弦次はダイバは観光で成り立っている街、例え未来から来たお嬢さんであっても旅行者が楽しめないのは大問題だと言って、いろはに協力をお願いすることにしました。
弦次はいろはへの協力として3つ提示します。1つ目はVRハザードの原因究明、2つ目はVRのトラブルによる混乱の収拾、3つ目は悪化したVRのイメージ改善でした。その中で、いろはには3つめのVRのイメージ改善を先ずお願いします。VRアイドルのアイとして働いてもらうことで横槍を入れてくる連中にも言い訳が出来るからと。他の2つの内、2つ目は警察などと接触するのは良くないからと却下し、最後の1つ、原因究明については未来の技術を頼ることにし、奏多たちにも今回のVRハザードについての詳細を教えることにします。そして、最悪の手段としてサーバーをシャットダウンして初期化する方法が挙げられますが、経済へのダメージが計り知れないこと、何より、いろはがどうなるか分からないことから、奏多たちは反対します。すずにいろはがどうなるか聞いてみたところ、いろははこっちの世界のサーバーで管理されているわけではないから大丈夫だけど、イレギュラーはあると答え、実際の確率については律の未来予測システムを使えばいいと言います。しかし、VRハザード以降、未来予測システムは使えなくなっていたため、すずが奏多のオーバートーンに干渉し、VRハザード以降使えなくなっていた未来予測システムを改変します。すると、今までのタコからすずへとアバターが変化していました。そして、実際に未来予測をしてもらいますが、いろはが消滅する可能性が3%もあったことから、玖音が大反対。律は当然そのつもりはないと言い、先ほどの未来予測システム“すずさま”を見て、これがあればVRハザードの解決に役立つかもしれないと考えます。すずはあくまで過去には干渉しない姿勢でしたが、いろはに頼まれるとあっさりと了承し、律のオーバートーンも“すずさま”を呼べるように改変します。こうして、いろははVRのイメージ改善を担当し、VRハザードの原因究明については律に一任されることになったのでした。
翌日、弦次から今後のことについての協議の結果を伝えたいと連絡を受け、VRハザードの発生地とされているピュアソングガーデンの特設ステージに集められます。そこは事故当日そのままの状態にされていました。そして、弦次はいろはをVRイメージキャラクターとして任命し、皆がまたここに戻ってこられるように、VRアイドルのアイとして広報活動をしいてほしいと依頼します。すると、いろはは了承し、VRキャラクターになって皆に未来を伝えてみますと決意を表明します。しかし、活動初日でいきなり躓いてしまいましたが、それもそのはず。臨海区はVRハザードによる支持率低下により、世間の目が厳しくなってしまい、臨海区が関わるだけでマイナスに受け取られてしまうため、いろはたちの広報活動には表だって協力できなくなっていたのです。そのため、いろは達の自由意思に委ねて、草の根的に盛り上げてほしいとのことでした。いろはに残された時間は20日もありませんでしたが、いろはは後に引き継がれる人達に自分の想いが伝えられたらそれは無駄なことではないと言い、いろはがいなくなった後のことを考えていなかった奏多は彼女の言葉を聞いて、いろはが真のスターになろうとしているのを感じ取るのでした。
今度は同じ失敗をしないよう下準備を始め、活動開始してから4日が経過していました。VRハザードもだいぶ落ち着き、インフラも殆ど復旧し始めた頃、いろはは再び広報活動を再開します。元々のアイのコンセプトにあった「触れるVRアイドル」というのを前面に押し出したお蔭か、一般の人たちのVRに対して抱いていた“触れない恐怖”のイメージを少し変え、初日とは打って変わって広報活動が成功したいろはは大喜び。そして、その日の夜、いろはは奏多に新曲を作ってほしいとお願いし、今回の成功で感じたことを奏多に伝えます。