こうふ取材日記

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篆刻展

2018年05月24日 | 親子だるまくん
GO!GO!親子だるまくんが行く!!

甲府のおすすめスポットを親子だるまくんが紹介します!!

親だるま:今日は藤村記念館で開催している「篆刻展」に行ってみよう

子だるま:東京を拠点に活躍されている山梨県出身の篆刻家 笠井雋堂さんとお弟子さん4人、その生徒さん12人による展覧会なんだ。

 

親だるま:これが笠井雋堂さんの作品だよ

子だるま:なんていう文字なの?

親だるま:「結金石縁」だよ。

 

親だるま:これは、中込龢さんの作品。これは「至誠」。「極めて誠実な」という意味だよ。

 

親だるま:これは早川鵬玉さんの作品。「壽山靑不老」。いつまでも健康で若々しい。という意味だよ。

 

子だるま:これはひときわ大きな作品だね。

親だるま:堀田耕悦さんの作品で風林火山が書いてあるんだ。

「其疾如風」(其の疾きこと風の如く)。

「其徐如林」(其の徐かなること林の如く)。

「侵掠如火」(侵掠すること火の如く)。

「難知如陰」(知りたきこと陰の如く)。

「不動如山」(動かざること山の如く)。

「動如雷霆」(動くこと雷霆の如し)。

「風林火山陰雷」。

 

子だるま:篆刻には赤色の字と白色の字があるね。

 


《望月光津さんの作品》

親だるま: 赤色の字のものを「朱文」白色の字のものを「白文」というんだよ。


親だるま:同じ書体がベースとなっているのに作品によってまったく別の風合いがでて、とても面白いね

子だるま:会場では山梨県立大学の国語科書写専攻の生徒さんが中込さんの講義を受けていたよ。

子だるま:芸術的な篆刻作品に触れ、とても勉強になったな。27日まで開催しているのでぜひ見に来てね

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篆刻展

日時:5月27日(日)まで

午前10時~午後4時

会場:藤村記念館

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子だるま:藤村記念館の外周では、たくさんのバラが見ごろを迎えていたよ。

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