すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

おなかんぼ

2015年11月10日 | ぐり4歳~5歳
おなか + はだかんぼ のムスコ4歳の造語です。 オットの影響か なにかじぶんのおなかには特別な価値があるかのように ヒトにさわらせたがります まあ、 たしかにそのくらいりっぱなハラだが。 これぞ ハラハラスメント?




さて、 わたしは ケイト・グリーナウェイの絵が好きなんですが、 おもしろい文章を見かけました。

 ムスメもよく見ているハーメルンの笛ふき

「作品中の子どもたちが着ているのは、実は、当時の服ではなく、ハイウエストのドレスやモブキャップなど、一昔前の、十八世紀末から十九世紀初め頃の服です。

 それらは、まさに、理想化された過去の田園風景の中のイメージと一致し、「古き良きイギリス」を思わせるものとして、「グリナーウェイ・スタイル」という名前がつけられ、現実の子ども服として作られるようになりました。大人たちは、自らのノルスタジーを投影できる、この子ども服を歓迎しました。」
             「子ども服が絵本から飛び出した?」 坂井妙子 より



当時の風俗を絵に描いたんじゃなく、 絵本に描かれたファッションが現実につくられるようになったんですね~


同じ本にこんなことも載ってました。

「第一次大戦以前のイギリスで発刊された、私立学校に子どもを通わせる親向けの雑誌には「男子にはピンク、女子にはブルーを推奨する」と書いてありました。つまり百年前、男女の色は逆だったのです。

・・・・・・ (女性はピンクという)そのイメージが広がり始めたのは、第二次世界大戦以降だと言われています。ここ半世紀ほどのことなのです。」

「ところで、英語では赤ちゃんのことを代名詞で受けるとき「he(彼)」でも「she(彼女)」でもなく「it」を使います。男女の別はありません。」
                 「パジャマで外に行ってみるとー服は「言葉」でできている」 小野原教子 より


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