奏多も「エンゼルブレス」一曲だけでは足りないと感じていたため、それは考えていたことだったため、引き受けることにします。しかし、プレッシャーを感じた奏多は作曲ができず、リビングで外で延々と打ち上げられているVR花火を眺めていると、すずが声をかけてきます。そして、彼女に叱咤激励された奏多は再び作曲に打ち込みます。深夜になると律との定期連絡の時間になり、彼女からVRハザード発生の仮説を聞きます。GNCにあるビッグデータはそれ単体では意味を持たずリンク情報を伴って初めて有効となるデータであり、未来予測システムもビッグデータを元にリンク情報を辿って行われるもの。しかし、そこに「星野いろは」という2027年の時点では生まれていない、過去との繋がりを持たないイレギュラーが存在したことで、星野いろはという矛盾に答えを出すために、システムは答えの出ない計算を延々と続けることになった結果、負荷が負荷を生み、果てなきループ陥ってVRハザードが発生したのではないかということでした。つまり、星野いろはという存在がVRハザードを生み出したのではないかということでした。そして、星野いろは、すず、タイムシフトという未知のデータを入れる危険性を知りながらも研究者としての探究心からビッグデータに取り込んだのは律であり、未来予測システムを使うために軽い気持ちでそれを頼んだのは奏多でした。これはビッグデータから未知のデータを削除すれば解決する問題でしたが、いろはたちの存在は消したくないことから、律は1番過負荷の原因となっているタイムシフトのデータだけを削除することで負荷を軽減させVRハザードを収束させる狙いでした。
それから数日が経ち、奏多の曲はまだ完成していませんでしたが、いろはのVRイメージキャラクターとしての広報活動は確実に成果が現れ始め、VRハザードが収束しつつある状況も手伝って彼女目当てで観光客が来るくらいに注目されるようになっていました。そして、その日の夕方、1日の活動を終えたいろはにこっちでやってみたいことはないかと聞くと、いろはは恋がしてみたいと答えます。けど、いろはは短い間だけの恋なんて相手に対して無責任とすぐ否定しますが、無責任なんかじゃないと奏多は返します。すると、いろははちょびっとだけ頑張ってみようかなと言い、奏多を見つめるのでした。いろはの延長滞在期間も残り僅かとなり、M3部ではお別れ会の準備が進められていました。温泉での一泊。近頃、良い雰囲気なのを察してか玖音は奏多にお別れ会のときに告白しなさいと言います。奏多は自分に自信がなかったため、“すずさま”を呼んでお別れ会でいろはに告白した場合の成功率を予測してもらいますが、不確定要素100%という回答が返ってきます。つまり、お別れ会自体が開催されないというのです。それを聞いた奏多は不安を感じますが・・・。
律が作ったVRハザードを完全収束するためのスプリクトの実行をお別れ会当日の15時に設定し、そのカウントダウンをいろはにやらせる計画ということを弦次から直接聞いた奏多。しかし、弦次はVRイメージキャラクターとして星野いろははスターとなり輝きとなって消えていくという話をする弦次に対して、明日歌には悪いと思いつつも、あまり良い感情を抱きませんでした。そして翌日。VRハザードのカウントダウンは駅前で行われることになり、いろはだけじゃなく奏多たちM3部や弦次も一緒にいました。しかし、直前になり、弦次はいろはにタイムシフトについて技術協力するつもりはないか、望みは何でも叶えると提案してきます。その言葉にすずは警告を発し、明日歌もショックを受け怒り出すと、弦次は冗談だと言って謝りその場から去っていきます。そして、気を取り直したいろははカウントダウンを開始しますが、それがゼロになると、再びVRが暴走を始め今度は人々に危害を加えるようになります。VR故に実害こそ出ないものの、リアルすぎる映像は人々に恐怖を与え、本物である錯覚をさせてしまい、オーバートーンを切らなければならないほどでした。それだけではなく、VRの行動に驚いた人々から多数の怪我人が出てしまい、ますますVRハザードは悪化してしまうのでした。
