鉄道模型工作記録帳

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リトルジャパン 名鉄811を作ってみる1

2008-08-08 23:15:14 | リトルジャパン 名鉄電車完成庫
伊豆急パテ乾燥の間に、サクッと暇つぶしです。


じゃん♪

名鉄3800と同じ彫刻師のようです。

片運転台と


両運転台が入っています。

が、

800型はそもそも少数一族なので、個体差が大きく、どれというとほんの数台のプロトタイプとなるようです。

で、購入してから知ったのですが、戸袋窓やドアが切り下がったステップ付などの差をつけた『限定版』というセットが、なんと6パターンも発売されていたそうです。

今年も、名古屋のイベントでのみ発売ということで、北海道の私には手に入れることが難しそうです。


標準的な前面と、ナマズこと850型のおおきく絞られた前面が付きます。

そのカタチもなかなか手ごわそうですが、標準前面のいずれもヒケが正面ドア上にあり、これも手ごわい感じです。

しかし、名鉄3800も4台作っていますから、癖は捕らえたつもりで一気に組んでいきます。

もちろん、
落とし穴にも嵌りましたwww


カット


裏に残ったゲートを


ノミで落とす


製造時両運転台804
戦後片運転台802になり
末期に両運転台811となった固体を選択します。


両面ともに、更新された高運転台が大きな特徴です。


標準施工となったテールライト開口。
ポンチで打ってから、0.3mm、0.6mm、0.8mmと進めます。


セオリーどおりLに組んで

と途中で寄り道

今回は動力を15m級にします。
台車間距離の調整はこちらの方が時間が掛らず、また単行と増結が基本なので出力が大きくなくてよいのです。


0.25mm厚で4mm幅のエバーグリーン材を貼り付けます。

資料が友人Kからもたらされました。


ある写真に釘付けになりました。

同系のはずのナマズ850型ですが・・・後ろに3800型が連結されています。


おお・・・3800型より車高が高いじゃないですか。
ほかの資料でも確認できまして、これは要注意部分 発見です。(*゜Д゜) ムホムホ

ところがどっこい。

3800型の後ろに


800型が・・・。
809か810かな?
車高は同じです。
他の資料でもこれまた確認できました。

名鉄ナマズ850型を製作するときに注意が必要ですね。
あの2連だけ、車高が高いのです。
ひょっとして、キットオリジナル車高はこのナマズの寸法ではないでしょうか?




ということで、3800型制作と同じ、5.75mmの場所に、0.5mm×1.5mmのプラ片を接着して高さを決めました。




ロの字に接着。


ここまで約40分。


屋根を置くと、片方が反り上がりました。
曲がっているようです。
また、押さえつけてもフィットもしませんでした。


四隅と、前面天頂に切削が必要でした。


リューターで


切削。


で、接着。
タミヤ緑瓶さらさらタイプでガッチリ接着。


はやいはやい


さて、車体はほぼ終りです。
継ぎ目はリベットに近いから調整程度にします。


床下は3800のときと異なり、芋付け接着で、穴あけではないのです。
動力ユニットに直付けは接着が心もとないのです。
ちょっと一計しなくては。


コピー機で床板をコピーします。


紙と実物立体。


大きくカット。


このようにカットします。


動力ユニットに張り出す凸にあわせてカットしたのです。




機器接着場所をノミで穴あけします。


このように・・・。


0.3mmでも床からはみ出すので、0.14mmプラペーパーを使ってみます。
ある意味博打材料です。
溶剤に弱すぎるからです。


スプレーノリで


貼りこみ。
これで、プラペーパーに直接着できます。


またぐ機器は紙をカットしながら接着。

文字量限界につき・・・続く。


   ↑完全に組みなれしすぎかな?
     落とし穴があるとも知らないで・・・