木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ジャガイモの試し掘り

2023年05月26日 06時11分35秒 | 耕作放棄地

ジャガイモの茎は青々としている。未だ成長期のまっただ中と言った印象だ。こうした中で、試し掘りに挑戦する御仁も。問うてみると、知人へタマネギを届けるので、ついでにジャガイモのお土産も・・・・との発想らしい。未だ小さいかと思われるが、初物のプレゼントもアリかなと。噂の主は例の「百姓候補生」氏だ。彼も農作業に挑戦し始めて数年が経過、今ではすっかり板についたようだ。先を読みながら栽培に勤しんでいる。

掘り出されたジャガイモを眺めて見ると、確かに小振りな状態だ。茎が示すように、今は未だ成長期なんだろう。最後の追い込みで、此処数週間は熟成を続けるのだろうと見込まれる。彼のように特段の理由が無ければ、しばしの待機が望ましいのかも。

子狸的には来月の初旬から中旬を「掘り出し期」と想定している。ジャガイモの後続にはサツマイモの植栽を予定しているのだ。サツマイモは苗の購入での栽培、タイミングの問題が控えている。多分だが、6月中は購入可能かと見込み、スケジュールの調整中だ。今年はベニアズマとベニハルカを半分づつと予定してるのだが、うまく苗が入手出来るかどうか。

後半2枚の画像は子狸のジャガイモ畑、未だ青々として掘り出しには挑戦し難いでしょう。上述のように、最後の追い込みでの熟成中かと思われます。掘り出したい気持ちも無きにしも非ずですが、ここはジッと我慢の子でしょう。スケジュール的にもギリギリ間に合うのかなと。彼のようにジャガイモのお届けは未だしばし・・・・・・・の状態ですが、持ち帰った赤タマは広げて乾燥中。本日にはお届け可能かと。ご近所のマダム衆もお待ちかねでしょう。提供したレシピと共に、赤タマの酢漬けに挑戦されるのも近日中かなと。お父さん方の晩酌に最適なようで、何よりです。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サトイモの植え込み始まる

2023年05月25日 05時47分07秒 | 耕作放棄地

例年の事だが、「大御所」が「サトイモ」の植え込みを始めたようだ。彼の舞台の設えでもある。彼の趣味は特殊で、サトイモを植え込み、観光客を誘引して「イモ掘り体験」を行ってもらい、農作業への興味と関心を高めてもらって、願わくば従事者の確保を・・・・・との遠大なものなのだ。彼の長期プランは着々と実行中だが、従事者の確保にまではまだ至って無い。今年も想定中のようで、例年の如くサトイモの準備を始めた。

サトイモの種芋は自家採取で、昨年から計画的に確保中だ。既に芽を出し、茎丈も20~30センチ程度に大きく育っている。購入する種芋に比べ、有利なスタートだ。植え込み場所は師匠の棚田の下の畑、狙った模様で、この地は水田からの洩れ水が流れてくる。サトイモにとっては豊かな環境、何せ「泥田芋」とも呼ばれるように、湿気を好む野菜なのだ。逆に乾燥地帯では育ちが悪い。子狸の耕地など、水不足の畑なのでサトイモには向いていない。

覗いてみたら、既に植え込みは終了した模様で、マルチまで張り込んであった。どうやら畝の確保用みたいだ。ご本人は一軒略着で、のんびりと草抜き中であった。想定したスケジュールが完了した余裕なんだろう。薄い白煙も立ちのぼる。何時もの作業風景が広がっていた。

サトイモは「大御所」と「長老」の得意中の得意な作物で、仲間内ではこの両者のみが栽培中だ。耕地の要因もあるのだが、他の仲間達は挑戦していない。長老のスタートも間もなくだろう。既に畝立ても終わってる模様、彼の挑戦も始まるはずだ。

大御所の選択は特殊で、ズイキをサトイモ代わりに栽培している。昔からの因縁があるのだが、まあ良しとしましょう。反して長老の品目は正真正銘のサトイモ、同じく自家採取の種芋だ。お二人からおこぼれを頂戴することもあるのだが、ある意味、両者を楽しめて有意義なギャラリィーなのかも知れない。今年も期待できそうかな。取らぬタヌキの何とやら・・・・・・・・かも知れないな。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年は大丈夫かな

2023年05月24日 05時57分28秒 | 耕作放棄地

毎年のように何らかの異変は生じるものだが、昨年は散々だった。全滅した作物が一例では無く、害獣や病気等に悩まされたものだった。とりわけ「ニンニク栽培」は酷く、全滅状態、1個も収穫物が無かったのだ。この1年、知人からの救援物資で凌いできた始末、まさに被災者の立場であった。原因は病気だと思われ、不思議と子狸と例の「百姓候補生」氏のみの症状だった。他の仲間達には格別な症状も見られず、ごく普通に収穫出来ていたのだ。具体的には、ニンニクのタマが腐って溶けるような状況で、茎を引き抜いてもタマの存在は無く腐りかけた微かな根のみが。

原因の究明にまでは至らなかったが、今年は栽培に留意して注意深く育成してきた。無論、大御所の指摘にもあったように肥料過多の疑いも消えてはいない。控えめの施肥に拘ったつもりだ。幸いなことに途中の障害発生等は無く、無事に茎の倒壊が見られるようになってきた。今年は大丈夫そう・・・・・・そんな期待の下に、掘り始めることに。ニンニクはタマネギと異なり根が深く、素手での引き抜きは困難だ。スコップを利用することにした。