すずの力によって駅前の被害は食い止められたものの、この場にいろはがいるのはマズイと思った奏多たちは学園のM3部の部室へと避難。結局、“すずさま”の予測通りいろはのお別れ会が出来ずに終わってしまい、VRハザードの復活から2日が経過していました。奏多と玖音、いろはの3人はツインタワーの自宅へ戻っていましたが、なかなか電力が戻らず、いろはの充電が切れかかっていたところにようやく電力が復旧しました。とはいえ、非常用発電が作動しただけでダイバ島の電力はまだ回復していませんでした。奏多はいろはのことを玖音に任せ、GNCにいる律がどうなっているか様子を見に行くことにします。GNCの警戒は厳重でしたが、奏多は係員に律への面会を希望したところ、本人が直接やってきたため、面会することが出来ました。その後、律の研究室で事情を聞くと、タイムシフトのデータは削除される直前、自分を自己保存するために増殖を始めました。タイムシフトはいろはと関連付けがされているため、いろはが未来に帰らない限りデータとして在り続け、現代の技術で対抗するには、シャットダウンして初期化する以外に方法はありませんでした。そして、いろはがいなくなればその存在の証拠を消すためにタイムシフトがビッグデータから未来に関する情報を削除する可能性がある、それならいろはが未来へと帰る予定である8月31日まで待とうという意見でまとまりつつあるようでした。律は自分の作ったスプリクトが99.9%成功するという未来予測が出ていて、それでも0.1%に裏切られた・・・彼女は何かが足りないと感じているようでしたが、それは奏多も同じでした。
律からいろはの意見を聞いてほしいと言われ、奏多は家に戻りましたが、充電が終わって目を覚ましたいろははすっかり自信を失くして落ち込んでしまいました。奏多はここに戻ってくるまでにも、外に出ている人全員がオーバートーンをオフにしているのを見て、それを今のいろはに教えるのは酷だと思って黙っていましたが、玖音に見破られてしまい、いろはに教えてほしいとお願いされます。残り時間が少ないからこそ、いい加減には出来ないからと。いろはの決意を受け取った奏多は、律から聞いた話と街で見た人々の反応をいろはに話します。その話を聞いて玖音は原因がいろはだという律の話に怒りますが、いろはは薄々自分が原因だと分かっていたため、それでも自分を庇ってくれた律のためにも何かしてあげたかったと話します。それが彼女がVRイメージキャラクターを引き受けた1番の理由でした。そして、律さんを責めないであげてほしいといろはが訴えると、流石の玖音も逆らえず、引き下がります。そして、いろはに残された僅かな時間で何か出来ないか考えますが・・・。

星野いろは編 あらすじ
VRが否定されたまま未来に帰りたくない、笑顔で帰れるようになるまで2027年に残りたい。そんないろはの想いに応えようと、奏多は彼女が未来へ帰らずに済む方法を探すことにします。そこで、すずにタイムシフトの隙を突いて自動帰還システムを欺くことは出来るかどうかを聞くと、すずは不可能ではないと答えます。ただし、いろは本人はタイムシフトの一部なので彼女だけではそれは出来ないとヒントを教え姿を消します。タイムシフト側であるすずでは答えを教えられないことから、奏多は律に相談しに行きますが、律はそれにはすずの協力が必要で、すずは立場上協力することは出来ないが、感情的にはいろはに協力したいと考えているため、その矛盾を利用して、いろはから直接すずにお願いし、すずも“うっかり”セキュリティに穴を作ってしまうという体で協力することにします。未来のシステムはアカシくんを基としていることから、それを使ってタイムシフトに干渉したらどうかという奏多の意見を取り入れ、律はシステムに干渉することが可能となるようにアカシくんを改良します。そして、迎えた自動帰還の時間。M3部の皆にも集まってもらい、行く末をっ守りますが、律の作ったシステムはきちんと機能し、いろはは70日の延長期間を得ることに成功。引き続きVRハザード完全収束のために2027年に残ることになったのでした。
