木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

その後のカボチャ畑

2024年06月25日 05時09分51秒 | 耕作放棄地

カボチャの種蒔きをしてかれこれ3ヶ月余り、幾つかの変遷を経てそれなりに大きくなって来たようだ。中には小さな花や実を付けた物もあり、着実に且つ確実に成長しつつあるようだ。子狸のカボチャ栽培は、雑草放任勝手な成長を・・・・・・と言った手法だ。栽培手法と言えるかどうか疑問だが、個人的にはそれなりの農法かと思っている。まあ、他人様の評価には頓着しないタイプなので勝手放題にやっている。

一番の特徴は雑草を放置し繁るに任せていることだろうか。先述したかと思うが、カボチャと地面との直接的な接触を避けるため・・・・・とは名目で雑草抜きが面倒なのが本音かな。とは言ってもカボチャが雑草によって保護されるのは事実。傷や色あせ等も少なく、綺麗なカボチャに仕上がりやすいのだ。成果品は見た目も大事、同じ品なら綺麗な物を選択するのが常でしょう。

カボチャ畑の一部をも画像に載せておきます。地面全体が緑一色で、土の姿はほぼ見えないでしょう.問題なのは雑草の管理、放置しすぎるとヤブ状態に為りかねません。基本は適度な管理でしょう。手を掛け過ぎず尚放置しすぎず・・・・・のバランスが要求されるようです。

期待に応えるため、程よい管理を目指しています。現在畑のカボチャはツルが2メートル近くになりました。部分的には花が咲いたり小さな実を付けた物もあります。最盛期は7月の下旬位でしょう。丁度1ヶ月後位がヤマ場、この1ヶ月でツルが伸び回り実を付けて大きくなるはずです。先般ご紹介した師匠のカボチャ畑では、既に直径30センチクラスのカボチャがゴロゴロ実っています。空中に浮かんだカボチャの姿は何とも優美、無論、傷や色あせなど皆無です.

子狸流の無手勝つな放任栽培は決してお勧め出きるような手法ではありませんが、極端な話、こんな身勝手な農法でもカボチャは育ってくれます。あれこれ思案することなく挑戦されては如何でしょか。難点はカボチャ栽培には多少なりの面積を要することでしょうか。

 

 

 

 

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インゲンの終焉

2024年06月24日 05時23分00秒 | 耕作放棄地

ここ数週間多くの実りをもたらしてくれた[インゲン]だが、等々終焉期を迎えたようだ。雨の中休みを利用し農園を覗き込んだら画像の如しで、インゲンの棚が倒壊していた。使っている支柱は数年間酷使している真竹製の古びた物だ。経年劣化は当然だろうし虫食い等も考えられる。通常、竹を半割にした支柱は、持って2~3年位だろう.子狸の使用例はそんな年数では無い。支柱に採用すること自体が問題な物件なのだ。

最も支柱は倒壊してもインゲンそのものは実ってくれるのでは,そんな疑問もお持ちだろう。確かにそうなんだが、土台が壊れた家屋は居住できないでしょう。積み重なったインゲンのツルは,光合成に不便をもたらし収穫の邪魔にもなってくる。潮時だと諦めるタイミングなんだろう。実際、インゲンの実は十分過ぎる程収穫した。程よい時点で満足すべきであろう。

画像でもお解りのように、現在実っているインゲンもお化け状態に近い。料理に使用するには、一寸遅れ気味、旬を過ぎた状態だろう。最も食料として使用は十分可能なので、注意深く収穫は図っていくが。

インゲンは三度豆とも呼ばれる.年に3回も栽培が可能な故からだろう。流石に年3回はきついが、年2回なら頻繁に栽培する。今年も1回目を6月で終了だから、二度目のチャンスは十分ありうる。秋植えに備えて下準備を進める予定だ。問題なのは倒壊した支柱達、流石に再利用は不能だろう。新たな作成が求められる。

幸いにして近くの森に地主殿の竹林が存在する。要は決心さえすれば新たな支柱作りは可能なのだ。無論、伐採、枝打ち、半割り、仕上げ、・・・・・といった工程は踏まなければならない。それなりの時間と日数が要求されるが、問題は酷暑。熱中症の危険性を回避しつつ支柱を作成するのは簡単では無かろう。冬場であれば良かったのだが。

 

 

 

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隠れ場作り

2024年06月23日 05時15分40秒 | 耕作放棄地

幼少期の甘酸っぱい思い出に、「秘密基地作り」が該当しないだろうか。腕白な子も神経質な子も、自分だけが使える秘密の基地を持ちたい、作りたい或いは手に入れたい・・・・そんな思いに悩まされ続けられたのでは。かく言う子狸も同類で、近隣の空き地等にそれらしき構築物を作り続けたものである。現在の目線でみると、掘っ立て小屋にも該当しない粗末な代物だろうが。

幼少期の熱き想いは今も引きずっているとみえ、農園にも秘密基地があれば・・・・との妄想に駆られることも。秘密基地とまでは行かずとも、一寸隠れる場所が確保出来れば猛暑もしのげるだろう。農園は大阪湾からの西風が強いとは言え、常時吹きまくる訳では無い。熱暑地獄とも為りかねない時間帯が多いのだ。

幸いにして野小屋(収納場所であり隠れる術は無い)横の雑木の下側が良さそうだ。此処を隠れ場としよう、そう決心して「隠れ場」作りに勤しむことに。幼少期と異なり体力も時間も無い。たいした工作は出来ない。其処で最少限度、座り込み出来る場所を・・・・・・と割り切った。要は熱暑を避け涼風で涼めればよろしいのだ。いわば熱中症対策の逃げ場とも言えるかも。

