
議会初日の今日は、前半で「専決処分の承認」が3件ありました。
「専決処分の承認」って一体何の事

それは、議会を招集する時間的余裕がない場合、補充的手段として
市長に、議会の承認なしで決定権を認めているという事です。

市長はその後、直近の次の議会で報告をして承認を求めることに
なっています。(地方自治法第179条)
それではもし専決処分が議会で承認されなかった場合は、果たして
どうなるのでしょうか

正解は、効力そのものには影響がないという事になっています。
しかし、それは市長の政治的責任が問われる事ともなります。
最近では、鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が市議会を招集しない
まま重要案件を次々に専決処分しているとして、問題にされました。
議会の招集権は市長だけにあり、反対に例え市長が議会を招集しな
かったとしても、それに対する罰則の規定はありません。

議会側は、そうした市長権限をしっかりと監視していくために、常に
力を磨いていかねばなりません。
明日の2日目からはいよいよ一般質問が始まります。私も真剣に
取り組んで参ります。


6月10日(木)朝9時からのトップバッターです。テーマは下記3つです。
①視覚障害者の利便性向上のため、音声コードの普及を進めよう
②地上デジタル放送の電波障害等への小平市の対応について
③再び、小児用肺炎球菌ワクチンへの公費助成で子どもの命を守ろう