その日は1日いろはの旅行延長を皆で喜びますが、深夜になり奏多がリビングに戻ると、そこにはいろはが1人で夜景を眺めていました。いろはは優しい人たちに庇われ続けていましたが、やはり今回のVRハザードは自分のせいじゃないかと考えており、それが真実かどうかを奏多に問います。奏多は彼女が現実から逃げたくないという覚悟をしている事から、きっと無関係ではないと正直に答えます。けど、例えそうでも自分たちはいろはに笑ってここにいてほしい、皆いろはの事が好きだからとフォローすると、いろはは奏多にとってどういう意味での“好き”かを問います。奏多はそろそろ自分の気持ちに向き合わなくてはいけないと思い、恋愛的な意味での“好き”だと答えると、いろはは驚きます。その後、改めていろはの事が好きだと告白すると、いろはは告白されるとは思ってなかったのか、その気持ちに真剣に応えたいからと返事を保留するのでした。
翌朝、いろはの異変に気付いた玖音によって告白したことがバレてしまい、冷やかされた奏多。その後、GNCに行くと律にも同じことを言われてしまいます。しかし、律の場合は未来予測によるVRハザード完全収束の確率が上昇していたからでした。いろはとVRハザードには相関関係がある、いろはの幸福度合によって更に確率は上がるかもしれないと仮定し、実験に協力してほしいと彼女にお願いします。方法は至って単純で、皆がいろはを幸せにしようと頑張るから、それに応えて幸せを感じてあげてほしいということでした。その日の夜、なんだかんだで奏多の恋を応援する玖音は、奏多にいろはをデートに誘ってムードの良いところで告白して彼女からのOKを引き出しなさいと命令され、奏多もいろはからの告白の返事をもらうためにいろはをデートに誘います。そして、2人でダイバの街を歩き回りますが、最後に公園の夜景が綺麗な場所へ行き、そこでいろはは告白の返事をします。奏多くんのことが大好きです、わたしをあなたの彼女にしてくださいと。そして、2人はキスをして恋人同士になったのでした。
翌朝、気を遣って明日歌の家に泊まっていた玖音が明日歌を連れて帰ってきますが、2人が恋人同士になったことを冷やかしながらも祝福します。その後、明日歌から弦次の様子がおかしいことを聞き、彼女は先日のいろはに対する一件が許せないのか、父親のことを調査することにします。その日の夜は初体験を済ませ、翌日にM3部の皆に正式に恋人同士になったことを報告して帰ると、今までとは比べものにならないくらい街の警戒レベルが上がっており、明日歌は国からの圧力がかかっていることを教えます。それから奏多といろはは毎日のように遅くまでセックスをするようになり、流石の玖音もやりすぎだと注意します。そんな日々が続いた後、未来予測システムによるVRハザード完全収束率が80%から上昇しなくなったことから、律に呼び出されます。そして、エッチのデータを見られ、性生活に問題がないとすると、更に上の幸せを目指すにはそれ以外の要素も必要になったのかもしれないと言います。奏多たちはそれが何なのか模索することにしますが・・・。
研究室を後にした奏多たちはM3部に部員たちを集めて相談しますが、VRハザード復活により温泉施設“大ダイバ温泉物語”に宿泊してのお別れ会が出来なかったことから、まずはそれを実行しようという意見で一致。一旦家に帰ってその準備をすることにしますが、その途中、先日よりも警戒レベルが更に上がっている街を見て、本当にVRハザードが収束に向かっているのか気になります。明日香は弦次から近日中に何かが起こるからダイバには近づかないようにと言われたという話を聞きますが、それが何なのかまでは不明のままでした。