水木悦子 赤塚りえ子 手塚るみ子著
文藝春秋刊 1429円+税 企画・構成 近藤康太郎/三田 格
ISBN978-4-16-372050-0 P63より引用
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おならをすると喜ばれる家
水木 まあ、そういう意味ではうちも
ねえ、おならをすると喜ばれる家だっ
たから(笑)。うちはね、汚い話が大好
きだったんですよ。母親も「あらやだ」
とか言って笑っているんですよ。だか
ら小学校までは、おならはみんなが喜
んでくれるものと信じていて。なんで
驚くのって。(一堂爆笑)
水木 お客さんが来てもねえ、いつも
みたいにおならするじゃないですか。
すると母親が「やめなさい!」とか言
うんですけど、「なんで?いっつも喜
んでいるくせに」って思ってましたよ。
ネタなんですよ。おならが。みんなを
喜ばせるネタだったから。さすがに中
学に入ると、「隠れてするものだ」っ
てわかってくるんだけど。
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▼先日のNHK朝ドラで結婚式の場面が
あり新郎のしげるさんがみんなの前で
「おなら」をするシーンがありました
が、確かに昔から「出物腫れもの、所
嫌わず」とかいいますが、さすがに結
婚式では、みんなのひきつった顔が面
白かったですね。
私は結婚式で指輪を忘れてしまい神前
で気がつきまして母のを借りて何とか
その場をしのいだ冷や汗ものの思い出
があります。