こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

ご安全にご安全に、お守り下さいお守り下さい

2013年09月18日 | 仏教

   

今日はご本尊様ご縁日。

恒例のご奉仕作業が実施されました。

古木老木の枝打ち作業を下から眺めていますと、おしりがキュウっとなります。

御安全に御安全に、お守り下さい、お守り下さいと、必死に祈るばかりです。

プロ集団とはいえ七十歳以上の方々ばかり。

ほんとお気を付けてお願いします。

感心するやら冷や汗かくやら、監督してるだけで疲れました。(笑

お茶の時間。ふ~、おつかれさまでしたあ。

十分休憩とって下さい。

毎回きれいな境内になっています。有り難うございます。

ご本尊様、大変喜ばれています。            合掌

 

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ご縁は宝

2013年09月12日 | 仏教

 

お坊さんになる為の大切な教育課程に、
「教学研修所」という欠かすことのできない修行の場があります。
全部で5期ありまして、最短で二年くらいで履修することができます。
主に大学生が入所できる課程で、今夏、一番弟子(長男)が初めて体験させていただきました。

写真は、約5週間の研修における使用前使用後の念珠とお経の本。
写真ではわかり辛いですが、壮絶な使い込みです。念珠は真っ黒に変色し、教本は継ぎ接ぎだらけです。
これを見て、正直うれしくなりました。がんばった証だからです。

体験報告を聞くに付け、様々な専門用語が飛び出したり、いくつかの失敗談や自慢話など語ってくれ、その話題を共有することができたこと、大変うれしくもあります。また、道場の関係者、同世代の大学生、講師の先生方、いろんな立場の人たちとご縁が結ばれたようで、今後の修行の方向性なども情報交換の中で知識を得たようです。このご縁が結ばれたことは、最大の収穫でありお宝でもあります。

関係各位には、心より感謝します。有り難うございました。これからもよろしくお願いします。   合掌

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人は 土から生まれ 土に還る

2013年09月09日 | 仏教

人は 土から生まれ 土に還る

もともと土より出で来たるこの命。

人はその一生を終える時、また「土に還る」、「土に戻る」、

「土に返却される」。

私たちは、古来より感覚的にわかっていました。

神仏から一時的にお借りしたこの体は、やがてこの大宇宙

に返却する時が来ます。死ぬという表現には悲しい響きが

ありますが、実は、ただ「還る」だけなのです。

元にあった場所へと返却され、宇宙と融合するのです。

「土に還る」とは、そういうこと。

生きている時間は、大変貴い。いずれ返さなければならな

いときがやってくるのですから、今生の一瞬一瞬を大切に

精いっぱい生きることが大切です。

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秋のお彼岸

2013年09月06日 | 仏教

ご先祖を思い、ご先祖を敬い、ご先祖のおかげを感謝。

21日10時半。

御法話:岩田正人師

どうぞお参り下さい。

 

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交通安全につながる清らかな心

2013年09月03日 | 仏教

長年のパートナーであった自家用車が、
とうとう終焉を迎えるということで、
とあるお檀家さんからの依頼あり。
旧車両への感謝を捧げ、お別れを告げて心に節目を付けたいので、
是非ともご本尊宝前にて御法楽を捧げてほしいと。

10年間、25万キロメートル。仕事や家族との移動に共に過ごしてきた車。
様々な思い出が染みついているに違いない。愛着もひとしおであろう。
たとえ動かなくなったとしても、あっさり新車と交換することは、きっと辛いことであると思う。

お檀徒さんの気持ちを受け止めながら、けじめを付ける為の儀式を執り行った。

正直、はじめて受け入れた儀式内容だけれど、考えてみれば大いに奨励すべき事だと思う。
針供養や筆供養、等々は昔から知られる感謝を捧げる供養だけれど、
近代では万民に最も身近な「自家用車」。供養、感謝、お別れの儀式はすすんで行うべきことだと、
強く思った次第。

そのことは、新しい車両に乗車してからも、きっと交通安全につながる清らかな心を培う。

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