こうふ取材日記

広報スタッフが市民のみなさんへ市内の出来事をお届け!
イベントや市政情報などをお伝えします!

動物いっぱいの絵本の世界へようこそ!!

2013年12月24日 | 親子だるまくん

GO!GO! 親子だるまくんが行く!!


おや?!何やら親子だるまくんが本に夢中になっていますね。

今回親子だるまくんが訪れた場所は・・・
山梨県立美術館で現在開催中の
美術館からのクリスマス・プレゼント&お年玉企画展 「動物ものがたり」

これから冬休みに入るお子さんたちにぴったりの特別展です

 

会場内に入るとさっそくかわいい動物たちがお出迎えしてくれます
北杜市在住の画家・造形作家の本杉琉さんのダンボールを使った
温かみのある動物たちに思わずにっこりしてしまいます

 

6部構成になっている今回の展示会。
第1部の「動物ものがたり入口」では、クリスマス絵本の代表的な作品をご紹介

 
 

 

第2部「動物大活躍」では絵本の主人公として大活躍する動物たちの原画をご紹介

 
 

原画は、製本された絵本と違い、作者の筆遣いや色遣いを感じることができ、
ひとつひとつの作品に見入ってしまいます

 

広い展示室の中になにやら怪しい影を発見

こちらはその名も「ダンボールかいじゅう」
「ガラスめだまときんのつののやぎ」の作者スズキコージさんの作品は、
絵本の中から飛び出てきたかのよう

 

第3部「動物図鑑」では、生涯動物を描き続けた絵本画家、薮内正行さんの作品をご紹介

 
 

動物の毛1本1本が精密に描かれている絵は圧巻
北杜市には日本で唯一の動物画専門の美術館として
薮内正行さんの原画を展示している「薮内正行美術館」があるそうです。

 

第4部「アニマルズ」では、甲府市出身の早野恵美さんのユニークな動物作品をご紹介

 
 
 

半立体的で色鮮やかな色彩にすっかり心奪われて
しばらく作品に見入る親子だるまくん

とてもポップな印象を受けるこの作品ですが、
実は、早野さんが新しい日本画表現として取り組んでいる作品なんです
合板を切って重ねた上に和紙をはり、日本画の顔料で動物を描いているそうです。 

 

第5部「動物と一緒に楽しいお正月」では、
昔ながらのお正月遊びをしている動物たちを描いた童画やカルタの原画などを展示

 

 

第6部「動物と仲良し」は、「つくって楽しむ」、「触って楽しむ」ことができる、
子どもたちのための遊び場的スペースです

山梨学院短期大学の学生さんたちが、子どもたちに楽しんでもらおうと手作りで作ったこのスペース。
細かいところまで本当に工夫されていて、可愛いですよ~

 

おや
子ダルマくんがなにやら発見したようです


 

そうなんです
「森の図書室」では、展示されていた原画の絵本を実際に読むことができるんです

 

また、土日祝日と冬休み(12月21日~1月8日)にオープンする「森の図工室」では、
可愛い動物を作ることもできますよ

 

美術館でずっと絵を見ているだけでは、飽きてしまうお子さんたちも
遊べるスペースがあるから、楽しめること間違いなし
お子さんが遊んでいる間に、お母さん、お父さんは展示室をゆっくり見ることもできます。

大満足の親子だるまくん
最後に長年愛されている絵本「ぐるんぱのようちえん」と記念撮影も出来てご機嫌です

 

クリスマスとお正月にちなんだ手作りワークショップや
動物が主人公の心温まる映画会、トークイベントなども開催されますので、
ぜひ、遊びにきてください

≫≫≫県立美術館ホームページへリンク

 

※今回は、取材のため、特別に展示作品の写真撮影をさせていただきました。


 

 


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盲導犬が受け入れられる住みよい街を目指して

2013年12月16日 | イベント

甲府市盲導犬ユーザー友の会・日本盲導犬総合センターによる市長表敬訪問


12月12日(木)、市内に住んでいる盲導犬ユーザーと日本盲導犬総合センターの皆さんが
盲導犬の普及啓発のため、甲府市へお越しくださいました。

 

 

宮島市長も目隠しをして盲導犬体験歩行を行いました
宮島市長の歩行サポートをするのは「カンナ」ちゃん。

カンナちゃんは、盲導犬のPR犬として、
さまざまなまちへ赴き、活躍しているワンちゃんです

まずは、市長応接室のテーブルをぐるっと一周。
分かれ道や曲がり角、障害物などがあるとピタッと止まり、パートナーに知らせます
そして、パートナーの指示で動き出します。

「ライト、ゴー」右に曲がる場合はこのように言います。

ワンちゃんは褒められるととても喜びます
「グッド」と思い切り褒めていました。

 

さて皆さん、山梨県にはどのくらいの盲導犬が活躍していると思いますか

正解は・・・
16頭(平成25年3月末時点)。
そのうち、市内で活躍する盲導犬は7頭だそうです

盲導犬は人間の役に立つためという目的をもって生きる犬で、「補助犬」に属しています。
補助犬は、盲導犬のほかに、「介助犬」「聴導犬」も含まれています。

現在日本では、そのような補助犬が公共施設や飲食店などへ同伴することの受け入れを法律で義務付けてから約10年になります。
しかし現状は、すべての施設やお店で受け入れられているとはまだまだ言い難い状況だとユーザーの方はおっしゃっていました

甲府市でも新庁舎の建設に伴い、盲導犬用トイレを設置したり、
歩道を「歩行者専用」と「自転車専用」で分けるなど、
盲導犬や視覚障害者にとって住みよい街となるよう努めていますが、
皆さん一人ひとりの心がけで、目の見えない人や目の見えにくい人が、
行きたいときに行きたい場所に行きやすい環境をつくることができます

是非一度、皆さんの周りが補助犬や視覚障害者の方にとって歩きやすいか見渡してみてください

 


 


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