こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

木蓮 諸行無常がこの世の常とわかっていても、 ダイナミックなホワイトボリュームが惜しくてなりませぬ

2012年03月29日 | つれづれ

山寺の木蓮が、ようやく見頃です。

毎年思うのですが、木蓮の花はとてもダイナミックで
ボリューム感たっぷりに美しく咲き誇りますけど、
あっという間にその風貌を変化させ、
あっという間に盛りを過ぎてしまいます。
すべての満開を待たないうちに次々に褪せていきます。
この落差は桜の花どころではありません。

もちょと、どうにかならんものかと、例年思ってしまいます。
諸行無常がこの世の常とわかっていても、
ダイナミックなホワイトボリュームが惜しくてなりませぬ。

 


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