そして、その日は大ダイバ温泉物語で楽しい時間を過ごしますが、それでも収束率は80%から上昇しなかったため、いろは個人だけではなくもっと広範囲に及ぶ事象、もしくは未来、今後どうなりたいか・・・つまりはいろはの夢を叶えることではないかということでした。その後、皆お互いに自分の夢を話し合いますが、明日歌は非常にドライで夢がないと語り、玖音は史上最強のおねーちゃんを目指すと話します。玖音のそれはつまり、奏多の夢を応援するということでした。奏多はそんな玖音の気持ちを正確に汲み取り、玖音のように自分を守ってくれる存在がいることを嬉しく思い、自分が抱いていた密かな夢をいろはに教えます。それは、いつか自分の音楽でみんなを感動させたい、多くの人々を幸せにしたいというものでした。
その日の夜、昼間話したことが気になり、いろはの新曲を作る約束を叶えるためにハーモニクスを起動した奏多。そこへいろはが話がしたいとやってきたため、まだ教えてもらってなかった夢を聞きます。50年後の未来を生きていたいろはも小さい頃は可愛らしい夢をたくさん持っていましたが、大人になるにつれ、だんだんとそういったものを忘れていき、爪先しか目が向かなくなっていました。そんなとき、時間旅行のチケットを手に入れ、50年前のダイバで色んな経験を重ねていきました。そして、VRアイドルの身代わりになって初めていろはは爪先以外を見ることが出来ました。そして、自分の歌で喜んでくれる人たちがいる・・・アイドルとしての喜びを知り、いろははアイドルとして、みんなを笑顔にすること、自分の歌を聴いてくれた人ぜんぶ、幸せにしたい。それが爪先しか見なくなっていた彼女の新しい夢でした。それを聞いた奏多は彼女の夢を叶えるために協力することにします。いろはを本当のアイドルに、スターとして輝かせるために。翌日、いろはの夢を聞いた真琴たちはM3部の総力を挙げて彼女の夢を叶える支援を約束します。そして、いろはがアイドルとなって歌でダイバの人を幸せにする・・・玖音はこれを「トゥインクル・スター・プロジェクト」と命名。こうして、M3部はVRハザードを完全収束させるための活動を開始するのでした。
VRに対しての風当たりが強くなっており、如何にアイと言えども以前と同じような活動をすることは難しいため、何か秘策はないかと考えます。いろはは周囲の人も参加できるようなものが良いと言ったため、作曲に関しては奏多の好みのメロディではなく、ダイバの人たちから好きなメロディを集めて歌にしようということになります。玖音からのアイデアで作曲だけではなく作詞もそうしようということになり、活動を開始。いろはの提案で下国弦次やVRアイドルのデータも取り入れることになり、街の人からの反応もいろはのおかげで上々だったため、データもかなり集まっていました。そして、彼らのやっていることが正しいと言わんばかりにVRハザードの完全収束率もついに80%を超えました。しかし、彼らの活動を無にするような事態が発生します。臨海区とGNCがVRハザードを完全収束できないことを理由に、国が非常事態を宣言。駅の無期限停止やダイバとアリアケを結ぶ月の大橋を封鎖し、2日後にダイバ島を完全封鎖することを決定します。それに伴い、未来予測システムによるVRハザード完全収束率が6%まで低下、奏多たちの努力が無駄になってしまうのでした。
国がやろうとしているのは、ダイバのサーバーの初期化でした。それは律が最初に言っていた最終手段でもありました。突然の非常事態宣言に住民はパニックを起こし、ダイバを出る者もいましたが、M3部は奏多のマンションに集まり、自分たちに出来ることはないか、今後の対策を話し合います。封鎖される前にVRハザードを終わらせれば問題はない・・・そして、全ての鍵を握っているのは未来から来たいろはでした。その日の夜、律を呼び出して相談しますが、律は完全収束を可能にする方法はないわけではないと話します。しかし、そのためのプログラムを実行するには、ダイバのサーバーへのアクセスを完全にゼロにする必要がありました。