・フヨウ属はアオイ目アオイ科の植物群。
・北半球各地の熱帯・亜熱帯、一部の温帯に分布し、原種(野生種)は約250種。
・1年草、2年草、多年草の草本から、低木、高木まで様々である。
・その多くは、食用、繊維用、観賞用などとして栽培される。
・hibiscusは古いラテン語で、タチアオイの仲間を指す言葉であった。
・近代に入り、タチアオイ属と同じアオイ科に属する別の仲間=フヨウ属を指す学名へと転用された。
・日本では、そのなかでも熱帯および亜熱帯性のいくつかの種がとくに「ハイビスカス」と呼ばれ、南国のイメージをまとった植物として広く親しまれている。
・園芸用・観賞用としていくつかの種が「ハイビスカス」として流通する。
・その代表的なものはブッソウゲである。
・和名は常緑樹で、冬でも葉があることに由来する
・日本での自生は極めて限定的で、静岡県湖西市・三重県伊勢神宮・熊本県荒尾市のみ知られる
・樹皮は茶褐色から黒褐色で、成木は割れて薄片状に剥がれる
・若木は皮目が目立ち、浅いくぼみがある