悟りと感謝
悟りといふ事は
如何なる場合にも
平気で死ぬる事かと思って居たのは
間違ひで
悟りといふ事は
如何なる場合にも
平気で生きて居る事であつた。
正岡子規(俳人・歌人)
人生には、不幸な時も幸せな時もあるでしょう。
誰でも、悩みや苦しみ、悲しみなど さまざまな問題を抱えて もがき苦しみます。
でも、どんな状況であっても、そんな状態の中でできる限り幸せに生きることができるのであれば、
それが悟りというものなのかも知れません。
ともあれ、死ぬ前にね、「幸せな人生だった」ってつぶやくことができたら、
さぞ幸せでしょうね。最高でしょうねえ。
心底そう思える人生を生きることができた人は、
きっと感謝の人生だったに違いありません。
だから、感謝することと幸せな人生って、同義語なんですね。
また、そのことを悟りと呼んでも良いのかも知れません。
さて、年の瀬を迎えます。
感謝いっぱいの年越しがしたいものです。
合掌