鉄道模型工作記録帳

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合言葉はイッパーサン39

2010-07-27 03:37:00 | ディーゼルカー浪漫?

ハイデッカーキロの諸々なんですけど。
今日、工作机の椅子が遂に壊れまして。
明日修理しないと作業が落ち着いて出来ません。


旧製品ですから、TN対応になっておりません。
改造して仕様をあわせましょう。


まずこのようにカット。
カット寸は、新製品のそれに合わせます。

ちなみに9.5mm




次に幅を狭めます。
これは


TNが綺麗に嵌る寸法。
実測。


奥が改良新製品。


ちょうどマウント部分に板を当てて厚みを増せばいいのです。
マウント部分はほぼツラ。


1.0mmの厚みの板を切り出します。



このように嵌ればよし。
先端は残しておきます。

サイズ的に
15mm×11.3mm


綺麗に嵌りますね?


接着。
これは溶剤系で接着し、瞬間接着剤を使いません。


側面に爪を作る手段もありますが、TNカプラー脱着で削れて行く事は容易に想像出来ます。
ですからネジ止めで行きます。

まず1.0mmで下穴。


M1.2タップを使い


ネジ山を掘ります。
所詮ABSとスチロールですから、強度のあるネジ山ではないんですけどね。


実際の位置を間違ったのでw
位置は違いますが、このように止めます。
TNカプラーもネジを切ってあります。
バカになったときは車内側からネジを止められるようにするためです。


キチンと取り付けられました。
(穴移動してます)


トイレタンクがキチンと納まればパー壁です。

さて、車体の磨きにかかりますが、磨きシーンはどうでもいいので


これが磨き後。


昨日の状態。


同じ角度でもう一度。
ラインが出ました。

サフェーサーが白く、車体成型色が若干グレーです。
薄っすら、ほんとうに薄っすらと磨いたラインの波が見えます。
全部を削りきって下地を出してもそれは綺麗なラインとは言えないときがあります。
要は光に当ててラインが出れば良いんですよ。

水の中で磨きますから、何度も水分を飛ばしては、1000番を充てていきました。


ドア周りはマスクしてサフェ吹きましたので、ミクロン単位で段差があります。
その境界線をぼんやりするように磨きます。


ぼんやりしているでしょ?


別に切継ぎじゃないんで、難しいことはないです。
この作業をする必要も、綺麗に塗装が禿たり、アンデコだったり、剥がないでやるときには必要ありません。
今回はやっぱり多少、薄め液で表面がザラが出たり、ヒケ直しのときに400番なんて使っちゃって傷を入れてしまったからやったようなもん。

ただ、切継ぎの時にはこういうやり方慣れておくと、結構いい感じに仕上げるコツがついていると思います。

かえってラインを壊すこともあるんで、失敗は成功の糧ということで。

切継ぎした部分だけ、光に当てたら凹んでいた。光の加減が曲がってしまった。
引けた。and so on...
それって幻滅しますからね。

キハ182-106は、そういう意味では、特に運転台側サイドはほぼカンペキにライン出しとヒケナシが出来たので
今回相当満足しています。
ディフォルメした部分も結構あったのですが、そんなのラインが出たことで吹っ飛びます。
いくら正確に斬り接いでもラインが崩れていたり、切継ぎスジが見えると幻滅ですよねw
(まぁ。あとは塗装をもっと頑張んないとな・・・)

今回の場合は「キロ182-500を塗り替えました」の一行で終わる作業には違いありません。



   ↑まだまだやらないといけない作業が盛りだくさんでやばいですね