◆ 初の海外進出にヴァンフォーレを選んだ男 ドグ選手◆
5月2日(水)ヴァンフォーレ甲府 ドウグラス選手の取材に山梨大学医学部のグラウンドにやってきました。
ヴァンフォーレ甲府の選手の練習風景。
「ドグ」と呼ばれたいと言っていたドウグラス選手にインタビューをしてきました
インタビュー内容
今シーズンの目標はなんですか?
J1に復帰すること、ただひとつ。
初めての日本、印象は?
すぐに好きになりました。環境も良い、すばらしいまちで住みやすいと思いました。日本のサッカーにも慣れることが出来たので、日常生活は問題なく過ごすことが出来ています。
甲府はふるさとに比べてどうですか?
自分はサンパウロに住んでいました。サンパウロは都会で渋滞が多い街で全然違うけど、甲府のような落ち着いた街も住みやすくてすごく好きです。
健康管理・体調管理について
基本的に食事をしっかりとってよく休む、そういう心がけをしています。ピッチ以外のところでも自分のポジションをたもつために常に心がけています。 連戦なので、体力も失うので、しっかりとした食事や休むことをしっかりしないと次の試合にも出られないと思うので、休めるときは休んで食事をしっかりとることが大事だと思います。
初めての海外移籍がヴァンフォーレ甲府。なぜ、ヴァンフォーレ甲府に?
海外でやりたいという気持ちがありました。実は2年前にヴァンフォーレ甲府からオファーがあったが、残念ながら受けることが出来ませんでした。今回、改めてチャンスをもらって迷わず受けました。
チームの雰囲気はどう?
ずっと良い雰囲気でやっていると思います。勝つことによって更にチームの雰囲気が良くなるし、残念ながらホームゲームではなかなか勝てていないけど、そこで勝てるようになればもっと良くなるのではないかなと思います。
何歳からサッカーをしている?
7~8歳ぐらいから遊びで始めました。本格的にはじめたのは15歳くらい。
昔からずっとDFをしていた?
いつも守備をやっていたが、一時期ボランチをやっていました。2007年に現在セレッソ大阪の監督のセルジオ監督がセンターバック(ディフェンダー)に使ってくれて、それからはずっとセンターバックをやるようなりました。
練習のときにヘディングの練習をしてたけどFWをしたいのでは?
得点を決めたいのだけど、なかなか決めるチャンスがないので練習をしていました。
こどものころの将来の夢は?
ブラジルのどのこどももサッカー選手になりたいという夢を持っていて自分もそのひとりでした。将来的に自分の家族に良い暮らしをさせてあげたいという気持ちがあったのと、プロサッカー選手になりたいという気持ちがあり、それが良い方向にいき実現ができました。
あこがれの選手は?
ローマでやっているフアン選手は自分と同じポジションで学ぶところがあります。
オフの日は?
寝ます。
日本文化・日本語はどうですか?
日本語は難しく、なかなか覚えることが出来ません。ピッチではコミュニケ―ションをとれるようになりましたが、ピッチ以外のところではコミュニケーションはとれていません。日本の文化はとても素晴らしいと思います。マナーが良くて尊敬できるし、自分もそういうところを見て学んだところもあって、自分も変わった部分もあるので、日本の文化が大好きになりました。
サポーターへのメッセージ
まず、本当にサポーターのみなさんにすごく感謝しています。ホームでは最後まで応援してくれるし、アウェーでも最後まで諦めずに応援してくれます。結果がでなかった試合でも、自分たちはもっとサポーターのために何かやらなきゃいけない、という話をダヴィ選手ともします。みんなそういう気持ちでやっていると思うので、サポーターのみなさんにこれからも諦めずに、自分たちと一緒にたたかってもらいたいなという気持ちもあるし、絶対必ず最後は笑おうと確信しているので、最後まで応援してください。よろしくお願いします。
先日5月20日に行われたザスパ草津とのホームゲームでは、ドグ選手がゴールを決め、勝ち点3を獲得しましたドグ選手が即座にベンチに駆け寄った様子がチームの得点をみんなで分かち合いたいという気持ちで溢れているように感じました
通訳をしてくださったのは、ジュリオさんです。ありがとうございました。