クッキングこめぞうの井戸端日記

こめぞう長屋の井戸端で縁台に腰掛けながら、暫し四方山話に花を咲かせましょう!
美味しいコーヒー入りましたよ

花散らしの雨澪の料理帖より なめらか葛饅頭を作ってみました。

2010-04-28 20:41:21 | 読書(書評)(新)読書会


花ちらしの雨 高田 郁著
ハルキ文庫 ISBN978-4-75384-3438-6
571\+税



巻末にある澪の料理帖より
なめらか葛饅頭を作ってみました。

<材料>(4人分)
 葛(できれば吉野葛)----25g
 砂糖ーーーーーーーーーーーー45g
 水ーーーーーーーーーーー100cc
 小豆こしあんーーーーーーー100g

<下ごしらえ>
 ・餡(あん)は手つくりでも市販のものを用いても、どちらでもかまいません。
  それを4等分して、丸く成形しておきます。
 ・ボウルにたっぷりの冷たい水を用意。
 ・手を冷やすための水も用意しましょう。

<作り方>
 ①葛に、水を少しずつ加えて木の杓文字(しゃもじ)で混ぜながら完全に溶かします。
 ②砂糖を①に加えてよく混ぜたら、一旦、濾し器などで濾します。
 ③鍋に②を入れて中火にかけ、底から混ぜ、煮立ち始めたら弱火に落として、手早く
  底からしっかり混ぜます。
 ④生地③が透明になったら、火から下ろし、匙か木べらで一口大にすくい、水で濡ら
  した手のひらに広げます(火傷に注意)。
 ⑤真ん中に餡を置き、手早く生地で包みこみます。
 ⑥冷たい水を張ったボウルに放ち、冷やします。乾いた布きんなどで水気を取ったら
  出来上がり。

ひとこと
 さらに透明感のある仕上がりにするには、⑥の行程のあと、蒸し器で5分程蒸すとよ
 いでしょう。この料理ではくれぐれも火傷に気をつけてください。ラップなどを用い
 て成形してもよいと思いますよ。

乾物屋に頼んでおいた吉野葛に砂糖と水を加えて火にかけ、糊状に練り上げる。手を水
に充分に冷やしてから、葛の生地を掌に広げる。柔らかな生地は容赦のない熱さで、澪
はくっとそれに耐えた。真ん中に丸めた餡を置くと、くるりと包み込む、素早く水に放
って冷やし、葛が固まったところを掬い上げて、乾いた布きんに取った。
P213より引用

掌に熱さが直撃してきます。澪が絶えた熱さは私にはちょっと辛いものがありました。
コメント (2)
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庭の花水木が咲きました。

2010-04-28 20:34:12 | 花々


花みづき十あまり咲けりけふも咲く 水原秋櫻子



明治村晴れてあめりかはなみずき 加古宗也



夕風にしきわらみだれ花いちご 久保より江

今日は初夏のような日になりました。
相棒に「初夏みたいな日になった」
と言ったら「あーしょか」と返され

ました。

今年も庭の花水木が咲きだしました。
それにイチゴも花をつけたようです。
楽しみなことです。
コメント (2)
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