非常事態宣言がされ住民が避難し始めたとはいえ、未だ1000人単位で残っていることから、サーバーへのアクセスをゼロにすることは難しいと思われましたが、ここで「トゥインクル・スター・プロジェクト」を発動して、ダイバの住民全員で歌を歌えばサーバーへのアクセスが無くなり、その間にプログラムを走らせればいいと提案。しかし、それもまた奇跡の確率ではありました。それでも律はいろはに希望を見出し、彼女に全てを託します。いろはは自分はスターじゃないと自信が無さげでしたが、奏多はそんな彼女にひとりでスターになろうとしてもダメなんだ、みんなの力を借りよう、今ならダイバ中が光をくれるといって励まします。
ダイバの全てをいろはの歌で包む。「トゥインクル・スター・プロジェクト」を実行するために、行政側の弦次に協力してもらい、その準備を始めたM3部。それだけではなく、いろははVRアイドルのアイではなく自分が未来から来た人間・星野いろはであることを残ったダイバの人たちに伝えます。嘘を吐いたままでは心を1つに出来ないからと。すると、ダイバを愛する人たちはこれまで彼女が一生懸命VRイメージキャラクターとして活動していたのを知っていたため、いろはの言葉を受け入れ、自分たちに何が出来るか聞いてきます。いろはは全てが終わるその時を迎える前にダイバにいる全員が一緒に歌う必要があると訴えます。そして、その日の夜、そのための歌も完成し、いよいよライブ当日を迎えます。弦次が国と交渉した結果、初期化を3時間遅らせることが出来たため、「トゥインクル・スター・プロジェクト」の開始時間を20時30分に設定。M3部は各持場について人々を集めその時を待ちます。そして、その時を迎えると、いろはは歌い出し、いろはのVRが各所に映し出されると、それに呼応するかのようにダイバ各所から歌声が響き渡り、律はネットワークが完全遮断したことを確認。VRを一旦全てOFFにしてプログラムを走らせると、タイムシフトに関するデータの完全消去に成功。最後はVRたちも復活し、人とVRが1つになって歌います。こうして、ピュアソングガーデンの理想であった、みんなの心を1つにした歌はダイバを救うのでした。
しかし、VRハザードの完全収束はすなわち、いろはとの別れを意味していました。まだ設定された延長期間は残されていましたが、これ以上延長したら再びVRハザードが起こるかもしれない・・・そのため、いろはは2077年の未来に帰ることにします。いろははそう告げて笑顔を見せますが、奏多は笑顔を返すことが出来なかったため、なんで笑っていられるんだよと聞くと、彼女は「さよならは笑ってするって決めたから、最後に奏多くんに見せるのは、とびきりの笑顔がいいから」と強い意思を見せて答えます。そして、未来に奏多くんの笑顔を持って帰りたいと微かに涙を浮かべるいろはを見て、奏多も無理矢理笑顔を作って見せます。しかし、いろははそれじゃダメだよと言って奏多を抱き寄せ、ずっとあなたのことを愛してると伝えると、奏多もいろはを抱きしめ、俺もいろはを愛し続けると伝え、いろはの想いに応えるために今できる精一杯の笑顔を彼女に贈ります。すると、いろはは「ありがとう、奏多くん。最高のプレゼントだよ」と言って最後まで笑顔のままで未来へと帰って行くのでした。
いろはが帰った後、空になったドール素体を抱きあげた奏多は、いろはの幸せな未来への確率が未だ99%であることを知り、律から残り1%には何が必要か教えてもらいます。残された自分が出来る最後の役目を果たすため、皆が集まるツインタワーまで向かいます。そして、いろはを抱きかかえた奏多はいろはのいる幸せな未来のために伝えます。星野いろは未来に帰って行った、いろはは俺たちに幸せをくれた、だから今度はいろはのために力を貸してほしいと。それは、いろはが2027年にいたというデータを削除するということでした。いろはの未来が変わってしまわないように。いろはがくれた夢のような時間は、ここにいた人たちの記憶のみに留めよう・・・そんな奏多の想いはダイバの人たちの心に響き、再び奇跡が起き、いろはとの思い出は人々の記憶の中でのみ残されることになりました。それからしばらく経ち、平穏に戻ったダイバで奏多はすずから託された1つのメモリーチップをタイムカプセルとして埋めます。それは、ピュアソングガーデンでいろはが歌った「エンゼルブレス」のデータでした。奏多が埋め、未来の幼い頃のいろはがそのメモリーチップを発見することが、2027年にいろはが時間旅行へやってくる条件なのでした。

