鉄道模型工作記録帳

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グリーンマックス伊豆急100型に挑戦する2

2008-08-01 01:16:37 | グリーンマックス伊豆急100系制作
屋根の裏側も・・・

穴あけガイドのようなものは殆どありません。


わくわくするくらい、「素材」です。


屋根の厚みは


1.1mmで整形されています。


屋根リブを測ります。


片方の側面は1.25mm


もう片方は0.9mmです。

どっちのリブも使えません。


取り去るしかあるまい。




上がキットのまま
下が削り取る部分全部削ったもの。

枚数が結構あります。


ザクザク!


ザクザク!!!


真ん中残した床板リブすら疑問は残ります。


削れ削れ!!


半分の枚数まで削って、今日は終わります。


   ↑開き直って、「キット状態にする」事から開始です。

グリーンマックス伊豆急100型に挑戦する1

2008-08-01 01:09:05 | グリーンマックス伊豆急100系制作
ダダンダンダダン!
ダダンダンダダン!

伊豆急100型を買ってきました。

一度、高校生の頃に見たその姿を再現しようと。
その写真ですが、ぶっちゃけろくな写真が無いという。


見たのは冷房改造第一次が始まった頃で、SVOに乗って下田に入り、ひと駅分だけ100系に乗りたくて往復しました。

広いはずのセミクロス車内が、クロスシート部分だけ仕切られて部分冷房改造されていた姿は正直ガッカリしたもんです。


冷房機もお世辞にも格好良くないです。


後期型前面も独特なヘッドライトでした。


前期型はちょうどシールドビーム改造が盛んに行われていました。
これは改造後の両運車ですね。


しかし、前評判は余り良いうわさを聞かないこのキット。


いかんせん古いキットに、付け足し部品があるものです。

なんでGM伊豆急100型をいまさら組むかというと・・・

マイクロエース伊豆急100型は

何故か21Mの長さで模型化されているから。

凄い話です。


カラーも買ってきましたが、噂によると初期の姿の色に近いらしいです。


今は室内色に使っている相当古いGMペールブルーとも色が違うとか?


開封。


側面は一種類。
これをこねくり回します。


Tc屋根。
何かモールドが新しいポイ。


Mc屋根。

良く見ると

冷房部品や前面リニューアル時に屋根は彫りなおされた模様で、冷房時配管と非冷房時配管が一緒にモールドされており、ぶっちゃけ、どうしろと言う感じです。
非冷房時(右に長く伸びる配管)では、削ることがうまく行くとは思えない配管共用モールドです・・・。


前面新規部品。
窓ハメコミになった気鋭部品ですが。


中間車から改造された前面。


後期型前面。


好ましいデザインの初期型前面。


中間車や両運転台に改造する部品です「が」


床下機器は国鉄101系用汎用の代用です。


前面窓。


デカール。


インレタ。


ステッカーが入っています。

4両分。


資料はコレ。
明らかに開業時の色は明るく浅めの色ですね。


昭和の野心事業家で、伊豆急を夢見、寸前で他界した五島慶太翁の写真が開業列車の先頭を飾るという異例なモノで始まった鉄道ですね。


慶太翁は次男を溺愛していましたが、サイパンで戦死してしまい、弟と父からの期待を一身に受けた長男・昇氏が開業を勤めました。

この開業前日、慶太翁から昇氏と深い関わりのあった女性に初孫が生まれ、女性から昇氏が命名を依頼され「伊豆急が開通」したことから「通(つう)」と名付けられた方がいます。
今、つうさんは47歳になられているのでしょうか?

雄大な話とは別に

キットは組まれていきます。
非常に小さいスケールの私です。


このように並べますと・・・。


リブが既に破綻していますwww

コレでは屋根がまともに決まりませんね。


てか、側板大きさ違うくないですか?


前面のカーブもあっていません。


切り継ぎ部品そもそもが全く断面違いますwww


これは厄介だ。


型の劣化状態も違います。


グダグダ言っても仕方が無いので、切り出していきます。


カットカット


大まかな切り出しはレザーソウを使います。


   ↑最悪窓周りとドアさえ残れば