毎日持参するリュックや水筒或いはカメラ等が置けて座りこみ出来れば。其処で農作業用のコンテナと苗ボックスとを並べてそれらしき形態にした。何とも粗末な構成だが、子狸にとっては大切な隠れ場でありシェルターなのだ。高齢者は暑さの感覚が鈍って自覚しにくいとか何とか。農作業で疲れたら、自動的に隠れ場へと習慣づければ或いは非常事態は避けれるかも・・・・・・ですね。

仲間達が立ち寄っても談笑出来るように、入浴用イスは数個準備した。いわば粗末ながら「大人の秘密基地」が出来上がったのだ。他人様の評価は無視しておけば良い。肝心なのは自己満足、一人悦に浸れれば良いのだ。

 

 

 

 

 

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サツマイモの定植

2024年06月22日 05時01分05秒 | 耕作放棄地

遅ればせながら気象庁の発表のようだ。どうやら近畿地方も梅雨入りらしい。雨マークの予報が続いている。サツマイモの植え付けには格好のシーズンと見積もっていたら、例の百姓候補生氏からメールが到着。苗の入手が叶ったようだ。随分と走り回って10円でも安いのをと苦労してくれた模様。有り難いことである。子狸が依頼してたのは、ベニハルカ40本、ベニアズマ30本の計70本。彼は10本多い80本のようだ。ちなみに単価はベニハルカが70円、ベニアズマが50円だったようだ。無論、お店によって或いは苗によって金額は違ってくるだろう。

朝早めの農園に到着、半日掛りで植え付けることにした。お互い支柱棒を持ち、凡そ40センチ間隔位でマーキング、目印の植え込み穴を掘っていく。彼の植え付け手法は不明だが、子狸は「斜め植え」の手法が多いかな、本日も習慣によることに。計70個の穴を掘ったら、苗を準備し、穴の中に苗を投入、穴に隙間が無いように注意深く土埋めする。

足腰が弱っているのか中腰は苦手だ。何時ものパターンだが入浴用イスを持ち出しての座り込み作業、他人様より時間が掛かる。反面、落ち着いて作業が出来るし細部にも注意深くなる。全てがマイナス面という訳でも無いのだ。かれこれ2時間程掛かって植え込みを完了した。タイミング良く彼も終了したみたいで、10本分の差が中腰派と座り込み派との相違だろうか。

苗は畝単位で別扱いとした。つまり「ベニハルカ畝」と「ベニアズマ畝」とを分離して完全に別個としたのだ。収穫時の区別用である。掘ってしまえば同じサツマイモ、見分けるのは難しい。畝単位で分けておけば間違う恐れも無い。食べ比べには打って付けかも。

植え付け終了後、当初の水撒きをして作業完了。たいしたことをやってないのにくたびれ果てる。思えば体力も落ち込んだものだ。彼は元気よくサツマイモを離れ、インゲンの収穫に転向した。どうやらお化けインゲンの出現のようで、苦笑いしながら作業を続けている。インゲンの実の生長は早い。収穫が数日遅れると、事実上お化け状態だ。早めの収穫に徹底されるよう、ご注意を。

 

 

 

 

 

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長老のサツマイモ畑

2024年06月21日 05時14分01秒 | 耕作放棄地

梅雨入りも間近となり、サツマイモを植え付けねばと気もそぞろ、少々焦っている。こんな時期に目に付くのが長老のサツマイモ畑だ。彼は既に先月半ばに定植を終え、悠然と余暇を楽しんでいる・・・・・ように見える。本人の内心は不明だが、余裕があるのは事実のようだ。先を読んで早めに手を打つ彼の特性の故だろう。羨んでいてもしょうがない、1個づつ地道に対処していくだけだ。

それにしても彼のサツマイモ畑は美しい。虫食いも黄ばみも無く、青々とした若葉が元気一杯だ。光合成もうまく働いているようで、地中ではイモが大きくなりつつあるのではなかろうか。先月中旬の植え込みだから9月中旬ぐらいには収穫可能だろう。他品目は遅れ気味の植え付けだが、サツマイモは早めの模様。さては噂のシルクスイーツを待ち構えてお出でかな。

サツマイモは品種も多く好みが片寄る。彼の推奨は最新のシルクスイーツ、但し食べ比べがお好みか他品種もチョイスのようだ。いわば少量多品種主義とでも申すのか、独特な栽培手法だ。反して子狸は1~2品種に絞り込む派、今年はベニハルカとベニアズマとを想定している。苗があってくれれば良いのだが不透明だ。やはり5月中が苗販売のシーズンだろう、遅れ組はある物からの選択だろうか。

小さかった苗も1ヶ月もすると立派になってくる。彼の畑も同様で、見事な野菜畑に変身だ。これから梅雨時に入るが、今は少ない雑草の成長期ともなってくる。それにイモツルのツル返しも要求され、作業量が一気に増大する。今は余暇{?)を楽しんでるだろう長老も作業に追いまくられるのでは無かろうか。

子狸と例の百姓候補生氏とは未だサツマイモの定植が出来ていない。そうそう、足が痛いと宣ってる大御所もそうだ。苗のある事を祈りながら下準備を進めて行こうと考えている。それにしても青々とした長老のイモ畑が何とも羨ましいものだ。

 

 

 

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