1個づつ丁寧に掘り出していく。立派なタマが出現してくれる。どうやら大丈夫な模様だ。ただ作業の流れを見つめていると、タマの大きさが均等では無く、大小のサイズが見られる。多分だが、球根たる鱗茎の資質によるものかと推定。人間も同じだが、全部が全部、同じような才能に恵まれる訳では無い。残念だが持って生まれた資質の相違は存在する。とりわけ、自家採取での種子の選別には要注意だ。

野菜としてのニンニク、大小の違いはあっても使用に困難は無い。有り難く用途に活用させていただく。小さいからと粗末に扱うような不遜な気は持ち合わせていない。

栽培状の留意点に花芽の存在がある。全部を切り取ったつもりだが、画像のように見逃した事例もあったようだ。ご存じかと思うが、花芽を処理しないと、栄養物が子孫の育成の方へと向かいタマの成長が滞ってくる。要は大きくなってくれないのだ。ともあれ今年は収穫出来ただけでも有り難い、大小の相違など些細なこと、全部を掘り出したらカゴ一杯となってくれた。今年は不自由しないで済みそうだ。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤タマの収穫

2023年05月23日 05時06分04秒 | 耕作放棄地

白タマネギが全滅状態だったのは触れたかと思うが、赤タマの方は何とか無事な模様だ。小さな雑草の中に埋もれてはいるが、丸く大きめな球が覗いている。茎も半ば以上が倒れ、ソロソロの収穫期の合図かと思われる。2~3日快晴の続く日々を待ちたいのだが、後の作業の都合もある。本日、掘り出すことに決定。土は多少の湿り気が残っており芳しくは無い状態だが、やむを得ない。確か植え込んだのは100本程度、多少の欠損は見られると思うが、大半は生き残ってくれた模様だ。

ニンニクと異なり根の張りも多少の浅め、素手で引き抜きも可能だ。イスに座り込んでの何時もの作業風景、剪定ハサミで根と茎を切り落としながら引き抜き作業は続いていく。やはり土の湿り気は弊害で、根の回りから素直に落下はしてくれない。手ではたき落とす必要があり、軍手が土まみれとなってくる。タマネギにもよろしくは無いのだが、上述のようにスケジュールが押している。黙々と作業を継続するのだが、土まみれのタマから根を切り落とすので、当然ながら土をも切ることに。刃物の弱点だが、土を切るとたちまち刃の切れが悪くなり、作業効率の低下をもたらす。やむを得ないので、時々は刃の研ぎに時間を割きながらの作業となってくる。

天候は晴れ渡り真夏日に近い状況、これなら畑にタマネギを広げていても大丈夫だろう・・・・・そう目論んでいたのだが。事前に天気予報を確認した際には、1週間ほど晴れが続くとなっていたのだ。原稿を書き出しているこの時間、小雨だが雨が降り続いている。何時の間にか天気予報も変わっていた模様で、夜間のみ雨マークの存在が。予測の大失敗だ。

雨に濡れての弊害は保存にマイナス効果をもたらすこと、濡れたから賞味に耐えない・・・・・とはならないが、水分を含んだ状態での保存は困難だ。赤タマの乾燥も回収も再考する必要がある。予定では1日の乾燥で直ちに持ち帰りのつもりだったのだが・・・・・・・・。まあ数量も少なく、親族やご近所のマダム衆へ配布の予定だから、保存の確保も必要無いかな。

ともあれ回収にも乾燥作業が前提条件、予定の持ち帰りは後日となりそうだ。皆さんも収穫作業にはご注意を。天気予報が急激に変化して思わぬ結果となることもあり得るかなと。細かな注意が必要な模様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャガイモの花

2023年05月22日 05時57分44秒 | 耕作放棄地

ジャガイモが育ってきたようだ。青々とした茎が天に向かって伸び、所々では花を咲かせている。人間に例えると、青年期まっただ中といった印象で、爽やかな好青年或いは美少女のような雰囲気を醸し出している。見応えのある光景だ。花が咲き出したら収穫と思いがちだが、未だしばしの時間は必要だ。この指標ともなるようなジャガイモの花だが、どのように捉えられるだろうか。一般的な原則は、子孫を残すための種子の育成だろう。しかしながらジャガイモはイモで増殖する。つまり種芋を埋設することで子イモを育て子孫を増やしていく。種子では無いですね。

子狸も疑問に思っていたが、何故咲くのかは未だ解明出来ていない。しかも全部の茎に咲くわけでも無く、部分的な開花のようだ。何方か理由をご存じであればご教示をお願いしたい。花を咲かせて実を付け、子孫を残していくのが植物の役割かと思っているのだが、不思議な現象だ。この花、ジャガイモの負担となるからと摘む方もおられるやに聞くが、子狸は放置している。上述のように全部では無く部分的な開花であること、手間を厭う事、挿したる弊害も見当たらないこと・・・・・等々によるだろうか。

子狸のジャガイモ畑でも彼方此方で咲き出した。野菜の花は時折見かけるが、ジャガイモの花は結構綺麗である。鑑賞にも堪えうるようで、あえて摘まずとも眺めていれば楽しめるのに・・・・と残念に思う。まあ、栽培手法は人それぞれ、どのような手法でも構わないのだが。

花が咲き出したら収穫も間もなくかと書いたが、具体的には茎の色合いや状況で判断している。例示すると、茎が茶色く変色し半分程度が倒壊し始めたらソロソロの収穫期かなと。2月末頃に種芋を埋設し、凡そ3ヶ月余り、来月早々から中旬に掛けて収穫期の訪れかと踏んでいる。こうしてみると、ジャガイモの花の役割が皆目見えてこないのだが。自然界は摂理の下に動いている、ムダで不要な行動は一切無いものと信じているのだが、如何に。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする