鉄道模型工作記録帳

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グリーンマックス伊豆急100型に挑戦する4

2008-08-03 01:30:49 | グリーンマックス伊豆急100系制作
このキットは。

やはりとんでもないキットかもしれない。
そう思う、まもなく丑三つ時でございます。

腕が鳴るんだけど、それ以上にトラップに嵌らないように、先を読みながら格好良いものを作りたいと思います。

全長が長いモデルと正調のものが混合するマイクロエース伊豆急100系木箱セットより!格好良いものを!

このキットの凄まじいところは、

屋上機器にもあります。
取り付けボス類の類が一切ありません。
塗装した屋根に接着する豪腕な事が、接着してから一緒くたに塗装して更に塗り別けるか。

それはいくらなんでもキビシモノでございます。

てなことで。
屋上機器の殆どを取り替えて組みやすくしてしまいます。


実際、ベンチレーターもカタチが崩れていたり、バリが多くて使うことが非常に厳しいのです。


違う目的に買ってあった、トミックス補修部品の「クハ115大形箱ベンチレーター」だったはずのものを引っ張り出してきました。


カタチはいいのですが、足のカタチが異なることがタマに傷です。
足の出先が車体側面方向ではなく、前後方向で、結構イメージが違うかもしれません。


一見はかなり良いのですが・・・。
足の向きが異なります。

GMでは70-4と称して同パーツを別売りしていますが、正直プアです。
使いたくないっす。

それならこっちの方がマシです。


ベンチレーター孔を1.4mmで開口。
無線孔を0.8mmで開口。

奥に変なものが刺さっていますが。


あけ間違ったんだもーーーん。

ランナー引き伸ばし線で修復中。


特定番号になるんですが、全面はこの4枚を使用することに気軽に決めました。
この気軽さが後で命取りになる気もします。

特に右端の先頭改造車は4台くらいしか無いです。


一部塗装ライン上にあるからということで、手すりも交換という暴挙です。
久々に手を掛けています。

気力が持つのか?


手すりを薄く削いで残っているうちに、

ポンチを打って、

0.3mmでドリって、

手すりをノミで綺麗に削ぎなおして、

ゴミが詰まるので再度ドリルという気の遠くなる作業・・・。


最低限コレくらいですが。


こんなの見つけちゃった。
過去に165系キチガイになっていたころの部品。
トレジャータウン製
TTP105 165系ジャンパー栓 400 420 主にクモハ165・169・クハ201・205・207-901用。ロスト製2個入

ちょっと大きい気がしますが、コレに良く似たものが付いていたのです。

今後調達する方は
TTP106Bのホース付がいいと思います。


上がMc用前面にしたもの。
下がTc用前面。
Tcはジャンパ栓が付きますので、作り直していきます。
泥沼状態。


トレジャータウンのKE70は0.7mmのドリル孔で入ります。
エポキシで取り付け。


ズームアップ。
で、このややこしい塗装どうすんだ・・・??

今回のイメージは、私が見た時代ですから、平成3年8月初旬頃・・・1991年8月を設定します。

RMライブラリーは意外と資料性があるようでこの時代は欠落しており、
冷房とヘッドライトのシールドビーム化が一致しているような感じに読めるんですが、
私の何葉かの写真全て、非冷房とシールドビームの組み合わせでした。

ですからこの時代を制作します。
自然と資料の見方が変わってきます。

このクモハ123に編成に乗ったのですが、7連で、伊東側にクモハ103(上のズームアップ)、次位にロイヤルボックスサロ1801(地味に余り好きではない)、中間に元サロのサハ181か182が連結されていました。

ロングシート部分が大きなデッキ構造非冷房の中途半端な冷房改造車は編成中1台だけいました。
クハかクモハか良く覚えていませんが、1991年8月に冷房改造済みは101、122、125、127、128が当確。あと121がその月に冷房改造されているようなので、クモハだったのでしょう。


とりあえず、前面を用意しました。
クモハ103とかサロ181は次回にもち越して、切り継ぎより正確に組めるかどうかに焦点を絞ります。

だいたい、サロはどうやるかまだ見当が付きません。
似たカタチにはサロ165を改造するんでしょうけど、納得イカなさそう。


妻板も改造していきます。


だいたい、この雨樋がかなりいいかげんなため、縦樋が絞りに負けてごまかされています。


クモハ用電気配管つきも魅力ですが・・・。

どうせ屋根電気配管やり直しなんで、使わないで頑張りますが、
この電気配管、一旦ホロ枠に潜るという凶悪な通し方をしています。

ほれ・・・。
左右2本づつのうち、母線かなんか知りませんが、太いほうがガッチリ潜ってます。
こんなのありかとw

この設計者は、どうも相当シンメトリーに拘ったようで、あらゆるところがシンメトリーであり、配管までシンメトリーです。
それはそつの無い美しいデザインを生んだのでしょうけど。


左上から、
元、粗ッ削り、

下段に行って
躊躇して雨樋じょうごを残したけど
結局全く違うことが解って全部削った図。

しかも、この妻面の隅角Rがきつすぎてイメージが違います。
窓Rはきつ過ぎるんですけど。


全部削っちゃう。

ホロ枠も、Rが違うからやり直すべきか?

いやいやそれでは泥沼だ・・・。


Nゲージではホロ枠なんだかホロのダミー表現なんだかわかんないことが多いですが、
この形式は非常に厚いホロ枠「台座」があるのでコレでいいのです。
ただ、少し薄くして見たほうがいいかなぁ?


結構のっぴきならんくらい加工し捲くっている4台。

まだ箱にするには早いと、心が叫んでます。


   ↑本当はサッシも細くしたけど・・・。強度が・・・・。