こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

がたがた ガタガタ さわぐな!足もとば 見らんかい!!

2006年11月01日 | 教育
年の功と申しますか、やっぱり百戦錬磨生き抜いてきた人たちのお言葉には、
とても深いものがございます。目からうろこが何枚も・・・。

先日、とある地区御堂の仏像開眼法要がありまして、魔事なく修行。
楽しい祝膳へと時間は移り、いつの間にやら酔い気分。

私の周囲には、昔、我が師僧とともに悲喜苦楽をともに過ごした往年の強者ばかり。
私のことをほとんど親父同様に?見てくれている。
嬉しい限り。


私「しかし、最近は子どもの事件で、学校や教育委員会は大変みたいですね。」

強者「ガタガタ騒ぐな!子どもは親が全力で守れ!
   それが親っちゅうもんやろ?」


私「でもね、親の目の届かんところで・・・」

強者「せからしかあ!目の届かんとは親じゃなか!
  魂でわかれ。だろう?和尚!」


私「あ、はい。でも先生の能力や教育界の体質も関係して・・・」

強者「やかましかあ!そげん人のセイにばっかするけん、
   ろくな子どもに育たんとたい!責任転嫁大国日本、チャチャチャッ!」

私「なんか最近では、陰湿かいじめ問題の・・・」

強者「いじめられたら、大きな声で泣いて悲しめ!
   いじめられたら腹ばたてろ!
   いじめられたら大きか声で助けば求めろ!
   いじめられたら、必死に抵抗しろ!」


私「なるほど、そういう育て方は・・・」

強者「親なら当然じゃろがあ!
   子どもの命ば護るとが親じゃろう?違うかあ?」

私「その通りですねえ。しかし、いろんな事件の多すぎですね。」

強者「もっとね、あんたら若いもんは、足下ば見らんばあダメ!
   テレビやら新聞の情報に踊らされよろうがあ!」

私「ばってん!新聞かテレビしか真実ば見る方法のなかですたい。」

強者「アホたれい!青二才!
  40もとっくに過ぎとって、まあだそげん青かことば!」

私「・・・?」

強者「だいたいやねえ、マスコミっていう仕事はビジネスぞ。
   スポンサーの気に入らん情報はながさんし、
   大きか力ばもっとる人の都合に合わせるとぞ。
   おかかえ記者クラブなんかその象徴たい!」

私「へえええ。。。。」

強者「そいけんが、どげん新聞やテレビ見ても、大きか一面記事は
   どこもおなじやろうが。ね?おかしかって普通は思うやろ?
   マスコミが、本当のことば真実として報道しよったらさあ、
   たぶん日本では生きていかれんじゃろ。アメリカでも無理じゃろ。」

私「う~ん・・・」

強者「マスコミのする報道はさあ、特に立て続けの社会問題にはさ、
   その裏側になんか在るねえ、臭かねえ、って感じながら読まんばダメと。」

私「ほほ~・・・北朝鮮と同じじゃなかですか?」

強者「おんなじさあ!最近の、履修科目や自殺、いじめ、教職員、
教育委員会なんかのマスコミの報道はさあ、ひどすぎるじゃろうがあ?」

私「どげん裏のあるとですか?」

強者「こりゃあ、国策たい。犠牲しゃば出すだけ出して、
   政策のしやすかごと環境ば設定しよらすとたい。
   阿部総理大臣は、教育改革けんね。公約が。」


私「ほ~!!」

強者「あんまり美しか国になったら、俺のごと見憎くかもんは
   この国に住まれんごとなるばい!」

私「へえぇ~!美しすぎると罪ですねえ。」

強者「ばい菌もおらんなら、バランス崩して自滅するぞ!」


私「ごもっとも!」

強者「こげんマスコミのキャンペーンに踊らされる日本人は、
   平和さねえ。世間はマスコミが勝手につくりよるとぞ。」

私「今日は、私も非常に平和であります!大先輩!感謝!!かんぱ~い!」


・・・・これ以降の会話は、全く意識がへろへろで・・・。
ところどころ覚えてはいるものの、
これ以上書くと、
私の身の危険が・・・・体重計も危険!禁煙1週間目突入!!パッパカパ~♪

明日は、勉強会のあと親睦会。

禁煙中第一の難関門也!



コメント
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