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◆マニフェストとは「約束」ではないのか?

2010年06月25日 | 日 記
最近は、選挙のたびに各党がマニフェストを発表します。
マニフェスト=manifestoとは、宣言書とか声明文という意味に使われ、
方針や意図を広く知らせるための演説や文書とされます。日本では有権者
と政党との「契約」と解されることが多いようです。

当選後に実行する政策を事前に公約し、それを知らせる宣言書という意味
であれば、「政策綱領」「政権公約」となるでしょう。

いずれにしても、選挙に臨む施政方針としての現段階での各政党の「選
挙公約」は、法的拘束力はないとしても、有権者との約束であることには変
わりありません。

しかし、ここのところ大風呂敷を広げるだけ広げ、選挙さえ勝てばよい、
言い訳は何とでもできると言った風潮がまかり通り、日本における本来の
マニフェストの意味合いが変質して来てしまっています。

政党によっては、マニフェスト=「公約違反に等しい汚れた言葉」という、
いい加減なイメージがついてしまったとして、「アジェンダ(政策課題)」
「約束」「政策宣言」などと言い変える有様となっています。

私は呼び方は何であっても、選挙に臨んでは政党としての主張を正々堂々
と行うべきであるし、万が一政策の転換をするのであれば、まず第一に
国民に対して謝罪すること、そして十分な説明を丁寧にすべきであると
思います。

そうでなければ、日本はハッタリとデマ宣伝のコマーシャリズムで、
如何様にでも左右できる国と言うことになってしまいます。テレビや
ジャーナリズム業界も、かつて一世を風靡した三文週刊誌がデマ記事で
自滅して行った轍を踏まぬよう、その使命を果たすべきでありましょう。

日本ではこれまで、形は変わっても、主要な政党が一度は政権に関って
来ました。今こそ付和雷同しない、真に自立した賢明な判断が基準となる
時代の空気を作っていかねばなりません。

あぶかわひろしは今日も行く

あぶかわ浩(虻川浩)・小平市議会議員のホームページ
コメント
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