夜中に何を思いだしたのかヒグラシが甲高い声で「カナカナカナカナ・・・・」と鳴いた。それも1,2回で終わった。何を伝えたかったのか、分からないが自分の存在を誇示できたことは確かだ。昼間はクマゼミの鳴き声で支配されているから鳴いても無意味だと思ったのかもと聞いた私はいろいろと推測する 。
家人がテニスだのに起きてこないので起こしに行くと昨晩10時頃に床に就いてからほどなく眠り、1時くらいに起きて、5時頃にまた寝たから寝不足だと言いながら起きて準備を始めた。どうも最近は途中で起きているようですし、食事の量も少なくなりました。外の小さな音にも敏感に反応し、それが気になるようで気になると寝れなくなるらしい。それは老人の一般的特徴だから寝れなくなることを気にしてはいない。眠たくなったら、また寝ればよいと思っていると言う。喜寿まではまだこんなことも出来ると思っていたが、今ではもうこんなことも出来ないと思うようになったと家人は感慨深げに言う。テニスのTさんは来年米寿であるが、昔からスポーツで鍛えた人と家人を比較してTさん並に頑張れと言っても詮ないことです。Tさんも昔のTさんではないと家人は言う。私だってやはり、1年、1年出来ることが少なくなってきている。自分の存在をアピールする必要もない。現状を受け入れて生きるしかないようです。
◆豚しゃぶサラダ ◆鯖の竜田揚げ ◆モズクとオクラの二杯酢 ◆冬瓜のすり流し汁 ◆ご飯
~ ~