◆深まる秋に、歴史と文化を感じてみませんか◆
今年で3年目を迎えた「甲府三ヶ寺特別公開」が、11月12日(金曜日)・13日(土曜日)、古府中町の大泉寺からスタートしました
信玄公生誕500年の旗の横を進み甲府市の指定文化財となっている総門をくぐり抜け、
美しい紅葉に包まれた参道を進みます
今回の特別公開では、重要文化財「絹本著色武田信虎像」をはじめ、住職のご厚意で大泉寺にある文化財のほとんどを展示してくださったそうです。
こちらは御霊殿にある武田家三代の供養塔です。それぞれの場所で見学の皆様が熱心に文化財職員の説明に耳を傾け、たくさんの質問をされていました。
こちらは曽我兄弟の供養塔。信玄公の誕生にまつわる興味深い伝説を聞くことができました
普段は非公開の重要文化財「絹本著色武田信虎像」は、信玄公の実弟である信廉(出家して逍遙軒信綱)が描きました。
信虎公の目が大きいこと、目の両淵(目頭と目尻)が黒く影があること、黒目の部分が血走っているように淡く赤が入っているのがわかります。
とても丁寧に描かれていますね。目の印象で信虎公の力強さを感じる人も多いのではないでしょうか。
信虎公の菩提寺である大泉寺は、武田氏ゆかりの文化財で満ちていて、まさに文化の秋でした。
11月19日(金曜日)・20日(土曜日)は善光寺、26日(金曜日)・27日(土曜日)は円光院にて、午前9時~午後4時に寺宝を公開します
皆さまもぜひ、深まる秋に、歴史と文化を感じる甲府三ヶ寺特別公開に足をお運びください