◆第二土曜市+マルシェ◆
8月10日甲府中心商店街でイベントが開催されました。
その名も「第二土曜市+マルシェ」。
第二土曜市は毎月第二土曜日に甲府中心商店街で行われる恒例イベントです。
平成7年8月から開催されていて、開催200回を越える歴史あるイベントだそうです。
今月は、年に3回ほど開催される「第二土曜市+マルシェ」の月でもあり、
1日限りの地ビールフェスなどの同時開催イベントも合わさって、
会場は多くの方で賑わっていました
この日の甲府は40.7度という猛暑を更新した日
とっても蒸し暑い1日でしたが、甲府のまちなかは暑さに負けてはいません
山梨ならではの良いもの・美味いものが集まったこのイベントでは、
50店舗以上の県内の魅力を楽しむことができます
今回は、その中で出逢った甲府を起点に活動をされている芸術家さんや高校生を紹介します
まずは、路上詩人の夢現道慶彦さん。
相手の目を見て、その人から出てくる何かを言葉にする芸術家さんです。
初めて会う人にぴったりの言葉を産み出すなんて難しいのでは、と聞いてみると
「その人にふさわしい言葉は、目をみると自然に出てきますね」
ニュートラルな気持ちで目の前の人に集中し、
インスピレーションの湧くままに出てきた言葉を書きとめるそうです。
「感動して涙をながす方がいます。そんなとき、やってて良かったーって感じますね」
山梨県内のイベントなどを中心に活動している夢現道さんにエールです。
市内のイベントの出店は現時点では未定ですが、
市内だけでなく県内のさまざまなイベントで活動をされているそうです
続いては、点描画家の藤巻ヒロキさんです。
市内にアトリエを持ち、県内のイベントなどで出展をしているふじまきさん。
元々はパソコンなどを使って絵を描いていたそうですが、
色鉛筆でたまたま描く機会があった時に、
色鉛筆の淡い色合いから出るぬくもりが評判で
次第に現在のスタイルである点描画へと変えていったそうです。
本当に見ているだけで心があたたかくなりますね。
点をひとつひとつ積み重ねて細かい色や雰囲気を表現するので
ひとつの作品を仕上げるのに何日もかかりとても大変ですが、大変な分、
点ひとつひとつ色を変えて表現をすることで、
パソコンよりも繊細でやわらかな色の表現を産み出すことができるので、
とてもやりがいを感じます、とおっしゃっていました。
9月16日、甲府市北口にあるDOux CAFEというカフェで行われるフリマクラフト市に参加するそうです(開催時間は11時~15時で雨天決行)。
そして最後は、キラリ輝く女子高生
甲府商業高等学校、マーケティング部の生徒のあべさんとふるやさんです
部活動の一環で開発した商品と、同じように独自の商品を開発している全国の高校の商品を販売していました。
二人は、販売や商品開発に携わりたいという思いからこの部活に入部し、
部活動の一環として県内のイベントや大学の学園祭などでブースを出しているそうです。
「売るときに、お客さんに商品の良さが伝わらなかったりするので難しい」
「イベント中に素通りされてしまいます」
高校生にも関わらず、販売の難しさを感じていますが、
「商品が売れたときはすごく嬉しいし、自分が説明したときに買ってくれたときはやりがいを感じます。」
「商品を買ってくれたお客さんが、別のイベントに出展したときに「美味しかったよ」と言ってくれたことがあって、その時にやって良かったと感じました。」
と目を輝かせて話してくれました。
甲府商業のマーケティング部の皆さんのこれからにエール
次回は、9月14日の第二土曜市で出店が決まっています!
また、甲府商業高当学校マーケティング部では、出店させてもらえるイベントを
探しているそうです。
さて、夜になると雰囲気が変わり多くのお客さんの笑い声であふれかえっていました。
甲府中央商店街では、毎月工夫をこらしたイベントが開催されています。
次の第二土曜市は9月14日。
どんなイベントになるのか、楽しみで仕方ありません
残暑残る9月となりそうですが、第二土曜日はいつもと違う甲府のまちを感じに
甲府の中心街に足を運んでみてはいかがでしょうか
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★第二土曜市(毎月第二土曜日開催)
★第二土曜市+マルシェ(今年は3回開催予定。次回は11月の第二土曜市)