こうふ取材日記

広報スタッフが市民のみなさんへ市内の出来事をお届け!
イベントや市政情報などをお伝えします!

「甲府市協働支援センター」がオープン

2020年08月28日 | 紹介

地域に密着し、協働によるまちづくりを支援する新たな拠点に!


8月11日(火)、旧穴切小学校に「甲府市協働支援センター」がオープンしました。

 

自治会やボランティア団体、NPO、事業者など、地域においてさまざまな活動を行う方を支援するための施設として開設されたものです。こちらには、子どもを応援する方や子どもたちが集う場として、「甲府市子ども応援センター」も設置されています。

開所式は、自治会連合会、社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会、穴切地区など関係団体、地元の大学関係者ら約40名が招かれて行われました。

除幕式の後、各部屋が紹介されました。

 

1階入り口には「ボランティアボード」やくつろぎスペースがあります。

 

研修室(1階)や会議室、活動室(2階)などがあり、登録を行った団体は無料で使用することができます。グループでの会合や研修、ワークショップなど、利用方法はいろいろ。

詳しくは8月25日以降に配付開始の「広報こうふ9月号」でお知らせしています。

 

 

 

「甲府市子ども応援センター」ではオープンに合わせ、2つのイベントが

「会館こうふ子ども食堂」(市総合市民会館内)と学生ボランティア団体LINKの高校生のご協力により同時開催されました。

 

1つは、「こども防災食堂」

非常食を実際に作ってみたり、簡易トイレや簡易ベッドを体験してみたりしました。

百聞は一見にしかず。

子どもたちは、初めての非常食をおいしく食べることができました。

 

 

もう1つは、「しゃぼんだまづくり教室」

まずは、洗剤を使ってしゃぼんだま液をつくり、屋上に上がって実際に吹いて遊びました。

青空のもと、子どもたちの歓声が楽しそうに響きわたっていました。

別の部屋では、市内中学の制服リサイクルを行う活動も紹介されていました。

(市HP子ども応援課「学用品等のリユース事業」)

 

 

今はまだ、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、定員など利用制限もありますが、一日も早く終息し、

当センターが交流の場として大いに役立ち、地域がますます元気になりますように。

 

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「甲府市協働支援センター」について

詳しくはこちら⇒ https://www.city.kofu.yamanashi.jp/tiikirenkei/kyoudoushiencenter/top.html

 

 


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「広報こうふ9月号」の配布開始!

2020年08月25日 | 情報発信課からのお知らせ

実りの秋が到来!


新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、イベントが中止となる可能性があります。

最新の情報はホームページ等、市からのお知らせをご参考ください。

⇒ 総合情報 https://www.city.kofu.yamanashi.jp/koho/korona.html

⇒ イベント中止 https://www.city.kofu.yamanashi.jp/koho/singatakorona.html


 

広報こうふ9月号配布が始まりました。

表紙のテーマ“たわわに実るぶどう”

撮影させていただいたのは、甲府市酒折地区にあるワイナリーの醸造用ぶどう畑です。

“美味しいワインはいいぶどうから”というこだわりに、作り手の心意気を感じます。

真夏の猛暑がしだいに落ち着いてくるころ、甲府盆地に訪れる豊かな実りの秋。

絵画のようなこの美しい眺めを、今年も見られる喜びを分かち合いたく、表紙にしました。

 

 

2~3ぺージは、特集「甲府市協働支援センター オープン!」

8月中旬、「甲府市子ども応援センター」とともに、新たに開所したセンターについて

フロアマップや貸出についてご紹介しました。

交流拠点として皆さんにご利用いただき、地域のつながりがさらに強まることを願います

5ぺージは、「フレイルって何?」

コロナ禍の中、家にいることが増え、運動不足や栄養バランスが気になります。

特にシニア世代に知っておいてほしい「フレイル」についてまとめましたので、チェック項目や予防の三か条など、ぜひ、参考になってください。

7ぺージは、「防災リーダー研修会にご参加ください」「就職応援合同企業説明会」「就職ガイダンス」。救命講習や避難所運営訓練など、積極的に学んでおくのはいかがでしょう。

また、企業側と求職者のマッチングを応援するために、ガイダンスが開かれます(一般求職者向けと留学生向け)。参加なさる際は面談カードの持参をお願いします。

8~17ページは、「暮らしの情報

ごみの収集日程表から各種相談日程、9月に開催予定の催しまで、まとめてお知らせしています。

移動図書館“なでしこ号”の巡回予定や市民文芸もこちらに掲載しています。

18~21ページは、「保健・健康」

健康談話室や各種健診についての情報をまとめてご案内しています。

また、結核予防や夏バテしないカラダ作り、認知症のご相談などもご案内。

ご家族の健康を守るため、ご自身のためにも、どうぞお役立てください。

22~24ページは、「we areこうふ きっず!」

市立図書館の映画会をはじめ、イベントや子どもに関する情報をまとめてご案内しました。

健診などはとりわけ、新型コロナウイルスの感染状況によっては変更もありますので、

随時、市のホームページなどで最新情報のご確認をお願いいたします。

25ページは、「水道だより」

9月1日は「防災の日」です。もしもの時に備えておきたい非常用飲料水のことや、応急給水用資機材についてご紹介しました。普段から幅広く情報収集しておきましょう。

26ページは、「台風・豪雨時に備えよう!」「とびだせ!市民レポーター!」

水害の発生しやすい時期、コロナ対策も含めた非常持ち出し品や避難行動について、この機会に確認してみましょう。市民レポーターの三井さんによる、防災無線放送の取材記事もご一読ください。

27ページは、「Happy Babies」「ステイホームで山梨クィーンビーズを応援しよう!!」

「Happy Babies」では26人のかわいい赤ちゃんを、「…山梨クィーンビーズを応援しよう!!」では、10月3・4日に開催予定の試合をライブ、録画で見れるサイトを紹介しています。

28ページは、「GO!ヴァンフォーレ」「キャンパスニュース」

「GO!ヴァンフォーレ」は泉澤仁選手からのメッセージ、「キャンパスニュース」は山梨学院大学を、下段には「感染症予防に努めましょう!」を掲載しました。

ぜひ、広報こうふ9月号を、ご覧ください!

 

 


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方代の心に触れる(後半)

2020年08月11日 | 親子だるまくん
GO!GO!親子だるまくんが行く!!

甲府のおすすめスポットを親子だるまくんが紹介します!!

 

親だるま:前回(リンク)に続いて「山崎方代歌碑マップ」を見ながら歌碑を見て回るよ

方代のお墓のある円楽寺にいこう。円楽寺では毎年、命日を過ぎた最初の土曜日に方代忌が営まれているんだよ

ほんとうの酒がこの世にありし時に父もよいにきわれもよいたり

私が死んでしまえばわたくしの心の父はどうなるのだろう

 

親だるま:次に方代の母校、現:中道南小学校(右左口尋常高等小学校)に移動したよ

子だるま:ここにも2基あるね。

丘の上を白いちょうちょうが何かしら手渡すために越えてゆきたり

夜おそく出でたる月がひっそりとしまい忘れし物を照らしおる

 

子だるま:中道北小学校にもあるんだよね。

寂しくてひとり笑えば卓袱台の上の茶碗が笑い出したり

切り株に腰を引っかけ見ていると今日の夕日が笑っているよ

 

親だるま:茶碗が笑ったり、夕日が笑ったり、孤独の中に温かさを感じる短歌だね。

 

親だるま:小学校の次は笛南中学校に行こう

子だるま:ここにも2基あるよ。

担ぎだこ取れし今でももの見れば一度はかついでみたくなるのよ

まっ黒く澄みたる馬の目の中に釜無川が流れている

 

親だるま:次で最後だよ。健康の杜センターアネシスに行こう

雲雀子よ早く孵せよこの麦も少し早いが刈らねばならぬ

菜の花のような便りをいただいて腕こまねいてむせている

ひっそりと座っていると月が出て畳のへりを照らして去った

 

子だるま:27基、ぜ~んぶ回ったね

親だるま:短歌を詠んだ背景や山崎方代という人物について、もっと知りたくなったな

子だるま:亡くなって35年たっても、多くの人に愛されている中道出身の方代さんについて、僕ももっと知りたくなったよ。夏休みの自由研究で調べてみようかな。

親だるま:方代さんゆかりの地、中道地区の中道公民館図書館では歌集の他、方代さんに関する書物の貸し出しをしているよ。気になる方は借りて読んでみよう

「山崎方代 一行の詩形の中の人物」

 

 

 


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方代の心に触れる(前半)

2020年08月07日 | 親子だるまくん
GO!GO!親子だるまくんが行く!!

甲府のおすすめスポットを親子だるまくんが紹介します!!

 

親だるま:8月に入って、いよいよ暑くなってきたね。突然だけど、8月19日は中道地区右左口町出身の歌人 山崎方代の命日なんだ。

子だるま: どういう人なの

親だるま:方代は大正3年に右左口村(現:右左口町)で生まれ、24歳の時、母を亡くし姉の住む横浜に移住、太平洋戦争を経験して右目を失明、各地を転々とした後、鎌倉の知人宅の庭に建てられた庵に転居、71歳の時、生涯を閉じたんだ。方代の短歌は自分の言葉で型にとらわれず自在に表現されていて、故郷である右左口を愛し、右左口を想いながら詠んだ作品がたくさんあることから「望郷の歌人」と言われているんだ。

子だるま:そうなんだぁ。どんな短歌を詠んだのか知りたいな

 

親だるま:この地図を見てこれは、方代とその作品を愛し伝え続ける「方代会」の方々が作成した「山崎方代歌碑マップ」だよ。中道地区には方代の歌碑が27基設置されているんだよ。これ、ぜ~んぶ回って、方代の心に触れてみよう

子だるま:歌碑が27もあるなんて、すごいね見に行こう

親だるま: 方代ゆかりの場所といえば、「山崎方代生家跡」。 現在、生家跡には東屋などがあって憩いの場所となっているんだ。ここには、3基の歌碑があったよ

これやこの吾とて水呑百姓の父の子にしてほこらざらめや

子だるま:これは大きい歌碑だね

ふるさとの右左口邨(むら)は骨壷の底にゆられてわが帰る村

親だるま:故郷の右左口を詠んでいるね。なんだか、せつない歌だなぁ。

なりゆきにまかせているとかたわらの涙の土瓶が笑い出したり

 

子だるま:マップによると隣の観音堂にもあるみたいだよ。

親だるま:急な階段があるぞ💦

子だるま:階段辛かったね😢観音堂の右にあるはずだけど。

親だるま:あった

茶碗の底に梅干の種二つならびおるああこれが愛というものなのだ

 

子だるま:梅干しの種が二つ並んでいる光景が目に浮かぶね。

親だるま:これはお世話になったご夫婦に贈った短歌なんだよ。

登る時は見逃したけど、階段を上る手前にもあったはずだよ

子だるま:あった

榧の木は苗のうちより名木のそしりを受けて伸びてゆくなり

 

親だるま:次は右左口の里にレッツ ゴー

親だるま:ここには沢山の歌碑があるみたいだよ

右左口の峠の道のうまごやし道を埋めて咲いておるらん

うつし世の闇にむかっておおけなく山崎方代と呼んでみにけり

桑の実が熟れてゐる石が笑ってゐる七覚川がつぶやいてゐる

こんなにも湯呑茶碗はあたたかくしどろもどろに吾はおるなり

 

子だるま:次は10基目

ころ柿の村のかえって諧謔を弄していたと聞いておりたり

 

親だるま:池の向こう側に歌碑が沢山並んでいるよ

親だるま:一気に紹介 

野良馬の靴の片方みつけ来て出口の釘に掛けておく

遠方より友来たりけり目隠しをして鶏小屋の鶏を選べり

ひる前にランプのほやを磨きあげいつものように豆を煮詰める

死ぬ程のかなしいこともほがらかに二日一夜で忘れてしまう

わからなくなれば夜霧に垂れさがる黒きのれんを分けて出でゆく

笛吹の土手の枯生に火をつけて三十六計にげて柿食う

 

親だるま:ここまでで16基の歌碑を紹介したね。

子だるま:なんだか、方代さんのように心のままに短歌を作りたくなったよ。

親だるま:現在「第19回方代の里なかみち短歌大会」の作品を募集中なんだ。

一緒に応募しようこの大会は方代の偉業をたたえ、短歌文化の浸透を図るために開催されているんだよ。テーマ自由一般の部ジュニアの部があるんだ。

詳しくはこちらで確認してねhttps://www.city.kofu.yamanashi.jp/bunkashinko/kyoiku/bunka/jigyo/tankataikai19.html

 

子だるま:よおし応募するぞ

 

親だるま:次回は方代のお墓のある円楽寺などの歌碑を紹介

 

 

 

 

 

 

 


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