ナカナカ姿が見えないねぇ・・・。
7月中には作らないといけないし。
キロのアンテナの作り方がイマイチ閃かないので、キハ182-100の屋根に手をかけますが、
ちょうどですね、側窓一個分後方に下げる「だけ」なんですけどね。
これがけこう面倒くさい。
まずは斬っていきますね
これくらい、レザーソウで失われる。
しかも、先頭部は色々面倒な処理がある。
長く残した本体屋根を9.2mm取り去ります。
ここに付けるわけ。
端部利用したかったんだけど、ガッツリ傷を入れたこととこれでは成立しないことが解りこれは諦め。
まずは接着していくけど「ぱき!」は避けたいので補強材を溶着。
ビタ付けします。
このあと発注済のキハ184-0の屋根を待ちます。
次に取り掛かるハ、先の1550番台と500番代の屋根がざらついて、とても気に喰わないので(写真で見ると綺麗なのになぁ)
1時間掛けて磨いた。
ラプロスクロスの6000番で丁寧に丁寧に。
次にキハ182-200番台のエンジンを施工開始。
とりあえずエンジン取っ払い。
取っ払った。
4.3mm幅のプラ板で蓋。
簡単な仕上げ。
エンジンなし!
これが問題のエンジン。
「N-DMF18HZ」
新潟発動機製のエンジンですが、この形式の特徴はシリンダー内径が150mmであること。
船舶用として開発されたものの、船舶にはナカナカ採用と販売実績が上がらず、
6NSE-Gとして発電補助エンジンとしてはどうにか官庁に入ったものの、内径150mmシリンダー行程165mm6気筒シリーズはさほど広がらずメーカーはこのシリーズを半場展開を放棄しちゃったようなのです。
で、継子として残ったのがこのエンジン。
本当は小型船舶用メインエンジンを利用することで、末永く部品が入る予定だったらしい。
実際は納品先もあまりない機関という事らしく・・・。
しかも市販品はデチューンしているっぽい。
要は継子です。継子。
キハ110系の搭載、キハ66のエンジン換装、九州や北海道のキハ40系に換装されているDMF13HZ系(DMF13HZAとDMF13HZBでは同系出力違い)とも内部構造からしてまるで違う。
さらには国鉄設計で大規模に採用されたDML30系より小型で安定性が高く出力は同等以上のはずが・・・
新潟製直列6気筒エンジンで最強スペックを誇ったはずのこのエンジン。
新シリーズにまで欲を描いたことからだったのかがゆえに短命だったという説を聞いたことがあります。
で、これを模したリレーフをつくろうってんだから、これから資料探しですよw
(キハ183系中間車エンジンは水平対向エンジンですんでスバルオタにはこれはこれで素晴らしいのですがw)
確かに異なる事は
・直列気筒なんで、シリンダーヘッドが片側からしか見えない。
・元のDML30系より遥かに小さい
以上を中心にそれらしくまとめる予定にします。
とくにシリンダーヘッドが見えない側は、編成でもアクセントが付くだろうと目論んでいます。
↑良いエンジンのはずが小型版の2台積みに戻ったり、あまりにたくさんあるDML30系の取替えを促進できなかったというのがガンなんでしょうかね。