郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

ハマユウ

2022年07月21日 | 日記

 家人が卓球に行った先でハマユウが咲いていたと写真を見せてくれた。私は瀬戸内海の海辺で育ったが見たことはない。調べると黒潮に面した浜辺で自生していると言うから当然です。ヒガンバナ科だからお彼岸時に咲く赤い曼殊沙華に似ていて納得しました。漢字で浜木綿と書きますが木綿なのは白い布を作るときにコウゾウの樹皮を裂いた状態がこの花に似ているので「ゆふ」と呼ぶからのようです。分布北限は昔は横須賀当たりのようでしたが房総半島南部まで延びてきているようです。もうすぐ土用の丑の日でウナギを食べますがこのニホンウナギの分布北限も今までの青森県までが北海道まで延びてきているようです。これがいいことか悪いことかは分かりませんが確実に自然環境は変ってきているようです。家人の北海道に生まれた時から住んでいる友達からの手紙を数年前に見せて貰ったら北海道に梅雨はないと昔は言われていたけれど今は梅雨がありますと書かれていた(気象庁では北海道での梅雨入り、梅雨明けはないことになっているが)。気象も含めて世の中がどんどんと変わっていっているがアンテナが低いのか、日本人は従来の常識思考から抜け出せないでいるように感じます。『袖手傍観(〔しゅうしゅぼうかん〕:懐に手を入れ見ているだけ)』ではいけませんよね。特に日銀の円安対応には呆れてしまいました。中国に日本のいろんなものが買われてしまっているようです。

 今日の夕食は、


 ◆肉の茄子巻き、照り焼き風 ◆棒々鶏 ◆ほうれん草の海苔和え ◆中華風スープ ◆ご飯
   ~  ~

 追記: 木綿(ゆう)- Wikipedia  より
古代、日本に木綿(〔もめん〕:綿花)が伝わらなかった時代には、麻を主としつつも、様々な植物が糸・布の原料として利用された。楮〔こうぞ〕もその一つで木綿(〔「ゆう」(旧仮名遣いで「ゆふ」)〕:綿は糸、繊維の意)とは、楮のことであり、それを原料とした布(栲〔たえ〕⇒白栲⇒白妙)のことである 。


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