多くの方々のお手伝いを頂きながら、
平成28年を締めくくる諸準備が整いはじめました。ありがたし!
今年も、地域の子どもたちがお寺に集合し、境内の掃除や大晦日の行事を迎えるための諸準備をしてくれました。
彼ら(彼女ら)は、将来にわたってこの山寺を支えてくれる宝物です。ありがたし!
除夜の行事を荘厳に演出するための竹灯籠を準備する壇信徒の皆さんです。12月に入ると、皆さんがそれぞれに
灯ろう製作に取り組まれます。そして今宵は、境内にある山小屋の中に火を焚き囲み、カップ麺の年越しそばを食されました。
500ヶ以上の竹灯籠に火を灯していく作業はたいへんな作業です。気合いを入れます。
見事に竹の灯ろうが灯り、境内を幻想的に彩ります。感動的です。ありがたし!
今年一年間の様々な思いを顧みながら、来る年が穏やかでありますことを至心に祈りながら、除夜の鐘をついていきます。
今年は、穏やかなお天気だったこともあってか、例年以上の多くの参拝を頂き、
正直驚きました。寒い真夜中に、駐車場も整備されていないこのような山寺まで参詣されることを思いますと、
皆様方の並々ならぬ祈りの心が、少しでも報われるよう微力ながらもお手伝いさせて頂こうと強く思います。
たいへんありがたし!
除夜の鐘が鳴り響くなか、平成29年を迎え、ご本堂ご宝前に於いて、新春祝祷法要(修正会)が厳修されました。
穏やかで明るい一年でありますことを、心より祈念申し上げます。
南無大師遍照金剛