星野いろは編 感想
いろはたんマジ天使!ほんと可愛いですね~癒されます。これぞアイドルです!料理上手だしお嫁さんにもしたいタイプですなぁ~。おっぱいも大きいし文句なしですわ!あと、癒し系だけじゃなく、ラブドールの身体を持っているだけあって、すごくエロエロになるのも良かったですw 清純派なのにエロイw
シナリオ的にはVRハザードをいろはちゃん本人が決着を付けるという内容。歌はVRを救う!って感じです(爆) いろはちゃんが帰って終わるという少し寂しい結末ですが、続きがあるのでとりあえず良しとします。恋人になってからのイチャラブがHシーンしかないっていうのは残念ですね。恋人になるとすぐ本筋のシナリオに入っちゃって本筋だけ進められちゃった感じで、イチャラブは夜に行うHシーンだけ。用件だけ終わらせてHシーンはとって付けたような感じ。ぶっちゃけ付き合う前の方がイチャラブしてた気がします。イチャラブが少ないという点と、ご都合主義な内容であること以外は悪くなかったですが。ってか、テレビ局がある時点でネットワークを完全にOFFにすること自体が不可能じゃない?だって、ダイバにあるテレビ局ってある意味日本じゃない国の(ry
Hシーンは3回。当然ながら3回ともラブドールいろはちゃんなので、端から見れば奏多のオ○ニーにしか見えないというね(爆) 癒し系のおっぱいヒロインということで期待していましたが、最初の2回はおっぱい見せたので満足。3回目はお尻向けちゃってるのでアウトですね。その3回目はパ○ズ○フェ○が本番前と本番後に同じCGで2回ありますが、最初のはフェ○を始めると顔の部分を拡大しちゃっておっぱいが見えなくなるという意味不明なことをしてくれちゃったので非常に不満。ぶっちゃけただのパ○ズ○とただのフェ○を合わせただけっていうね。パ○ズ○フェ○はおっぱいで挟まれてるのを見つつフェ○されるのが良いのに、PULLTOPさんは分かってないですね。そんなことではエロゲーブランド失格です。2回目はいろはちゃんと玖音が会話する時間が非常に長く、それだけでアウトです。最初にちょっとだけならまだ許せるけど、半分くらい玖音との会話が入っちゃってるのでHしてる感じがしなかったです。よって、パ○ズ○フェ○に関してはCGのアングルは文句なしだけど、内容に大いに不満があるって感じですね。3回目のHシーンはやり直し。
一般シーンだと、いろはちゃんの場合は普段の姿を見てるだけで癒されるので日常会話シーンが良いですね。ホント可愛くて癒されます(*´Д`*)b それから、ご都合主義であるけど、最後の皆で歌を歌うシーンですかね。最後に別れて終わってしまうというのも含めてクライマックスらしい展開ではありました。それと、いろはちゃんが告白の返事をするシーンかな。綺麗な夜景を背景にしての告白は良かったと思います。キスシーンでいろはちゃんの顔が隠れちゃうのは残念でしたけど。あとはやっぱり浴衣姿ですなぁ~。いろはちゃんめっちゃ似合ってたし可愛い(*´Д`*)b
いろはたんマジ天使!!

さてさて、お次はすずです~。

「ピュアソングガーデン!」の公式サイトはこちらから↓ 

ピュアソングガーデン 2017.6.30 Live Start!

いろはちゃんはあまりに可愛いので、妹にもしたいし、嫁にもしたいし、娘にもしたいです(*´Д`*)b

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