お大師様は、延暦23年(804年)、5月12日、難波津を出航、博多を経由し7月6日、肥前国松浦郡田浦から入唐の途につかれました。
お大師様は、一介の留学僧の身分で。国の認可を受けていないプライベートなお坊さんとして乗船できたんです。後に天台宗を開宗された最澄さんとは雲泥の立場の違いです。このあたりは未だ空海七不思議の一つです。背景が知りたいところですね。
ともあれ、私度僧空海と橘逸勢が乗船したのは遣唐大使の乗る第1船、最澄は第2船。この入唐船団の第3船、第4船は遭難し、唐にたどり着いたのは第1船と第2船のみでした。このへんからお大師様の奇跡が連続していきます。・・・
ということで、このお大師様の渡唐を顕彰し、報恩感謝と各種供養、各祈願をおつとめいたします。どうぞお参り下さいませ。
平成二十五年 五月 二十六日 午前十時から 顕彰法要・先祖供養・大護摩供養・所願成就祈願・その他
平戸市田浦海岸にて
どなたでもご自由にお参りできます。お繰り合わせご参列を!